Users Guide
シリアルまたは telnet コンソールの使用
CMC コマンドラインに接続すると、次のコマンドを入力できます。
表 3-3. CMC コマンドラインのコマンド
Connect コマンドによるモジュールへの接続
コマンドライン接続中、CMC は connect コマンドをサポートしてサーバーや IOM モジュールへのシリアル接続を確立します。 サーバーモジュールへの接続は、オペレーティングシステムのデバッグ
のためにのみ提供されます。 オペレーティングシステムのリモートコンソールを使用するためにサーバーモジュールに接続するには、iDRAC ウェブインタフェースのコンソールリダイレクト機能か
iDRAC シリアルオーバー LAN(SOL)機能を使用してください。
管理下システムには最大 6 つの IOM があります。 IOM に接続するには、次のように入力します。
connect switch-n
n は 1 ~ 6 の IOM 番号です。
IOM には A1、A2、B1、B2、C1、C2 のラベルが付いています。 (シャーシの IOM の配置については、表9-1 の図を参照してください。) connect コマンドで IOM を参照すると、表 3-4 のように
IOM がスイッチにマップされています。
表 3-4. I/O モジュールからスイッチへのマッピング
デバッグのために管理下サーバーに接続するには、コマンド connect server-n を使用します。n はデバッグするサーバーのスロット番号です。 サーバーに接続すると、バイナリ通信が想定され、
エスケープ文字が無効になります。 iDRAC が使用不可の場合は、ホストへの経路がありません というエラーメッセージが表示されます。 サーバーが正しく挿入され、iDRAC が起動ルーチンを完了
する時間があったことを確認してください。
シリアル接続を介した接続方法の詳細については、「CMC にコマンドラインコンソールの使用を設定する方法」を参照してください。
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コマンド
説明
racadm
RACADM コマンドはキーワード racadm で始まり、getconfig、serveraction、getsensorinfo のようなサブコマンドが続きます。 RACADM の使用方法の詳細について
は、「RACADM コマンドラインインタフェースの使用」を参照してください。
connect
デバッグのためにサーバーまたは I/O モジュールに接続します。 connect コマンドの使用方法については、「Connect コマンドによるモジュールへの接続」を参照してください。
exit、logout、
quit
これらのコマンドはすべて同じ処置を実行します。現在のセッションを終了してログインプロンプトに戻ります。
注意:CMC シリアルコンソールから実行した場合、connect -b オプションは CMC がリセットするまで接続したままになります。 この接続は、セキュリティ上の潜在的なリスクとなりえます。
メモ:connect コマンドは –b(バイナリ)オプションを提供します。 –b オプションは未処理のバイナリデータを渡し、cfgSerialConsoleQuitKey は使用されません。 また、CMC シリアル
コンソールを使用してサーバーに接続すると、DTR 信号の変化(たとえば、デバッガに接続するためにシリアルケーブルが抜かれる)がログアウトを引き起こすことはありません。
メモ:IOM がコンソールリダイレクトをサポートしていない場合は、connect コマンドは空のコンソールを表示します。 その場合、CMC コンソールに戻るには、エスケープシーケンスを入力して
ください。 コンソールのデフォルトのエスケープシーケンスは <Ctrl>\ です。
I/O モジュールのラベル
スイッチ
A1
switch-1
A2
switch-2
B1
switch-3
B2
switch-4
C1
switch-5
C2
switch-6
メモ:各シャーシで一度に 1 つの IOM 接続のみが可能です。
メモ:シリアルコンソールからパススルーに接続することはできません。