Users Guide
CMC のトラブルシューティング
CMC ウェブインタフェースは、シャーシの識別、診断、およびトラブルシューティングツールを提供します。トラブルシューティングの詳細については、「トラブルシューティングとリカバリ」を参照して
ください。
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のはなぜですか?
次のような状況で CMC ウェブサーバーはリセットされます。
l CMC ウェブインタフェースを使用してネットワーク設定やネットワークセキュリティのプロパティの変更する場合
l cfgRacTuneHttpsPort プロパティが変更された( config -f <設定ファイル> によって変更された場合を含む)
l racresetcfg が使われた
l CMC がリセットされたとき
l 新しい SSL サーバー証明書がアップロードされた
DNS サーバーで CMC を登録できない理由
は何ですか?
一部の DNS サーバーは 31 文字以内の名前しか登録しません。
CMC ウェブインタフェースにアクセスする場
合に、SSL 証明書が信頼されていない認証
局(CA)によって発行されましたというセキュ
リティ警告が表示されます。
CMC には、ウェブインタフェースのネットワークセキュリティを保護するため、デフォルトの CMC サーバー証明書と、リモート RACADM 機能が
含まれています。この証明書は、信頼される認証局から発行されていません。このセキュリティ問題に対応するには、信頼された認証局によって発
行された CMC サーバー証明書をアップロードします(例:Thawte または Verisign)。証明書の発行の詳細については、「SSL とデジタル証
明書を使用した CMC 通信のセキュリティ確保」を参照してください。
不明な理由で次のメッセージが表示されまし
た。
リモートアクセス:SNMP 認証エラー
原因は何ですか?
検出作業の一部として、IT Assistant はデバイスの get と set コミュニティ名の確認を試みます。IT Assistantには、get community
name = public と set community name = private があります。CMCエージェントのデフォルトコミュニティ名は public です。IT
Assistant が set リクエストを送信すると、CMC エージェントはコミュニティ = publicからのリクエストしか受け入れないため、SNMP 認証エラー
が生成されます。
RACADM を使用して、CMC のコミュニティ名を変更できます。
CMC コミュニティ名を表示するには、次のコマンドを使用します。
racadm getconfig -g cfgOobSnmp
CMC コミュニティ名を設定するには、次のコマンドを使用します。
racadm config -g cfgOobSnmp -o cfgOobSnmpAgentCommunity <コミュニティ名>
SNMP 認証トラップの生成を防ぐには、エージェントが受け入れるコミュニティ名を入力する必要があります。CMC は 1 つのコミュニティ名しか許
可しないので、IT Assistant の検出設定と同じ get および set コミュニティ名を入力する必要があります。