Users Guide
表 5-14 IPv4 設定
表 5-15 IPv6 の設定
オートネゴシエーションがオフの場合は、デュプレックスモードとネットワーク速度を手動で設定する必要があります。
ネットワーク速
度
使用しているネットワーク環境に応じて、ネットワーク速度を 100 Mbps、または 10 Mbps に設定します。
メモ: ネットワークのスループットを効果的にするには、ネットワーク速度 の設定をネットワーク設定に合わせる必要があります。ネットワーク速度 をネットワーク設定の速度よ
り下げると、帯域幅の消費が増えてネットワーク通信が遅くなります。使用しているネットワークがネットワーク速度を超える速度をサポートしているかどうかを判断し、それに従っ
て設定してください。ネットワーク設定がこれらの値のどれにも一致しない場合は、オートネゴシエーション を使用するか、ネットワーク装置のメーカーに問い合わせてください。
メモ: 1000 Mb または 1 Gb の速度にするには、オートネゴシエーションを選択します。
デュプレックス
モード
ネットワーク環境に応じて、デュプレックスモードを全二重または半二重に設定します。
意味: オートネゴシエーション が 1 つのデバイスに対してオンになっているが、他のデバイスではオフであるような場合、オートネゴシエーションを使用しているデバイスは他の
デバイスのネットワーク速度を判定できますが、デュプレックスモードは判定できません この場合、オートネゴシエーション時に、デュプレックスモードはデフォルトで半二重にな
ります。このような二重モードの不一致によって、ネットワーク接続が低速になります。
メモ: ネットワーク速度とデュプレックスモードの設定は、オートネゴシエーション が オン に設定されている場合は使用できません。
MTU
最大伝送単位(MTU)のサイズまたはインタフェースを通して渡すことのできる最大のパケットサイズを設定します。
設定範囲:576~1500
デフォルト:1500
メモ: IPv6 では最低 1280 の MTU が必要です。IPv6 が有効であり、cfgNetTuningMtu が低い値に設定されている場合は、1280 の MTU を使用します。
設定
説明
IPv4 の有効化
CMC が IPv4 プロトコルを使ってネットワーク上で通信できるようにします。このボックスをクリアしても、IPv6 ネットワークの導入が阻止されることはありません。
デフォルト:チェック済み(有効)
DHCP 有効
CMC が IPv4 動的ホスト構成プロトコル(DHCP)サーバーから自動的に IP アドレスを要求して取得できるようになります。デフォルト:オン(有効)
このオプションがオンの場合、CMC は IPv4 設定(IP アドレス、サブネットマスク、ゲートウェイ)をネットワーク上の DHCP サーバーから自動的に取得しま
す。CMC には常に、ネットワーク上で割り当てられた一意の IP アドレスがあります。
メモ: この機能を有効にすると、静的 IP アドレス、 静 的サーブネットマスク、静的 ゲートウェイ の各プロパティフィールド(ネットワーク設定 ページ上の
このオプションに隣接)は無効になり、これらのプロパティに前回入力した値は無視されます。
このオプションがオンでない場合は、ネットワーク設定 ページ上の このオプションのすぐとなりにあるテキストフィールドに 静的 IP アドレス、静的 サーブネット
マスク、静的ゲートウェイ を手動で入力する必要があります。
静的 IP アドレス
CMC NIC の IPv4 アドレスを指定します。
静的サブネットマスク
CMC NIC の静的 IPv4 サブネットマスクを指定します。
静的ゲートウェイ
CMC NIC の IPv4 ゲートウェイを指定します。
メモ: 静的 IP アドレス、静 的サーブネットマスク、 静的 ゲートウェイの各フィールドは、DHCP 有効 (これらのフィールドの前にあるプロパティフィール
ド)が無効(オフ)である場合にのみアクティブです。この場合、ネットワーク上で使用するには CMC の静的 IP アドレス、静的 サーブネットマスク、静的 ゲ
ートウェイを手動で入力する必要があります。
メモ: 静的 IP アドレス、静 的サーブネットマスク、 静的 ゲートウェイの各フィールドは、シャーシデバイスのみに適用されます。これらのフィールドは、サ
ーバーネットワーク、ローカルアクセス、I/O モジュール、iKVM など、シャーシソリューション内の他のネットワークアクセス可能なコンポーネントには影響しませ
ん。
DHCP を使用して DNS
サーバーアドレスを取得す
る
静的設定ではなく、DHCP サーバーから一次と二次の INS サーバーアドレスを取得します。
デフォルト: デフォルトでオン (有効)
メモ: DHCP を使用(NIC IP アドレス用) が有効になっている場合は、DHCP を使用して DNS サーバーアドレスを取得する プロパティを有効にします。
このオプションがオンの場合、CMC はネットワーク上の DHCP サーバーから自動的にその DNS IP アドレスを取得します。
メモ: このプロパティを有効にすると、静的優先 DNS サーバーと 静的代替 DNS サーバーのプロパティフィールド(ネットワーク設定 ページ上のこのオプショ
ンの直後にある)は非アクティブになり、これらのプロパティに対してそれまでに入力された値はすべて無視されます。
このオプションが選択されていない場合、CMC は静的優先 DNS サーバーと静的代替 DNS サーバーから DNS IP アドレスを取得します。これらのサーバーの
アドレスは、ネットワーク設定 ページ上のこのオプションの直後にあるテキストフィールドで指定します。
静的優先 DNS サーバー
優先 DNS サーバーの静的 IP アドレスを指定します。静的優先 DNS サーバーは、DHCP を使用して DNS サーバーアドレスを取得する が無効になっていると
きにのみ組み込まれます。.
静的代替 DNS サーバー
代替 DNS サーバーの静的 IP アドレスを指定します。静的代替 DNS サーバーは、DHCP を使用して DNS サーバーアドレスを取得する が無効になっていると
きにのみ組み込まれます。.代替 DNSサーバーがない場合は、0.0.0.0 の IP アドレスを入力してください。