Users Guide
り、プロセッサを取り外すことはできません。PowerEdge FM120 内のプロセッサは、例えばスレッド全体
に大して
1 つの電力センサーと温度センサーを持つなど、同じ電源構成を共有します。
シャーシ電力制限の監視
Open Manage Power Center(OMPC)は、データセンター内のマシンの電力消費の監視および制御を行う
ために使用することができます。PowerEdge FX2/FX2s では、シャーシの電力制限を設定するためのプロビ
ジョニング、および電力制限の設定基準となる上下限を提供することによって OMPC を有効にします。電力
制限の上下限は
CMC によって設定されているため、手動で設定することはできません。
メモ: 下限とは、現在の構成を前提とした、シャーシの稼動に必要な最低限の電力です。上限は現在の
冗長ポリシーの範囲で使用可能な最大電力を表します。
メモ: 最大電力カンバセーションモード(MPCM)がシャーシ上で有効になっている場合は、ブレード
サーバーからすべての電源要求は拒否されます。ホストでの電源の入れなおしを必要とするアクショ
ンが iDRAC またはブレードサーバーで行われている場合は、ブレードサーバーの電源は入りません。
電力消費量状態の表示
CMC は、システム全体の実際の入力電力消費量を提供します。
CMC ウェブインタフェースを使用した電力消費状態の表示
左ペインで、シャーシ概要 → 電源 → 電源監視 をクリックします。電源監視 ページに電源正常性、システム
電源状態、リアルタイム電力統計、およびリアルタイムエネルギー統計が表示されます。詳細については『オ
ンラインヘルプ』を参照してください。
メモ: 電源装置下でも電源情報性状態を確認することができます。
RACADM を使用した電力消費状態の表示
RACADM を使用して電力消費状態を表示するには、次の手順を実行します。
シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインした後、次を入力します。
racadm getpminfo
CMC ウェブインタフェースを使用した電力バジェット状態
の表示
CMC ウェブインタフェースを使用して電力バジェット状態を表示するには、左ペインで シャーシ概要 に進
み、電力 → バジェットステータス の順にクリックします。 電力バジェットステータス ページは、システム
入力電力上限
、冗長性ポリシー 属性値を持つシステム電力バジェット詳細、システム入力最大電力容量、入
力冗長予約、サーバー電源投入に使用できる電力 、および電源装置ユニット詳細が記載されたシャーシ電源
装置を表示します。詳細については、『CMC for Dell PowerEdge FX2/FX2s Online Help』(CMC for Dell
PowerEdge FX2/FX2s オンラインヘルプ)を参照してください。
RACADM を使用した電力バジェット状態の表示
シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインした後、次を入力します。
racadm getpbinfo
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