Users Guide
2. ウェブインタフェースにログインして、Active Directory メインメニュー に移動します。
3. 設定 を選択して、次 へ をクリックします。 Active Directory の設定と管理 ページが表示されます。
4. 共通設定 見出しの下の Active Directory を有効にする チェックボックスを選択します。
5. 残りの フィールドに必要な情報を入力します。 表 5-14 を参照してください。
表 5-14. Active Directory 共通設定プロパティ
6. Active Directory スキーマの選択 の見出しの下にある Active Directory スキーマを選択します。 表 5-15 を参照してください。
7. 拡張スキーマを選択した場合は、拡張スキーマの設定 セクションに必要な情報を入力してから、 手順 9 に進みます。 標準スキーマ を選択した場合は、手順 8 に進みます。
l CMC デバイス名 – Active Directory の CMC カードを一意に識別する名前です。 CMC 名はドメインコントローラで作成した新しい CMC のコモンネーム(CN)と同じでなけれ
ばなりません。 名前は 1 ~ 256 文字の ASCII 文字列で指定します。空白文字は使用できません。 デフォルト: null(空白)
l CMC ドメイン名 – Active Directory CMC オブジェクトがあるドメインの DNS 名(文字列)です(例:cmc.com)。 名前は x.y から成る有効なドメイン名にします。x は文
字間に空白文字のない 1 ~ 256 の ASCII 文字列で、y は com、edu、gov、int、mil、net、org などの有効なドメインタイプです。 デフォルト: null(空白)
表 5-15. Active Directory スキーマオプション
設定
説明
ルート ドメイン名
Active Directory が使用するドメイン名を指定します。 ルートドメイン名はフォレストの完全修飾ルートドメイン名です。
メモ: ルートドメイン名は x.y という命名規則に従った有効なドメイン名でなければなりません。この x は文字間に空白文字が入っていない 1~256 文字 ASCII
文字列、y は com、edu、gov、int、mil、net、org などの有効な ドメインタイプで指定します。
デフォルト: null(空白)
AD タイムアウト
Active Directory のクエリが完了するのを待つ時間(秒)。 最小値は 15 秒以上です。
デフォルト:120 秒
検索する AD サーバーの指
定(オプション)
(選択した場合、)ドメインコントローラとグローバルカタログ上の指示呼び出しを有効にします。 このオプションを有効にする場合は、次の設定でドメインコントロー
ラとグローバルカタログの場所も指定する必要があります。
メモ: Active Directory の CA 証明書に記載の名前は指定のActive Directory サーバーまたはグローバルカタログサーバーとは一致しません。
ドメインコントローラ
Active Directory サービスのインストール先のサーバーを指定します。
このオプションは、検索する AD サーバーの指定(オプション) が有効である場合にのみ使用できます。
グローバルカタログ
Active Directory ドメインコントローラにおけるグローバルカタログの場所を指定します。 グローバルカタログは Active Directory フォレストを検索するためのリソ
ースを提供します。
このオプションは、検索する AD サーバーの指定(オプション) が有効である場合にのみ使用できます。
メモ:NetBIOS 名は使用しないでください。 CMC ドメイン名 は CMC デバイスオブジェクトがあるサブドメインの完全修飾ドメイン名(FQDN)です。
設定
説明
標準スキーマの使
用
Active Directory で標準スキーマを使用します。このスキーマでは、ActiveDirectoryグループオブジェクトしか使用しません。
標準スキーマオプションを使用するように CMC を設定する前に、まず Active Directory ソフトウェアを設定する必要があります。:
1. Active Directory サーバー(ドメインコントローラ)で、Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインを表示されます。
2. グループを作成するか、既存のグループを選択します。 グループの名前とこのドメインの名前はウェブインタフェースまたは RACADM を使って CMC 上で設定す
る必要があります。
拡張スキーマの使
用
Active Directory で拡張スキーマを使用します。このスキーマでは、Dell 定義の ActiveDirectoryオブジェクトを使用します。
Active Directory の拡張スキーマオプションを使用するように CMC を設定する前に、まず Active Directory ソフトウェアを設定する必要があります。
1. Active Directory スキーマを拡張します。
2. Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインを拡張します。
3. Active Directory に CMC ユーザーと権限を追加します。
4. 各ドメインコントローラ上で SSL を有効にします。
5. CMC ウェブインタフェースまたは RACADM を使って CMC Active Directoryのプロパティを設定します。