Users Guide
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CMC と Microsoft Active Directory との併用
Dell™ChassisManagementControllerファームウェアバージョン 2.10 ユーザーガイド
ディレクトリサービスは、ネットワーク上のユーザー、コンピュータ、プリンタなどを制御するのに必要なすべての情報を格納する共通のデータベースを管理しています。貴社が Microsoft®Active
Directory®サービスソフトウェアを使用している場合は、CMC へのアクセスを提供するようにソフトウェアを設定できます。これにより、Active Directory ソフトウェアの既存のユーザーに CMC ユ
ーザー権限を追加して管理できます。
Active Directory スキーマ拡張
Active Directory で CMC へのユーザーアクセスを定義するには、次の 2 つの方法があります。
l デルによって定義された Active Directory オブジェクトを使用する拡張スキーマソリューション。
l Active Directory グループオブジェクトのみを使用する標準スキーマソリューション。
拡張スキーマと標準スキーマの比較
Active Directory を使って CMC へのアクセス権を設定するには、拡張スキーマまたは標準スキーマソリューションのどちらかを選択する必要があります。
拡張スキーマソリューションの場合
l アクセス制御オブジェクトのすべてを Active Directory で管理できます。
l さまざまな CMC で異なる特権レベルのユーザーアクセスを設定できるため、最大の柔軟性を実現します。
標準スキーマソリューションの場合
l 標準スキーマは Active Directory オブジェクトのみを使用するためスキーマ拡張は不要です。
l Active Directory 側での設定が簡単。
拡張スキーマの概要
拡張スキーマ Active Directory を有効にするには、次の 2 つの方法があります。
l CMC ウェブインタフェースを使用する。 手順については、「拡張スキーマ Active Directory とウェブインタフェースを使用した CMC の設定」を参照してください。
l RACADM CLI ツールを使用する。手順については、「拡張スキーマ Active Directory と RACADM を使用した CMC の設定」を参照してください。
Active Directory スキーマ拡張
Active Directory データは、属性とクラスの分散データベースです。Active Directory スキーマには、データベースに追加または挿入するデータタイプを決定する規則があります。
Active Directory スキーマ拡張
拡張スキーマの概要
標準スキーマの Active Directory の概要
よくあるお問い合わせ(FAQ)
シングルサインオンの設定
システム要件
設定の実行
スマートカードによる二要素認証の設定
メモ: Microsoft Windows®2000 および Windows Server®2003 オペレーティングシステムでは Active Directory を使用して CMC のユーザーを認識できます。IPv6 経由の
Active Directory は、Windows 2008 でのみサポートされています。