Users Guide
出力
config サブコマンドは次のいずれかを検出したときにエラー出力を生成します。
l 無効な構文、グループ名、オブジェクト名、インデックスまたはその他の無効なデータベースメンバー
l ユーザー権限の不足
l racadm CLI エラー
l config サブコマンドは .cfg ファイル内の合計オブジェクト数のうち、書き込まれた設定オブジェクト数を示す値を返します。
例
l racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIpAddress 10.35.10.100
cfgNicIpAddress 設定パラメータ(オブジェクト)を 10.35.10.110 の値に設定します。 この IP アドレスオブジェクトはグループ cfgLanNetworking に含まれています
(「cfgLanNetworking」を参照)。
l racadm config -f myrac.cfg
CMC を設定または再設定します。 getconfig コマンドを使用して myrac.cfg ファイルを作成できます。 また、パーシングルール(「パーシングルール」を参照)に従う限り、手動で
myrac.cfg ファイルを編集することもできます。
deploy
説明
指定したサーバーの静的 IP アドレス、サブネットマスク、ゲートウェイ、および iDRAC のルートユーザーのパスワードを設定します。
使用方法
racadm deploy -m <モジュール> -u root -p <パスワード> -s<IP アドレス> <サブネット> <ゲートウェイ>
オプション
表 A-4 で deploy サブコマンドのオプションについて説明します。
表 A-4. deploy サブコマンドのオプション
cfgNetTuning
CMC ネットワーク調整を設定します
cfgOobSnmp
CMC の SNMP トラップの有効 / 無効化および設定をします
cfgTraps
特定のユーザーの SNMP トラップ情報を表示し、送信を設定します
cfgAlerting
SNMP イベントトラップの警告の有効 / 無効化およびイベントフィルタを設定します
cfgRacTuning
CMC 調整のパラメータを設定します
cfgRacSecurity
CMC SSL 証明書署名要求(CSR)機能に関連する設定をします
cfgActiveDirectory
Microsoft®Active Directory®のプロパティを設定します
cfgStandardSchema
Active Directory の標準スキーマの設定を指定します
cfgChassisPower
シャーシの電源を設定します
cfgServerInfo
シャーシのサーバーを設定します
cfgKVMInfo
iKVM の情報を表示して設定します
メモ:myrac.cfg にパスワード情報は含まれていません。 このパスワード情報をファイルに含めるには、手動で入力する必要があります
。
メモ:このサブコマンドを使用するには、サーバー管理者の権限が必要です。
メモ:このサブコマンドは、指定したサーバーの DHCP オプションが無効になっている場合にのみ有効です。 DHCP が有効になっていると、サーバーは DHCP サーバーから自動的に IP
アドレス、サブネットマスク、およびゲートウェイを取得します。 サーバーの DHCP が有効かどうか判断するには、getniccfg を使用します(「getniccfg」を参照)。 DCHP を有効ま
たは無効にするには、setniccfg を使用します(「setniccfg」を参照)。
メモ:setniccfg を使用して静的 IP アドレス、サブネットマスク、ゲートウェイや、DHCP、速度、デュプレックスなどのプロパティを設定することもできます。 詳細については、
setniccfgを参照してください。