Users Guide

たとえば、次のとおりです。
(starting_mac)00188BFFDCFA + 0xCF = (ending_mac)00188BFFDDC9
メモ: USB メモリカードリーダーに SD カードを挿入する際、SD カードの内容が誤って変更されないよ
うに事前にロックしてください。
CMC に挿入する前に SD カードのロックを
解除する必要
がありま
す。
FlexAddress Plus について
FlexAddress Plus は、カードバージョン 2.0 に追加された新機能であり、FlexAddress カードバージョン 1.0
のアップグレード版です。FlexAddress Plus には、FlexAddress よりも多くの MAC アドレスが含まれていま
す。どちらの機能も、シャーシによるファイバチャネルおよびイーサネットデバイスへのワールドワイドネ
ーム
/ メディアアクセスコントロール(WWN/MAC)アドレスの割り当てを可能にします。シャーシによっ
て割り当てられた WWN/MAC アドレスはグローバルレベルで一意であり、サーバースロット固有です。
FlexAddress のアクティブ化
FlexAddress はセキュアデジタル(SD)カードに搭載されており、機能をアクティブ化するには SD カード
CMC に挿入する必要があります。FlexAddress 機能をアクティブ化するには、ソフトウェアのアップデー
トが必要な場合があります。FlexAddress をアクティブ化しない場合は、これらのアップデートは不要です。
次の表にリストされているアップデートには、サーバーモジュール
BIOS CMC ファームウェアが含まれ
ます。これらのアップデートは
FlexAddress を有効化する前に適用する必要があります。これらのアップデ
ートが適用されていないと
FlexAddress が正しく機能しない場合があります。
メモ: FlexAddress は、DELL モノリシックサーバーではアクティブ化できません。
24. FlexAddress をアクティブ化するための前提条件
コンポーネント 必要最低限のバージョン
サーバーモジュール BIOS
M820
M620
M520
メモ: M520M620 および M820 BIOS バージョンは 1.7.6
降である必要があります。
メモ: フルハイトのサーバーの場合、拡張スロットに対して Flex
address はサポートされません。
iDRAC7
バージョン 1.40.40 以降
LC–USC
バージョン 1.1.5 以降
CMC
バージョン 1.0 以降
FlexAddress 機能の正しい導入を確実にするため、BIOS とファームウェアを次の順序でアップデートしてく
ださい。
1. サーバーモジュールの BIOS をアップデートします。
2. サーバーモジュールの iDRAC ファームウェアをアップデートします。
3. シャーシ内の CMC ファームウェアをすべてアップデートします。冗長 CMC がある場合は、両方をア
ップデートするようにしてください。
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