Users Guide
イベントログの表示
ハードウェアログと CMC ログ ページに、管理下システムで発生した重大なシステムイベントが表示されます。
ハードウェアログの表示
CMC は、シャーシで発生したイベントのハードウェアログを生成します。 ハードウェアログは、ウェブインタフェースとリモート RACADM を使用して表示できます。
ハードウェアログのエントリ例
critical System Software event: redundancy lost
Wed May 09 15:26:28 2007 normal System Software event: log cleared was asserted
Wed May 09 16:06:00 2007 warning System Software event: predictive failure was asserted
Wed May 09 15:26:31 2007 critical System Software event: log full was asserted
Wed May 09 15:47:23 2007 unknown System Software event: unknown event
ウェブインタフェースの使用
CMC ウェブインタフェースではハードウェアログの表示や削除、テキストファイルバージョンの保存が可能です。
表10-8 に、CMC ウェブインタフェースのハードウェアログ ページに表示される情報とその説明を示します。
ハードウェアログを表示するには:
1. CMC ウェブインタフェースにログインします。.
2. システムツリーで シャーシ をクリックします。
3. ログ タブをクリックします。
4. ハードウェアログ サブタブをクリックします。 ハードウェアログ ページが表示されます。
ハードウェアログのコピーを管理ステーションまたはネットワークに保存するには:
名前を付けて保存 をクリックします。 ファイル名を付けて保存 ダイアログボックスが開いたら、ログのテキストファイルの保存場所を選択します。
ハードウェアログをクリアするには:
ログのクリア をクリックします。
メモ:ハードウェアログをクリアするには、ログのクリアシステム管理者の権限が必要です。
メモ:特定のイベントが発生したときに電子メールまたは 電子メールSNMP トラップを送信するように CMC を設定できます。 CMC が警告を送信するように設定する手順については、「SNMP
警告の設定」 と 「電子メール警告の設定」 を参照してください。
メモ:ログはテキストファイルとして保存されるため、ユーザーインタフェースで重大度を示すのに使用されるグラフィックイメージは表示されません。 重大度は、テキストファイルで OK、情報、
不明、警告、重大と示されます。
日付 / 時刻のエントリは昇順で表示されます。 <システム起動> が 日付 / 時刻 列に表示される場合は、日時を記録できないモジュールのシャットダウンまたはスタートアップ中にイベントが発
生した という意味です。
メモ:CMC はログがクリアされたことを示す新しいログエントリを作成します。
表 10-8. ハードウェアログ情報
アイテム
説明
重大度
OK
修正処置を必要としない 正常なイベントを示します。
情報
重大度 の状態が変化していないイベントに関する情報のエントリ を示します。
不明
システムエラーを防ぐために 早めに修正処置を講じる必要のある 非重要イベントを示します。
警告
システムエラーを防ぐために 直ちに修正処置を講じる必要のある 重要イベントを 示します。