Users Guide
メモ: この機能を管理するための GUI サポートはありません。使用できるのは RACADM のみです。
新しい公開キーを追加するときは、そのキーを追加するインデックスに既存のキーが存在していないことを確認してください。CMC では、新しいキ
ーを追加する前に、前のキーが削除されているかどうかの確認作業は行われません。SSH インタフェースが有効化されている限り、新しいキーは
追加されてすぐに自動で有効化されます。
公開キーの公開キーコメントセクションを使用する場合は、CMC で使用されるのは最初の 16 文字のみであることに注意してください。すべての
PKA ユーザーがログインにサービスユーザー名を使用するため、CMC は RACADM getssninfo コマンドの使用時における SSH ユーザーの
識別に公開キーコメントを使用します。
たとえば、コメント PC1 およびコメント PC2 を持つ 2 つの公開キーが設定されている場合は、次のようになります。
racadm getssninfo
Type User IP Address Login
Date/Time
SSH PC1 x.x.x.x 06/16/2009
09:00:00
SSH PC2 x.x.x.x 06/16/2009
09:00:00
sshpkauth の詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge FX2/FX2s Command Line Reference Guide』
(Chassis Management Controller for PowerEdge FX2/FX2s RACADM コマンドラインリファレンスガイド)を参照してください。
ターミナルエミュレーションソフトウェアの設定
CMC は、どのターミナルエミュレーションソフトウェアによっても起動可能なシリアルテキストコンソールをサポートしてます。CMC への接続に使用で
きるターミナルエミュレーションソフトウェアの例は次のとおりです。
1. Linux Minicom
2. Hilgraveve’s HyperTerminal for Windows
シリアル Null モデムケーブル(両端に存在)の一方をシャーシ背面のシリアルコネクタに接続し、ケーブルのもう一方を管理ステーションのシリアル
ポートに接続します。ケーブル接続についての詳細は、「シャーシ概要」の項でシャーシ背面パネルを参照してください。
次のパラメータを使用してターミナルエミュレーションソフトウェアを設定します。
• ボーレート:115200
• ポート:COM 1
• データ:8 ビット
• パリティ:なし
• 停止:1 ビット
• ハードウェアフロー制御:はい
• ソフトウェアフロー制御:いいえ
connect コマンドを使用したサーバまたは入出力モジュールの接続
CMC は、サーバーまたは I/O モジュールのシリアルコンソールをリダイレクトするための接続を確立できます。
サーバーでは、次を使用してシリアルコンソールリダイレクトを実行できます。
• CMC コマンドラインインタフェース(CLI)または RACADM connect コマンド。RACADM コマンドの実行の詳細については、『Chassis
Management Controller for PowerEdge FX2/FX2s RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。
• iDRAC ウェブインタフェースのシリアルコンソールリダイレクト機能。
• iDRAC Serial Over LAN(SOL)機能。
シリアル、Telnet、SSH コンソールでは、サーバまたは I/O モジュールへのシリアル接続を確立するために、CMC で connect コマンドがサポート
されています。サーバシリアルコンソールには、BIOS の起動画面とセットアップ画面の両方、およびオペレーティングシステムシリアルコンソールが備
わっています。I/O モジュールには、スイッチシリアルコンソールを利用できます。シャーシ上には IOM が 1 つ存在します。
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