Users Guide
表 17. featurecard -s コマンドによって返される状態メッセージ
状態メッセージ 処置
No feature card inserted.
SD カードが正しく挿入されていること CMC で確認
してください。
The feature card inserted is valid and
contains the following feature(s)
FlexAddress: bound.
処置の必要はありません。
The feature card inserted is valid and
contains the following feature(s)
FlexAddress: bound to another chassis,
svctag=ABC1234, SD card SN =
1122334455.
SD カードを取り外し、現在のシャーシ用の SD カー
ドを取り付けます。
The feature card inserted is valid and
contains the following feature(s)
FlexAddress: not bound.
機能カードは、別のシャーシに移動したり、現在の
シャーシで再有効化することができます。現在のシ
ャーシで再有効化するには、機能カードが取り付け
られている CMC モジュールがアクティブになるま
で
racadm racreset を入力し続けます。
Dell 機能カードには複数の機能が含まれている場合があります。シャーシ上で Dell 機能カードに含まれて
いる機能のいずれかがアクティブ化されると、その Dell 機能カードに含まれているその他の機能は異なるシ
ャーシでアクティブ化できなくなります。この場合、
racadm feature -s コマンドは対象機能に関して次のメ
ッセージを表示します。
エラー:SD カード上の 1 つ、または複数の機能が別のアクティブです。
feature コマンドおよび featurecard コマンドの詳細については、『Dell Chassis Management
Controller for PowerEdge FX2/FX2s RACADM
コマンドラインリファレンスガイド
』を参照してください。
FlexAddress の非アクティブ化
RACADM コマンドを使用して、FlexAddress 機能を非アクティブ化し、SD カードを取り付け前の状態に戻
すことができます。ウェブインタフェースには、非アクティブ化機能はありません。非アクティブ化すると、
SD カードは別のシャーシ内に装着し、アクティブ化することが可能な元の状態に戻ります。この文脈では、
用語
FlexAddress は FlexAddress と FlexAddressPlus の両方を意味します。
メモ: SD カードは、物理的に CMC に取り付ける必要があります。また、非アクティブ化コマンドを実
行する前に、シャーシの電源をオフにする必要があります。
SD カードが取り付けられていない状態、または異なるシャーシからのカードが取り付けられている状態で非
アクティブ化コマンドを実行すると、この機能は非アクティブ化されますが、そのカードに対して変更は行
われません。
FlexAddress 機能を非アクティブ化し、SD カードを復元するには、次の RACADM コマンドを使用します。
racadm feature -d -c flexaddress
正常に非アクティブ化されると、コマンドが次の状態メッセージを返します。
feature FlexAddress is deactivated on the chassis successfully.
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