Users Guide

メモ: DNS ドメイン名が指定されていない場合、最大文字数は 63 文字です。ドメイン名が指定されている場合は、
CMC 名の文字数に DNS ドメイン名の文字数を足した文字数が 63 文字以内である必要があります。
DNS ドメイン名デフォルトの DNS ドメイン名は空白文字 1 文字です。DNS ドメイン名を設定するには、次を入力し
ます。
racadm config -g cfgLanNetworking -o
cfgDNSDomainName <name>
ここで、<name> は最大 254 文字の英数字とハイフンを使用する文字列です。たとえば、p45, a-tz-1, r-id-001 となります。
オートネゴシエーション、二重モード、ネットワーク速度の設定IPv4
IPv6
オートネゴシエーション機能を有効にすると、この機能は最も近いルーターまたはスイッチと通信することによって、CMC
が自動的に二重モードとネットワーク速度を設定するかどうかを判定します。デフォルトでは、オートネゴシエーション機
能が有効になっています。
オートネゴシエーションを無効にして、二重モードとネットワーク速度を指定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningNicAutoneg 0 racadm config -g cfgNetTuning -o
cfgNetTuningNicFullDuplex <duplex mode>
ここで、
<duplex mode> 0(半二重)または 1(全二重、デフォルト)です。
racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningNicSpeed <speed>
ここで、
<speed> 10 または 100(デフォルト)です。
管理ポート 2 の設定
CMC 2 個目のネットワークポートは、ケーブル本数削減のための CMC のデイジーチェーン接続用に使用、またはネット
ワークのフェイルオーバー操作用に冗長ポートとして使用することができます。管理ポート 2 は、トップオブラックTOR
スイッチまたは別のスイッチに接続することも可能です。2 つの CMC NIC ポートを同じサブネットに接続するという必須
条件はありません。
管理ネットワークポート冗長用に CMC を実際に事前設定しておかなければ、CMC をその用途のためにケーブル接続するこ
とはできません。
CMC は、展開のために標準のシングルネットワーク接続を使用する必要があり、その後で 2 つめの冗長接
続が可能となります。
メモ: 管理ポート 2 が冗長向けに設定されいるが、スタッキング向けにケーブル配線されているというときは、ダウン
ストリーム
CMCTOR スイッチから離れているもの)のネットワークリンクがなくなります。
メモ: 管理ポート 2 がスタッキング向けに設定されているが、冗長向けにケーブル配線されている(TOR スイッチへの
2 つの接続)というときは、ルーティングループによってネットワークストームが発生する可能性があります。
冗長操作を指定するには、racadm config –g cfgNetTuning –o cfgNetTuningNicRedundant 1 コマンドを使用し
ます。
スタッキング操作を指定するには、racadm config –g cfgNetTuning –o cfgNetTuningNicRedundant 0 コマンド
を使用します。
管理ポート 2 はデフォルトでスタッキング用に設定されています。
CMC ウェブインタフェースを使用した管理ポート 2 の設定
CMC ウェブインタフェースを使用して管理ポートを設定するには、次の手順を実行します。
1. 左ペインで シャーシ概要ネットワーク とクリックし、ネットワーク タブをクリックします。
2. ネットワーク設定 ページにある 一般設定 セクションの 管理ポート 2 の横で、冗長 または スタッキング のいずれかを
選択します。
3. 変更の適用 をクリックします。
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