Users Guide
cfgSerialSshEnable および cfgRacTuneSshPort プロパティの詳細については、「CMC プロパティデータベースグループとオブジェクト定義」を参照してください。
CMC の SSH の実装では、表 3-1 に示すように複数の暗号化スキームがサポートされています。
表 3-1. 暗号化スキーム
iKVM 接続のフロントパネルを有効にする方法
iKVM フロントパネルのポートの使い方と手順については、「フロントパネルの有効または無効」を参照してください。
端末エミュレーションソフトウェアの設定
CMC は、以下の種類の端末エミュレーションソフトウェアを実行している管理ステーションからシリアルまたは Telnet テキストコンソールをサポートしています。
l Linux Minicom in an Xterm
l Hilgraeve's HyperTerminal Private Edition(バージョン 6.3)
l Linux Telnet in an Xterm
l Microsoft®Telnet
使用するタイプのターミナルソフトウェアを設定するには、以下の項の手順に従ってください。 Microsoft Telnet を使用している場合は、設定は不要です。
Linux Minicom でのシリアルコンソールエミュレーションの設定
Minicom は Linux 用のシリアルポートアクセスユーティリティです。 以下の手順は、Minicom のバージョン 2.0 に使用できます。 他のバージョンでは若干異なる場合がありますが、基本的な設定
方法は同じです。 他のバージョンの Minicon を設定するには、「Minicom でのシリアルコンソールエミュレーションの設定」の情報を使用してください。
Minicom バージョン 2.0 でのシリアルコンソールエミュレーションの設定
1. 新しい Xterm セッションを開始するには、コマンドプロンプトで xterm & と入力します。
2. Xterm ウィンドウで、マウス矢印をウィンドウの右下の角に移動し、ウィンドウを 80 x 25 にサイズ変更します。
3. Minicom の設定ファイルがない場合は、次のステップに進みます。
Minicom 設定ファイルがある場合は、minicom <Minicom config ファイル名> と入力して、手順 17 に進んでください。
4. Xterm コマンドプロンプトで minicom-s と入力します。
5. シリアルポートセットアップ を選択して、<Enter> を押します。
6. <a> を押して、該当するシリアルデバイスを選択します(例:/dev/ttyS0)。
スキームの
種類
スキーム
非対称暗号
Diffie-Hellman DSA/DSS 512–1024(ランダム)ビット(NIST 仕様当たり)
対称暗号
l AES256-CBC
l RIJNDAEL256-CBC
l AES192-CBC
l RIJNDAEL192-CBC
l AES128-CBC
l RIJNDAEL128-CBC
l BLOWFISH-128-CBC
l 3DES-192-CBC
l ARCFOUR-128
メッセージの整合性
l HMAC-SHA1-160
l HMAC-SHA1-96
l HMAC-MD5-128
l HMAC-MD5-96
認証
パスワード
メモ:テキストが正しく表示されるように、Linux のインストールで提供されるデフォルトウィンドウでなく、Xterm のウィンドウを使って telnet コンソールを表示することをお勧めします。