Users Guide
ウェブインタフェースまたは RACADM を使って SNMP 警告を追加、設定できます。
ウェブインタフェースの使用
1. CMC ウェブインタフェースにログインします。
2. システムツリーで シャーシ を選択します。
3. 警告管理 タブをクリックします。シャーシイベント ページが表示されます。
4. 警告の有効化:
a. 警告を有効にするイベントのチェックボックスを選択します。すべてのイベントの警告を有効にするには、すべて選択 チェックボックスを選択します。
b. 適用 をクリックして設定を保存します。
5. トラップ設定 サブタブをクリックします。シャーシイベント警告送信先 ページが表示されます。
6. 空の 送信先 フィールドに有効なアドレスを入力します。
7. 送信先管理ステーションが属する SNMP コミュニティ文字列 を入力します。
8. 適用 をクリックして変更を保存します。
警告送信先へのイベントトラップをテストするには:
1. CMC ウェブインタフェースにログインします。
2. システムツリーで シャーシ を選択します。
3. 警告管理 タブをクリックします。シャーシイベント ページが表示されます。
4. トラップ設定 タブをクリックします。シャーシイベント警告送信先 ページが表示されます。
5. 送信先の隣にある テストトラップ 行の 送信 をクリックします。
RACADM の使用
1. CMC に対応するシリアル/Telnet/SSH テキスト コンソールを開いて、ログインします。
2. 警告を有効にするには、次を入力します。
racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingEnable 1
3. CMC に生成させたいイベントを指定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingFilterMask <マスク値>
ここで、<マスク値> は 0x0 ~ 0x017fffdf の 16 進値です。
メモ: SNMP 警告を追加または設定するには、シャーシ設定システム管理者 の権限が必要となります。
メモ: セキュリティを強化するために、root(ユーザー 1)アカウントのデフォルトパスワードを変更することを強くお勧めします。root アカウントは、CMC に付属のデフォルト管理者アカウント
です。ルートアカウントのデフォルトパスワードを変更するには、ユーザー ID 1 をクリックして ユーザー設定 ページを開きます。そのページのヘルプには、ページの右上にある ヘルプ リンク
からアクセスできます。
メモ: 有効なアドレスとは、トラップ警告を受信するアドレスを指します。「ドットで 4 つに区切られた」 IPv4 フォーマット、標準 IPv6 アドレス表記、または FQDN を使用します。例:
123.123.123.123、 2001:db8:85a3::8a2e:370:7334、dell.com
メモ: シャーシイベント警告送信先 ページのコミュニティ文字列は、シャーシ→ ネットワーク / セキュリティ® サービス ページのコミュニティ文字列とは異なります。SNMP トラ
ップのコミュニティ文字列は、CMC が管理ステーション宛の送信トラップに使用します。 シャーシ→ ネットワーク / セキュリティ→ サービス ページのコミュニティ文字列は、管理ス
テーションが CMC の SNMP デーモンにクエリする際に使用されます。
メモ: トラップ送信先は適切にフォーマットされた数値アドレス(IPv6 または IPv4)、または完全修飾されたドメイン名(FQDN)で指定できます。お使いのネットワーキング技術 / インフラストラ
クチャと一貫性のあるフォーマットを選択します。テストトラップ 機能では、現在のネットワーク設定に不適切な選択項目は検出されません(IPv4 専用の環境で IPv6 送信先を使用する場合
など)。
メモ: SNMP と電子メール警告の両方に設定できるフィルタマスクは 1 つだけです。既にフィルタマスクを選択している場合は、手順 2 をスキップできます。