Users Guide
ウェブインタフェース の使い方の詳細については、「CMC ウェブインタフェースへのアクセス」を参照してください。RACADM の使い方の詳細については、「RACADM コマンドラインインタフェースの使
用を参照してください。
電力バジェットの設定
CMC には、シャーシに電力バジェット、冗長、動的電源機能を提供する電力バジェットサービスがあります。
シャーシには工場出荷時 3 台または 6 台の電源装置ユニット(PSU)が装備されています。3 台しか装備されていない場合は、さらに 3 台まで追加できます。電源管理サービスは、電力消費量の最
適化、および必要に応じて異なるモジュールに電力を再割り当てする機能を持ちます。
CMC 電力管理の詳細については、「Power Managementを参照してください。
ウェブインタフェースを使って電力バジェットおよびその他の電源設定を行う手順は、「電力バジェットの設定 を参照してください。
CMC ネットワークの設定
以下のいずれかのツールを使って、CMC ネットワーク設定行うことができます。
l RACADM - 「複数シャーシ内の複数 CMC の設定を参照してください。
l ウェブ ウェブインタフェース - 「CMC ネットワークプロパティの設定を参照してください。
ユーザーの追加と設定
RACADM または CMC ウェブインタフェースを使って CMC の追加、設定を行うことができます。また、Microsoft®Active Directory®を使ってユーザーの管理を行うこともできます。
RACADM を使用してユーザーを追加および設定する手順については、「CMC ユーザーの追加」を参照してください。ウェブインタフェースを使用してユーザーを追加および設定する手順については、
「CMC ユーザーの追加と設定」を参照してください。
CMC で Active Directory を使用する手順については、「CMC と Microsoft Active Directory との併用を参照してください。
SNMP と電子メール警告の追加
特定のシャーシ イベントが発生したときに、SNMP や電子メール警告を生成するように CMC を設定できます。詳細については、「SNMP アラートの設定および「電子メールアラートの設定を参照してく
ださい。
冗長 CMC 環境について
プライマリ CMC が故障した場合にフェールオーバーするためのスタンバイ CMC を設置できます。
フェールオーバーは以下のような場合に行われます。
l RACADM cmcchangeover コマンドを実行した場合。(「Dell Chassis Management Controller ファームウェア バージョン 2.0 管理者リファレンスガイド」の cmcchangeover コ
マンドの章を参照してください。)
l アクティブ CMC で RACADM racreset コマンドを実行した場合。(「Dell Chassis Management Controller ファームウェア バージョン 2.0 管理者リファレンスガイド」の racreset コ
マンドの章を参照)
l ウェブインタフェースでアクティブ CMC をリセットします。(シャーシに対する電力制御操作の実行に説明される 電力制御操作用の CMC のリセット オプションを参照)
l アクティブ CMC からネットワークケーブルを外した場合。
l シャーシからアクティブ CMC を外した場合。
l アクティブ CMC で CMC ファームウェアフラッシュアップデートを行った場合 。
l プライマリ CMC が作動しなくなった場合。
スタンバイ CMC について
注意: 複数の CMC 設定ツールを同時に使用すると、不測の結果が生じることがあります。
メモ: CMC のネットワーク設定を変更すると、現在のネットワーク接続が切断される可能性があります。
メモ: Linux 環境で CMC を展開する場合は、「RACADM の Linux 管理ステーションへのインストールを参照してください。
メモ: CMC フェールオーバーのイベントが起きると、iDRAC 接続とアクティブ CMC セッションはすべて失われます。セッションを失ったユーザーは、新しいプライマリ CMC に再接続する必要
があります。