Users Guide
RACADM の使用
CMC に対応するシリアル/Telnet/SSH テキスト コンソールを開いて、ログイン後、以下を入力します。
racadm setled -m <モジュール> [-l <ledState>]
ここで、<モジュール> はLED の設定を行うモジュールを指定します。設定オプション:
l server-n(n=1~16)
l switch-n(n=1~6)
l cmc-active
および <ledState> は LED を点滅させるかどうかを指定します。設定オプション:
l 0 — 点滅なし(デフォルト)
l 1 — 点滅
SNMP アラートの設定
シンプル ネットワーク 管理プロトコル(SNMP)トラップまたは イベント トラップ は、電子メール イベント警告と似ています。CMC から一方的に送信されるデータを管理ステーションが受信するために使
用します。
CMC でイベントトラップを生成するように設定できます。 表11-1は、SNMP および電子メール警告をトリガーするイベントの概要を提供します。電子メール警告の詳細については、「電子メール警告の
設定」を参照してください。
メモ: CMC バージョン 2.10 以降、SNMP では IPv6 を使用できるようになりました。イベント警告の宛先として IPv6 アドレスまたは完全修飾されたドメイン名(FQDN)を入力できます。
イベント
説明
ファンプローブエラー
ファンの稼動速度が遅すぎるか、稼動していません。
バッテリプローブ警告
バッテリが機能停止しました。
温度プローブ警告
温度が高温、低温の限界に近づいています。
温度プローブエラー
温度が高すぎるか低すぎて適切な操作が行えません。
冗長性低下
ファンおよび / または電源装置の冗長性が少なくなりました。
冗長性喪失
ファンまたは電源装置に冗長性がありません。
電源装置警告
電源装置がエラー状態に近づいています。
電源装置エラー
電源装置が故障しました。
電源装置がありません
あるはずの電源装置がありません。
ハードウェアログエラー
ハードウェアのログが機能していません。
ハードウェアログ警告
ハードウェアログがほとんどいっぱいです。
サーバーの不在
存在するはずのサーバーがありません。
サーバーエラー
サーバーが機能していません。
KVM の不在
存在するはずの KVM がありません。
KVM エラー
KVM が機能していません。
IOM の不在
存在するはずの IOM がありません。
IOM エラー
IOM が機能していません。
ファームウェア バージョンの不一致
シャーシまたはサーバーのファームウェアが一致していません。
シャーシ電力しきい値エラー
シャーシ内の電力消費量がシステム入力電力上限を超えました。