Users Guide
ライセンスの管理
CMC 機能は、購入したライセンス(CMC Express または CMC Enterprise)に基づいて使用可能になります。CMC を設定ま
たは使用できるインタフェースでは、ライセンス許諾された機能のみが使用可能です。たとえば、CMC ウェブインタフェー
ス、RACADM、WS-MAN などです。CMC ライセンス管理およびファームウェアアップデート機能は常に、CMC ウェブイン
タフェースおよび RACADM を介して使用できます。
ストレージスレッドのライセンス
CMC で RAID コントローラを管理するために、ストレージスレッドライセンスを購入することもできます。ストレージスレ
ッドライセンスは工場出荷時にインストールすることも、オンラインで購入することもできます。サポート対象のストレー
ジスレッドライセンスのタイプは以下のとおりです。
• RAID コントローラ 1 台と HBA コントローラ 1 台(RAID / HBA)
• 両方の RAID コントローラ
ストレージスレッドのライセンスは 1 台または 2 台の RAID コントローラに対して使用できます。ライセンスが単一のコン
トローラ上の RAID に割り当てられた場合、ライセンスは 1 つ目のコントローラにのみ適用されます。ストレージスレッドの
ライセンスを削除すると、RAID データが失われるおそれがあります。
ストレージスレッドのライセンスはストレージスレッドに固有で、ストレージスレッドのサービスタグに関連づけられてい
ます。たとえば、1 つのシャーシから別のシャーシにストレージスレッドを移動すると、ライセンスも一緒に移動します。ス
トレージスレッドライセンスのマスターコピーは永続ストアに格納されます。詳細については、
dell.com/support/manuals
で利用できる『Dell Chassis Management Controller for PowerEdge FX2/FX2s RACADM Command Line Reference Guide』(Dell
Chassis Management Controller for PowerEdge FX2/FX2s RACADM
コマンドラインリファレンスガイド)を参照してください。
ストレージスレッドライセンスのアクティビティのすべてのログメッセージは、CMC ログファイルに保存されます。
メモ: FD33xS および FD33xD RAID コントローラを HBA モードから RAID モードに変更するには、ストレージスレッド
ライセンスが必要です。
ライセンスのタイプ
提供されるライセンスには次のタイプがあります。
• 30 日間の評価および延長 - このライセンスは 30 日後に失効しますが、期限を 30 日間延長することもできます。評価ラ
イセンスは継続時間ベースであり、電力がシステムに供給されているときにタイマーが稼動します。このライセンスはス
トレージスレッドには適用できません。
• 永続 — サービスタグにバインドされたライセンスで、永続的です。
メモ: 評価およびサイトライセンスは CMC にのみ適用されます。
ライセンスの取得
次のいずれかの方法を使用して、ライセンスを取得できます。
• E-メール — テクニカルサポートセンターにライセンスを要求すると、ライセンスが添付された E-メールが送付されま
す。
• セルフサービスポータル — CMC から、セルフサービスポータルへのリンクを利用できます。このリンクをクリックし
て、ライセンスを購入できるインターネット上のライセンスセルフサービスポータルを開きます。詳細については、セル
フサービスポータルページのオンラインヘルプを参照してください。
• 販売時 — システムの発注時にライセンスを取得します。
ライセンス操作
ライセンス管理の作業を実行する前に、ライセンスを取得していることを確認します。詳細については、「ライセンスの取
得」の項および dell.com/support で入手可能な
『概要および機能ガイド』
を参照してください。次のライセンス操作は、
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