Users Guide
トスレッドのすべての電源を切ります。再割り当てが変更された後に、コンピュートスレッドの電源がオンになると、下段のベイのコンピュートスレッド
に以前に割り当てられていたスロットが、上段のベイのコンピュートスレッドに対応してマップされます。以下に PCIe の再割り当ての例を示します。
• フル幅(FW)FC830 での PCIe 再割り当て。
– FW スレッド -3(PCIe スロット 1~4)にマップされた PCIe スロットが、スレッド –1 に再割り当てられました。スレッド –1 は PCIe スロット 1
~8 にマップされるようになりました。
• ハーフ幅(HW)FC630 での PCIe 再割り当て。
– HW スレッド -3(PCIe スロット 5~6)にマップされた PCIe スロットが、スレッド –1 に再割り当てされました。スレッド -1 は PCIe スロット 5
~8 にマップされるようになりました。
– HW スレッド -4(PCIe スロット 1~2)にマップされた PCIe スロットが、スレッド -2 に再割り当てされました。スレッド -2 は PCIe スロット 1
~4 にマップされるようになりました。
• クオーター幅(QW)FC430 での PCIe 再割り当て。
– QW スレッド -3a(PCIe スロット 6)にマップされた PCIe スロットが、スレッド -1 に再割り当てされました。スレッド -1a は PCIe スロット 6~
8 にマップされるようになりました。
– QW スレッド -3b(PCIe スロット 5)にマップされた PCIe スロットが、スレッド -1b に再割り当てされました。スレッド -1b は PCIe スロット 5
と 7 にマップされるようになりました。
– QW スレッド -3c(PCIe スロット 2)にマップされた PCIe スロットが、スレッド -1c に再割り当てされました。スレッド -1c は PCIe スロット 2
と 4 にマップされるようになりました。
– QW スレッド -3d(PCIe スロット 1)にマップされた PCIe スロットが、スレッド -1d に再割り当てされました。スレッド -1d は PCIe スロット 1 と
3 にマップされるようになりました。
詳細については、『 Dell PowerEdge FX2 and FX2s Enclosure Owner's Manual』(Dell PowerEdge FX2 および FX2s エンクロージャオーナー
ズマニュアル)を参照してください。
CMC ウェブインタフェースを使用した PCIe 再割り当ての有効化または無効化
1. 左ペインで サーバー概要 をクリックします。
PCIe ステータス ページが表示されます。
2. セットアップ をクリックします。
マッピング:PCIe スロットの再割り当て ページが表示されます。
3. PCIe スロットの再割り当ての有効化 チェックボックスを選択またはクリアしてから、 適用 をクリックします。
RACADM を使用した PCIe 再割り当ての有効化または無効化
PCIe のスロットへの再割り当てを有効化または無効化するための入力値は、以下のとおりです。
• 1 - 有効
• 0 - 無効
PCIe の再割り当てを有効化するには、次のコマンドを実行します。
racadm config –g cfgPCIe –o cfgPCIeReassignmentEnable 1
PCIe の再割り当てを無効化するには、次のコマンドを実行します。
racadm config –g cfgPCIe –o cfgPCIeReassignmentEnable 0
詳細については、dell.com/support/manuals にある『Dell Chassis Management Controller for PowerEdge FX2/FX2s RACADM
Command Line Reference Guide』(Dell Chassis Management Controller for PowerEdge FX2/FX2s RACADM コマンドラインリファレンスガ
イド)を参照してください。
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