Users Guide
4. 冗長 CMC モジュールシステムではパッシブモジュールに、冗長なしのシステムでは CMC モジュール 1
つに SD カードを挿入します。
SD カードの取り付け手順については、『Chassis Management Controller (CMC)セキュアデジタル
(SD)カード技術仕様』文書を参照してください。
メモ: SD カードには FlexAddress 機能が搭載されており、SD カードに格納されているデータは暗
号化されています。システム機能を妨げ、システムの誤作動を招く可能性があることから、どのよ
うな方法でも複製または改変することはできません。
メモ: SD カードの使用は、1 台のシャーシのみに限定されています。シャーシが複数台ある場合
は、必要な台数分の SD カードを別途購入してください。
FlexAddress 機能のアクティブ化は、SD 機能カードが取り付けられている CMC の再起動時に自動的に
行われます。これにより、この機能が現在のシャーシにバインドされます。
SD カードを冗長 CMC シス
テムに取り付けた場合は、冗長 CMC がアクティブになるまで FlexAddress 機能もアクティブ化されま
せん。冗長 CMC のアクティブ化方法については、『Chassis Management Controller(CMC)セキュア
デジタル
(SD)カード技術仕様』文書を参照してください。
CMC が再起動したら、アクティブ化プロセスを検証してください。FlexAddress のアクティブ化の詳細
については、「FlexAddress アクティブ化の検証」を参照してください。
FlexAddress Plus のアクティブ化
FlexAddress Plus は、FlexAddress 機能と共に FlexAddress Plus SD カードで提供されます。
メモ: FlexAddress のラベルの付いた SD カードには FlexAddress のみが含まれ、FlexAddress Plus のラ
ベルの付いたカードには FlexAddress と FlexAddress Plus が含まれます。機能をアクティブ化するに
は、カードを
CMC に挿入する必要があります。
一部のサーバーでは、それらの設定方法に応じて、FA が CMC に提供できる数より多くの MAC アドレスを
必要とする場合があります。これらのサーバーでは、
FlexAddress Plus へのアップグレードにより
WWN/MAC 設定の完全な最適化が可能になります。FlexAddress Plus 機能のサポートを受けるには、デルに
お問い合わせください。
FlexAddress Plus 機能をアクティブ化するには、サーバー BIOS、サーバー iDRAC、および CMC ファームウ
ェアのソフトウェアアップデートが必要です。これらのアップデートが適用されていない場合は、
FlexAddress 機能しか使用できません。これらのコンポーネントの最低必要バージョンについては、
dell.com/support/manuals にある『Dell Chassis Management Controller(CMC)for Dell PowerEdge VRTX
バージョン 1.00 リリースノート』を参照してください。
FlexAddress 有効化の検証
機能カードには、FlexAddress 、FlexAddress Plus、および拡張ストレージのうち、ひとつまたは複数の機能
が含まれています。
CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシ FlexAddress 状態を表示するには、シャーシ概要 → セット
アップ をクリックします。
シャーシの一般設定 ページが表示されます。
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