Users Guide
公開キーの削除
公開キータイプを削除するには、次を入力します。
racadm sshpkauth –I svcacct –k 1 –d
公開キータイプをすべて削除するには、次を入力します。
racadm sshpkauth –I svcacct –k all –d
公開キー認証を使用したログイン
公開キーをアップロードすると、パスワードを入力せずに、SSH 経由で CMC にログインできるようになります。また、1 つの RACADM コマンドをコマンドライン引数として SSH アプリケーションに送信
することも可能です。コマンドラインオプションは、セッションがコマンドの完了時に終了するという点で、リモート RACADM と同じように動作します。例:
ログイン
ssh service@<ドメイン>
または
ssh service@<IP アドレス>
ここで、IP アドレスには CMC の IP アドレスを指定します。
racadm コマンドの送信
ssh service@<ドメイン> racadm getversion
ssh service@<ドメイン> racadm getsel
サービスアカウントへのログイン時に、パスフレーズが公開 / 秘密キーペアを作成するときに設定された場合は、そのパスフレーズの再入力を求めるメッセージが表示される場合があります。パスフレ
ーズをキーと一緒に使用している場合は、Windows および Linux の両方のクライアントには、その操作を自動化する方法が用意されています。Windows クライアントでは、Pageant アプリケー
ションを使用できます。このアプリケーションはバックグラウンドで実行され、パスフレーズの入力操作は透過的に行われます。Linux クライアントでは、ssh-agent を使用できます。これらのいずれか
のアプリケーションを設定および使用するには、そのアプリケーションに付属のマニュアルを参照してください。
CMC ユーザーの権限を有効にする方法
ユーザーに特定の管理権限(ロールベースの権限)を与えるには、まず「作業を開始する前に」で説明する手順に従って、使用可能なユーザー索引を探します。その後、新しいユーザー名とパスワード
を使用して次のコマンドラインを入力します。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminPrivilege -i <インデックス> <ユーザー権限ビットマスク値>
メモ: 特定のユーザー権限に対する有効なビットマスク値の一覧については、『Dell Chassis Management Controller 管理者リファレンス ガイド』のデータベースプロパティの章の表 3-
1 を参照してください。デフォルトの権限値は 0 で、これはユーザーの権限が有効になっていないことを示します。