Users Guide
CMC ユーザーの無効化
RACADM を使って、CMC ユーザーだけを個別に手動で無効にすることができます。設定ファイルを使ってユーザーを無効にすることはできません。
次の例は、CMC ユーザーを削除するときに使用できるコマンド構文です。
racadm config -g cfgUserAdmin -i 2 cfgUserAdminPrivilege 0x0
SNMP と電子メール警告の設定
シャーシ上で特定のイベントが発生した際に、SNMP イベント トラップ や電子メール警告を送信するように CMC を設定できます。詳細および手順については、「SNMP アラートの設定」および「電子メ
ール警告の設定」を参照してください。
トラップ送信先は適切にフォーマットされた数値アドレス(IPv6 または IPv4)、または完全修飾されたドメイン名(FQDN)で指定できます。お使いのネットワーキング技術 / インフラストラクチャと一貫性
のあるフォーマットを選択します。
複数シャーシ内の複数 CMC の設定
RACADM を使用すると、同じプロパティで 1 つまたは複数の CMC を設定できます。
グループ ID と オブジェクト ID を使って特定の CMC をクエリすると、RACADM は取得した情報から racadm.cfg 設定ファイルを作成します。ファイルを 1 つまたは複数の CMC にエクスポートし
て、同じプロパティのコントローラを最短の時間で設定できます。
1. 適切な設定を含むターゲット CMC に RACADM を使ってクエリします。
CMC への Telnet/SSH テキストコンソールを開いて、ログイン後、以下を入力します。
racadm getconfig -f myfile.cfg
2. テキストのみのエディタ(オプション)を使用して設定ファイルを変更します。設定ファイルに特殊なフォーマット文字を使用すると、 RACADM データベースが破損する可能性があります。
3. 新しく作成した設定ファイルを使ってターゲット CMC を変更します。
コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。
racadm getconfig -f myfile.cfg
メモ: テストトラップ 機能では、現在のネットワーク設定に不適切な選択項目は検出されません (IPv4 専用の環境で IPv6 送信先を使用する場合など)。
メモ: 一部の設定ファイルには、他の CMC にファイルをエクスポートする前に変更しなければならない固有の CMC 情報(静的 IP アドレスなど)が含まれています。
メモ: 生成される設定ファイルは myfile.cfg です。このファイル名は変更できます。
メモ: .cfg ファイルにはユーザー パスワードは含まれません。新しい CMC に .cfg ファイルをにアップロードしたら、必ずすべてのパスワードを再度追加してください。
メモ: getconfig -f を使用して CMC の設定をファイルにリダイレクトする機能は、リモート RACADM インタフェースでのみサポートされています。