Users Guide

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ファブリックの管理
シャーシは、ファブリック A1 とファブリック A2 2 つのファブリックタイプをサポートしています。これらのファブリックは 2 台の I/O モジュールによって使
用され、サーバーのオンボードイーサネットアダプタに常に接続されています。
メモ: PowerEdge FX2s シャーシでは、ファブリック B および C PCIe 拡張カードへの PCIe 接続です。
次の I/O モジュールがサポートされています。
1GbE パススルー
10GbE パススルー
I/O アグリゲータ
どちらのファブリックもイーサネットのみをサポートしています。サーバー I/O アダプタ(LOM)には、それぞれ機能に応じて 2 個または 4 個のポート
があります。メザニンカードスロットには、PCIe カード(I/O モジュールではなく)に接続された PCIe 拡張カードが装着されます。
メモ: CMC CLI では、IOM は規則に従って「switch」とされます。
IOM 正常性の監視
IOM 正常性の監視については、「IOM の情報および正常性状態の表示」を参照してください。
IOM 用ネットワークの設定
IOM を管理するために使用されるインタフェースのネットワーク設定を指定することができます。イーサネットスイッチには帯域外管理ポートIP アド
レス)が設定されます。帯域内管理ポート(つまり VLAN1)の設定にはこのインタフェースは使用されません。
IOM のネットワーク設定を行う前に、IOM の電源がオンになっている事を確認してください。
グループ A 内の IOM のネットワーク設定を設定するには、ファブリック A システム管理者の権限が必要です。
メモ: イーサネットスイッチの場合、帯域内VLAN1と帯域外の管理 IP アドレスは同じにすることも、同じネットワーク上にすることも
できません。同じにすると、帯域外 IP アドレスが設定されなくなります。デフォルトの帯域内管理 IP アドレスについては、IOM のマニュ
アルを参照してください。
メモ: イーサネットパススルースイッチまたは Inniband スイッチ用に I/O モジュールのネットワーク設定を行わないでください。
CMC ウェブインタフェースを使用した IOM 用ネットワークの設定
I/O モジュールのネットワーク設定を行うには、次の手順を実行します。
1. 左ペインで、シャーシ概要I/O モジュール概要セットアップ の順にクリックします。または、A1 および A2 である使用可能 I/O モジュール
のネットワークを設定するには、A1 ギガビットイーサネット または A2 ギガビットイーサネット をクリックしてから セットアップ をクリックします。
I/O モジュールネットワーク設定の実行 ページで、適切なデータを入力し、適用 をクリックします。
2. 許可されている場合は、IOM のルートパスワード、SNMP RO コミュニティ文字列、および Syslog サーバー IP アドレスを入力します。各フィ
ールドの詳細情報については、『オンラインヘルプ』を参照してください。
メモ: CMC から IOM に設定された IP アドレスは、スイッチの恒久的な起動設定には保存されません。IP アドレスを恒久的に保
存するには、connect switch コマンドまたは racadm connect switch RACADM コマンドを入力するか、IOM GUI
へのダイレクトインタフェースを使用して、起動設定ファイルにこのアドレスを保存する必要があります。
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