Users Guide
• DNS ドメイン名 - デフォルトの DNS ドメイン名は空白文字 1 文字です。DNS ドメイン名を設定するには、次のように入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o
cfgDNSDomainName <name>
ここで、< name > は 254 文字以内の英数字とハイフンによる文字列です。たとえば、p45、a-tz-1、r-id-001 のように指定します。
オートネゴシエーション、二重モード、ネットワーク速度の設定(IPv4 と IPv6)
オートネゴシエーション機能は、有効にした場合、最も近いルーターまたはスイッチと通信することで CMC が自動的に二重モードとネットワーク速
度を設定するかどうかを判定します。オートネゴシエーションはデフォルトで有効になっています。
オートネゴシエーションを無効にして、二重モードとネットワーク速度を指定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningNicAutoneg 0
racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningNicFullDuplex <duplex mode>
ここで、
< duplex mode > は 0(半二重)または 1(全二重、デフォルト)です。
racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningNicSpeed <speed>
ここで、
< speed > は 10 または 100(デフォルト)です。
管理ポート 2 の設定
CMC の 2 個目のネットワークポートは、ケーブル本数削減のための CMC のデイジーチェーン接続用に使用、またはネットワークのフェイルオーバ
ー操作用に冗長ポートとして使用することができます。管理ポート 2 は、トップオブラック(TOR)スイッチまたは別のスイッチに接続することも可能
です。2 つの CMC NIC ポートを同じサブネットに接続するという必須条件はありません。
管理ネットワークポート冗長用に CMC を実際に事前設定しておかなければ、CMC をその用途のためにケーブル接続することはできません。
CMC は、展開のために標準のシングルネットワーク接続を使用する必要があり、その後で 2 つめの冗長接続が可能となります。
メモ: 管理ポート 2 が冗長向けに設定されいるが、スタッキング向けにケーブル配線されているというときは、ダウンストリーム CMC
(TOR スイッチから離れているもの)のネットワークリンクがなくなります。
メモ: 管理ポート 2 がスタッキング向けに設定されているが、冗長向けにケーブル配線されている(TOR スイッチへの 2 つの接続)と
いうときは、ルーティングループによってネットワークストームが発生する可能性があります。
冗長操作を指定するには、racadm config –g cfgNetTuning –o cfgNetTuningNicRedundant 1 コマンドを使用します。
スタッキング操作を指定するには、racadm config –g cfgNetTuning –o cfgNetTuningNicRedundant 0 コマンドを使用し
ます。
管理ポート 2 はデフォルトでスタッキング用に設定されています。
CMC ウェブインタフェースを使用した管理ポート 2 の設定
CMC ウェブインタフェースを使用して管理ポートを設定するには、次の手順を実行します。
1. 左ペインで シャーシ概要 → ネットワーク とクリックし、ネットワーク タブをクリックします。
2. ネットワーク設定 ページにある 一般設定 セクションの 管理ポート 2 の横で、冗長 または スタッキング のいずれかを選択します。
3. 変更の適用 をクリックします。
• 管理ポート 2 が冗長向けに設定されいるが、スタッキング向けにケーブル配線されているというときは、ダウンストリーム CMC(トップオブ
ラックスイッチから離れているもの)のネットワークリンクがなくなります。
• 管理ポート 2 がスタッキング向けに設定されているが、冗長向けにケーブル配線されている(TOR スイッチへの 2 つの接続)というとき
は、ルーティングループによってネットワークストームが発生する可能性があります。
RACADM を使用した管理ポート 2 の設定
冗長操作を指定するには、racadm config –g cfgNetTuning –o cfgNetTuningNicRedundant 1 コマンドを使用します。
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