Users Guide
SSH は 1 度に 4 セッションがサポートされています。セッションのタイムアウトはcfgSsnMgtSshIdleTimeout プロパティ(『Dell Chassis Management Controller ファームウェア バージョン
2.0 管理者リファレンス ガイド』のデータベース プロパティの章参照)またはウェブ インタフェースのサービス管理ページ(サービスの設定参照)で制御されています。
CMC で SSH を有効にする方法
SSH はデフォルトで有効になっています。SSH が無効になっている場合は、サポートされている他のインタフェースを使用して有効にできます。
RACADM を使って CMC の SSH 接続を有効にする手順については、「Dell Chassis Management Controller ファームウェア バージョン 2.0 管理者リファレンス ガイド」の config コマンドの
章および cfgSerial データベース プロパティの章を参照してください。ウェブインタフェースを使用して CMC で SSH 接続を有効にする手順については、「サービスの設定 を参照してください。
SSH ポートの変更
SSH ポートを変更するには、次のコマンドを使用します。
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneSshPort <ポート番号>
cfgSerialSshEnable および cfgRacTuneSshPort プロパティに関する詳細は、「Dell Chassis Management Controller ファームウェア バージョン 2.0 管理者リファレンス ガイド」のデー
タベース プロパティの章を参照してください。
CCH SSH の実装では、「表3-2」に示すように複数の暗号化スキームがサポートされています。
表 3-2暗号化スキーム
iKVM 接続のフロントパネルを有効にする方法
iKVM 前面パネルポートの詳細および使用手順については、「フロントパネルの有効または無効を参照してください。
端末エミュレーションソフトウェアの設定
CMC は、以下の種類の端末エミュレーション ソフトウェアを実行している管理ステーションからシリアル、Telnet、SSH テキスト コンソールをサポートしています。
l Xterm の Linux Minicom
l Hilgraeve の HyperTerminal Private Edition(バージョン 6.3)
l Xterm の Linux Telnet または SSH
l Microsoft®Telnet
使用するターミナルソフトウェアを設定するには、以下の項の手順に従ってください。Microsoft Telnet を使う場合は、設定は必要ありません。
シリアルコンソール用の Linux Minicomの設定
Minicom は Linux 用のシリアルポートアクセスユーティリティです。次の手順は、Minicom のバージョン 2.0 に対して有効です。他のバージョンでは若干異なる場合がありますが、必要な基本設定
メモ: OpenSSH は Windows の VT100 または ANSI 端末エミュレータから実行してください。Windows のコマンドプロンプトで OpenSSH を実行すると、完全には機能しません(一部のキ
ーが応答せず、グラフィックが表示されません)。Linux の場合は、SSH クライアントサービスを実行して、いずれかのシェルで CMC に接続します。
スキーマの
種類
スキーム
非対称暗号
Diffie-Hellman DSA/DSS 512-1024(ランダム)ビット(NIST 仕様当たり)
対称暗号
l AES256-CBC
l RIJNDAEL256-CBC
l AES192-CBC
l RIJNDAEL192-CBC
l AES128-CBC
l RIJNDAEL128-CBC
l BLOWFISH-128-CBC
l 3DES-192-CBC
l ARCFOUR-128
メッセージの整合性
l HMAC-SHA1-160
l HMAC-SHA1-96
l HMAC-MD5-128
l HMAC-MD5-96
認証
パスワード