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iDRAC Serial Over LANSOL)機能。
シリアル、TelnetSSH コンソールでは、CMC はサーバーまたは I/O モジュールへのシリアル接続の確立に
connect コマンドをサポートします。サーバーシリアルコンソールには、BIOS の起動画面とセットアップ
画面の両方と、オペレーティングシステムシリアルコンソールが備わっています。I/O モジュールでは、ス
イッチシリアルコンソールを使用できます。シャーシ上には IOM 1 つ存在します。
注意: CMC シリアルコンソールからの実行時は、CMC がリセットするまで connect -b オプションが
接続されたままとなります。この接続はセキュリティリスクとなる可能性があります。
メモ: connect コマンドは、–b(バイナリ)オプションを提供します。–b オプションはバイナリのロ
ーデータを渡し、cfgSerialConsoleQuitKey は使用されません。さらに、CMC シリアルコンソー
ルを使用してサーバーに接続した場合、DTR 信号が遷移しても(たとえば、デバッガを接続するため
にシリアルケーブルが取り外される)、アプリケーションは終了しません。
メモ: IOM がコンソールリダイレクトをサポートしない場合、connect コマンドは空のコンソールを
表示します。この場合に CMC コンソールに戻るには、エスケープシーケンスを入力します。コンソー
ルのデフォルトエスケープシーケンスは
<Ctrl><\> です。
IOM に接続するには、次を入力します。
connect switch-n
ここで、n IOM ラベル A1 です。
connect コマンドで IOM を参照する場合、IOM は次の表にあるとおりにマップされます。
13. スイッチへの IO モジュールのマッピング
IO モジュールラベル スイッチ
A1
switch-a1 または switch- 1
A2
switch-a2 または switch- 2
メモ: IOM 接続はシャーシごとに同時に 1 つしか存在できません。
メモ: シリアル コンソールからパススルーに接続することはできません。
管理対象サーバーのシリアルコンソールに接続するには、connect server-n コマンドを実行します。こ
こで n 14PowerEdge FM120x4となり、n 18PowerEdge FC630となります。また、racadm
connect server-n コマンドを使用することもできます。-b オプションを使用してサーバーに接続する
場合、バイナリ通信が前提とされ、エスケープ文字は無効になります。iDRAC を使用できない場合、No
route to host(ホストへのルートなし)エラーメッセージが表示されます。
connect server-n コマンドでは、ユーザーによるサーバーのシリアルポートへのアクセスが可能になり
ます。この接続が確立されると、ユーザーは CMC のシリアルポート経由でサーバーのコンソールリダイレ
クトを表示できます。これには、BIOS シリアルコンソールとオペレーティングシステムシリアルコンソール
が含まれます。
メモ: BIOS 起動画面を表示するには、サーバーの BIOS セットアップでシリアルリダイレクトが有効に
なっている必要があります。また、ターミナルエミュレータウィンドウを 80 x 25 に設定しておく必要
もあります。それ以外の設定では、ページの文字が正しく表示されません。
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