Users Guide
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VLAN Manager の使用
VLAN Manager オプションを使用して、IOM での VLAN 設定の割り当てまたは表示を行うことができます。
メモ: この機能がサポートされるのは Dell PowerEdge I/O アグリゲータ のみです。
I/O Aggregator のモードをスタッキングからスタンドアロンに変更した後に、スタートアップ構成を削除し、I/O Aggregator をリロードします。I/O
Aggregator をリロードしている間、システム設定を保存する必要はありません。
IOM への VLAN の割り当て
IOM 用仮想 LAN(VLAN)は、セキュリティおよびその他の理由のために、ユーザーを個々のネットワークセグメントに分けることを可能にします。
VLAN を使用することにより、32 個のポートスイッチで、個々のユーザーのためのネットワークを隔離することができます。スイッチ上の選択されたポ
ートを選択した VLAN と関連付け、これらのポートを別個のスイッチとして扱うこともできます。
CMC ウェブインタフェースでは、IOM に帯域内管理ポート(VLAN)を設定することが可能になります。
IOM に VLAN を割り当てるには、シャーシ概要 → I/O モジュール概要 → セットアップ → VLAN Manager の順に移動します。
VLAN の割り当て セクションで、I/O モジュールを選択してから設定タイプを選びます。またポートの範囲とスロットの指定も行います。
ドロップダウンメニューのリストから VLAN を選択して、VLAN を変更または編集します。
CMC ウェブインタフェースを使用した VLAN の設定
CMC ウェブインタフェースを使用して VLAN 設定を行うには、次の手順を実行します。
1. I/O モジュール概要 に移動し、セットアップ、VLAN Manager をクリックします。
VLAN Manager ページに、電源投入された IOM と利用可能なポートが表示されます。
2. I/O モジュールの選択 セクションで、ドロップダウンリストから設定タイプを選択し、次に必要な IOM を選択します。
3. ポート範囲の指定 セクションで、選択した IOM に割り当てられるファブリックポートの範囲を選択します。
4. 選択またはすべて選択解除 オプションを選択して、すべての IOM に変更を適用、またはどの IOM にも変更を適用しません。
または
特定のスロットに対するチェックボックスを選択し、必要な IOM を選択します。
5. VLAN の編集 セクションで、IOM の VLAN ID を入力します。VLAN ID は 1~4094 の範囲内で入力します。VLAN ID は範囲として、また
はカンマで区切って入力することもできます。
6. ドロップダウンメニューから、必要に応じて次のオプションのいずれかを選択します。
• タグ付き VLAN の追加
• VLAN の削除
• タグ無し VLAN のアップデート
• 全 VLAN のリセット
• VLAN の表示
7. 保存 をクリックして VLAN Manager ページで行った新規設定を保存します。
メモ: 全ポートの VLAN の概要セクションには、シャーシに存在する IOM と割り当て済み VLAN についての情報が表示されま
す。現在の
VLAN 設定サマリの csv ファイルを保存するには、保存 をクリックします。
メモ: CMC 管理下 VLAN セクションに、IOM に割り当てられた全 VLAN のサマリが表示されます。
8. 適用 をクリックします。
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