Users Guide
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 <プライマリ DNS IP アドレス>
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer2 <セカンダリ DNS IP アドレス
拡張スキーマ機能の設定が完了しました。
標準スキーマの Active Directory の概要
Active Directory の統合に標準スキーマを使用する場合は、Active Directory と CMC の両方で設定が必要になります。
Active Directory では、標準グループオブジェクトがロールグループとして使用されます。 CMC のアクセス権を持つユーザーはロールグループのメンバーとなります。
このユーザーに特定の CMC カードへのアクセスを与えるには、ロールグループ名とそのドメイン名を特定の CMC カードで設定する必要があります。 拡張スキーマソリューションとは異なり、ロールと
特権レベルは Active Directory ではなく各 CMC カードで定義されます。 各 CMC につき最大 5 つのロールグループを設定および定義できます。 表5-10 はロールグループの特権レベル、表6-
8 はデフォルトのロールグループの設定を示したものです。
図 6-4. Active Directory と標準スキーマによる CMC の設定
表 6-8. デフォルトのロールグループの特権
標準スキーマ Active Directory を有効にするには、次の 2 つの方法があります。
l CMC ウェブインタフェースを使用する。 「標準スキーマ Active Directory とウェブインタフェースを使用した CMC の設定」を参照してください。
l RACADM CLI ツールを使用します。 「標準スキーマ Active Directory と RACADM を使用した CMC の設定」を参照してください。
ロールグループ
デフォルトの特権
レベル
与える権限
ビットマスク
1
システム管理者
l CMC ログインユーザー
l シャーシ設定システム管理者
l ユーザー設定システム管理者
l ログのクリアシステム管理者
l シャーシ制御システム管理者(電源コマンド)
l スーパーユーザー
l サーバー管理者
l テスト警告ユーザー
l デバッグコマンドユーザー
l ファブリック A システム管理者
l ファブリック B システム管理者
l ファブリック C システム管理者
0x00000fff
2
パワーユーザー
l CMC ログインユーザー
l ログのクリアシステム管理者
l サーバー管理者
l テスト警告ユーザー
0x000000f9
3
ゲストユーザー
CMC ログインユーザー
0x00000001
4
なし
権限の割り当てなし
0x00000000
5
なし
権限の割り当てなし
0x00000000
メモ:ビットマスク値を使用するのは、RACADM で標準スキーマを設定する場合に限ります。
メモ:ユーザー特権の詳細については、「ユーザータイプ」を参照してください。