Users Guide
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RACADM コマンドラインインタフェースの使用
Dell™ChassisManagementControllerファームウェアバージョン 2.0 ユーザーズガイド
シリアル、Telnet、SSH コンソールの使用
RACADM の使用
RACADM を使用した CMC の設定
CMC ネットワークプロパティの設定
RACADM を使用したユーザーの設定
SNMP と電子メール警告の設定
複数シャーシ内の複数 CMC の設定
トラブルシューティング
CMC 2.00 のコマンド更新
RACADM は、テキストベースのインタフェースを通して CMC の設定と管理を行えるコマンド群を提供します。RACADM には、Telnet/SSH またはシリアル接続の使用、iKVM 上で Dell CMC コンソ
ールの使用、あるいは管理ステーションにインストールされた RACADM コマンドラインインタフェースのリモート使用によってアクセスできます。
RACADM インタフェースは、使用する racadm 実行プログラムの保存場所によって「ローカル」と「リモート」に分類されます。
l リモート RACADM - -r オプションと CMC の DNS 名または IP アドレスを使って、管理ステーション上で RACADM コマンドを実行します。
l ローカル RACADM - Telnet、SSH、シリアル接続、または iKVM を使ってCMC にログインします。ローカル RACADM では、CMC ファームウェアの一部である RACADM を実行すること
になります。
リモート RACADM コマンドをスクリプトで使用して、複数 CMC を設定することができます。CMC はスクリプトに対応していないため、スクリプトを直接 CMC で実行することはできません。複数の
CMC を設定する方法については、「複数シャーシ内の複数 CMC の設定 を参照してください。
本項では、以下について説明します。
l シリアルおよび racadm コマンドの使用。「シリアル、Telnet、SSH コンソールの使用 または「 RACADM の使用 を参照してください。
l RACADM を使用した CMC の設定。「RACADM を使用した CMC の設定 を参照してください。
l RACADM 設定ファイルを使用した複数の CMC の設定。「複数シャーシ内の複数 CMC の設定 を参照してください。
シリアル、Telnet、SSH コンソールの使用
シリアルまたは Telnet/SSH 接続、あるいは iKVM 上の Dell CMC コンソールを使って CMC にログインできます。CMC のシリアルまたはリモートアクセスを設定するには、「CMC にコマンドライン
コンソールの使用を設定する方法」 を参照してください。一般的に使用されるサブコマンドのオプションは、「表4-2」に記載されています。RACADM サブコマンドの完全一覧表は、「Dell Chassis
Management Controller ファームウェア バージョン 2.0 管理者リファレンス ガイド」の RACADM サブコマンドの章を参照してください。
CMC へのログイン
管理ステーションのターミナルエミュレータソフトウェアおよび管理下ノード BIOS を設定したら、次の手順に従って CMC にログインします。
1. 管理ステーションのターミナルエミュレーションソフトウェアを使って、CMC に接続します。
2. CMC ユーザー名とパスワードを入力して、<Enter> を押します。
これで、CMC にログインできます。
テキストコンソールの起動
ネットワーク、シリアルポート、または iKVM を介した Dell CMC コンソールから Telnet または SSH で CMC にログインできます。Telnet または SSH セッションを開いて、CMC に接続し、ログイン
します。
iKVM を介した CMC への接続方法については、「iKVM モジュールの使用」 を参照してください。
RACADM の使用
RACADM サブコマンドは、シリアル、Telnet、SSH コンソールのコマンド プロンプト、または通常のコマンド プロンプトから、リモート実行できます。
RACADM サブコマンドを使って、CMC プロパティを設定し、リモート管理タスクを実行します。RACADM サブコマンドのリストを表示するには、次のように入力します。
メモ: リモート RACADM は、『Dell Systems Management Tools and Documentation DVD』に含まれており、管理ステーションにインストールされます。