Users Guide
目次ページに戻る
CMC にコマンドラインコンソールの使用を設定する方法
ユーザーズガイド
CMC のコマンドラインコンソールの機能
CMC での Telnet コンソールの使用
CMC での SSH の使用
端末エミュレーションソフトウェアの設定
シリアルまたは telnet コンソールの使用
Connect コマンドによるモジュールへの接続
本項では、CMC コマンドラインコンソール(またはシリアル/Telnet/SSH コンソール)の機能について情報を提供し、コンソールから管理操作を実行できるようにシステムを設定する方法を説明します。
CMC でコマンドラインコンソールから RACADM コマンドを使用する方法については、「RACADM コマンドラインインタフェースの使用」を参照してください。
CMC のコマンドラインコンソールの機能
CMC は、以下のシリアルおよび Telnet コンソール機能をサポートしています。
l 単一のシリアルクライアント接続と最大 4 つの Telnet クライアント同時接続が可能
l 最大 4 つの同時セキュアシェル(SSH)クライアント接続
l RACADM コマンドのサポート
l ビルトイン connect コマンドによるサーバーと I/O モジュールのデバッグ
l コマンドラインの編集と履歴
l すべてのコンソールインタフェースでタイムアウト制御
CMC での Telnet コンソールの使用
管理下システムでは、CMC と Telnet コンソール間のアクセスを提供しているので、管理下システムの電源オン、電源オフ、リセット、およびログへのアクセスが可能になります。
一度に最大 4 台の telnet クライアントシステムと 4 台の SSH クライアントを接続できます。 管理ステーションから管理下システムの Telnet コンソールへの接続には、管理ステーションの端末エミ
ュレーションソフトウェアが必要です。 詳細については、「端末エミュレーションソフトウェアの設定」を参照してください。
CMC での SSH の使用
SSH は Telnet セッションと同じ機能を備えたコマンドラインセッションですが、セッションのネゴシエーションと暗号化によってセキュリティが強化されています。 CMC は、パスワード認証付きの SSH
バージョン 2 をサポートしています。 CMC ではデフォルトで SSH が有効になっています。
ログイン中にエラーが発生すると、SSH クライアントからエラーメッセージが発行されます。 メッセージのテキストはクライアントによって異なり、CMC で制御することはできません。
SSH は 1 度に 4 セッションがサポートされています。 セッションのタイムアウトは cfgSsnMgtSshIdleTimeout プロパティ(「RACADM サブコマンド」を参照)またはウェブインタフェースの サービ
ス管理 ページから制御します(「サービスの設定」を参照)。
CMC で SSH を有効にする方法
SSH はデフォルトで有効になっています。 SSH が無効になっている場合は、サポートされている他のインタフェースを使用して有効にできます。
RACADM を使用して CMC で SSH 接続を有効にする手順については、「config」と「cfgSerial」を参照してください。 ウェブインタフェースを使用して CMC で SSH 接続を有効にする手順について
は、「サービスの設定」を参照してください。
SSH ポートの変更
SSH ポートを変更するには、次のコマンドを使用します。
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneSshPort <ポート番号>
メモ:CMC は SSH バージョン 1 をサポートしていません。
メモ:OpenSSH はWindows の VT100 または ANSI ターミナルエミュレータから実行する必要があります。 Windows のコマンドプロンプトで OpenSSH を実行すると、完全には機能しませ
ん(一部のキーが応答せず、グラフィックが表示されません)。 Linux の場合は、SSH クライアントサービスを実行して、いずれかのシェルで CMC に接続します。