Users Guide
racresetcfg を使用してデフォルトプロパティを復元すると、iKVM も自動的にリセットします。
注意:このコマンドは CMC の現在の設定を削除し、CMC とシリアル設定を最初のデフォルト設定に戻します。 リセット後のデフォルトの名前とパスワードはそれぞれ root と calvin で、IP アド
レスは 192.168.0.120 です。 ネットワーククライアント(例:対応ウェブブラウザや Telnet/SSH)から racresetcfg を発行する場合は、デフォルトの IP アドレスを使用する必要がありま
す。
使用方法
racadm racresetcfg [-m <モジュール>]
オプション
表 A-22 で racresetcfg サブコマンドのオプションについて説明します。
表 A-22. racreset サブコマンドオプション
例
racadm racresetcfg -m kvm
The configuration has initiated restoration to factory defaults. (出荷時のデフォルトへの設定復元が開始しました。)
serveraction
説明
指定したサーバーにサーバーリセット、電源投入、電源切断、パワーサイクルなどを実行します。
使用方法
racadm serveraction -m server-n <処置>
オプション
表 A-23 で serveraction サブコマンドのオプションについて説明します。
表 A-23. fserveraction サブコマンドオプション
オプション
説明
-m <モジュール>
データベースプロパティをリセットするモジュールを指定します。
<モジュール> は次のいずれかになります。
l chassis
l kvm
デフォルト:chassis
メモ:このサブコマンドを使用するには、システム管理者の権限が必要です。
オプション
説明
-m server-n
サーバーをシャーシ内のスロット番号(1 ~ 16)で指定します。 例:server-2.
<処置>
処置を指定します。 <アクション> は次のいずれかになります。
l powerdown — サーバーの電源を切ります。
l powerup — サーバーの電源を入れます。