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CMC ウェブインタフェースを使用したファームウェアインベントリの表示
ファームウェアインベントリを表示するには、次の手順を実行します。
1. 左ペインで サーバー概要 をクリックし、アップデート をクリックします。
2. サーバーコンポーネントアップデート ページの コンポーネント / デバイスファームウェアインベント
リ
セクションで、ファームウェアインベントリの詳細を確認します。このページでは、次の情報を表示
できます。
– 現在 Lifecycle Controller サービスをサポートしないサーバーは、未対応 としてリストされます。iDRAC
ファームウェアのみを直接アップデートすることができる代替ページへのハイパーリンクが表示さ
れます。このページは
iDRAC ファームウェアアップデートのみをサポートし、サーバー上のその他コ
ンポーネントおよびデバイスはサポートしません。iDRAC ファームウェアアップデートは Lifecycle
Controller サービスには依存しません。
– サーバーが 準備中 と表示されている場合は、ファームウェアインベントリを取得した時点でサーバ
ー上の iDRAC がまだ初期化中であったことを示します。iDRAC が完全に動作可能になるまで待って
から、ファームウェアインベントリ用のページを更新してインベントリを再取得します。
– コンポーネントおよびデバイスのインベントリ内容が、サーバーに物理的に取り付けられている内容
を正しく反映していない場合は、サーバーの起動プロセス中に Lifecycle Controller を呼び出す必要が
あります。これは、内部のコンポーネントおよびデバイス情報の更新に役立ち、現在取り付けられて
いるコンポーネントおよびデバイスを確認できるようにします。この状況は、次の場合に発生しま
す。
* サーバー管理に新たに Lifecycle Controller 機能を導入するために、サーバーの iDRAC ファームウェ
アがアップデートされた。
* サーバーに新しいデバイスが挿入された。
この処置を自動化する、または iDRAC 設定ユーティリティ(iDRAC7 用)が起動コンソールからアク
セスできるオプションを提供するようにするには、次の手順を実行します。
1. iDRAC7 サーバーの場合、起動コンソールで セットアップユーティリティ にアクセスするには、
<F2> を押します。
2. セットアップユーティリティメインメニュー ページで、iDRAC 設定 → 再起動時のシステムイン
ベントリの収集 をクリックし、有効 を選択して システムセットアップメインメニュー ページ
に戻ります。次に、終了 をクリックして設定を保存します。
– アップデート、ロールバック、再インストール、およびジョブの削除などの、Lifecycle Controller のさ
まざまな操作のオプションを実行するオプションが利用可能です。一度に実行できる操作は 1 種類
のみです。サポートされていないコンポーネントとデバイスがインベントリの一部としてリストさ
れる可能性がありますが、Lifecycle Controller 操作を許可しないでください。
次の図にサーバーのコンポーネントおよびデバイス情報を示します。
表
4. コンポーネントおよびデバイス情報
フィールド 説明
スロット シャーシ内でサーバーが装着されているスロットを表示します。スロット番号は 1~
4(シャーシ内の使用可能な 4 個のスロット用)の連番 ID で、シャーシ内のおけるサ
ーバーの場所の識別に役立ちます。スロットに装着されているサーバーが 4 台未満
の場合は、サーバーが装着されているスロットのスロット番号のみが表示されます。
名前 各スロット内のサーバーの名前を表示します。
モデル サーバーのモデルを表示します。
コンポーネン
ト / デバイス
サーバー上のコンポーネントおよびデバイスの情報を表示します。列幅が狭すぎる
場合、マウスオーバーツールで説明が表示されます。
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