Users Guide
どのインデックスを使用するかは指定できません。 インデックスがすでに存在している場合は、それが使用されます。インデックスがない場合は、そのグループで最初に使用可能なインデックス
に新たなエントリが作成されます。
racadm getconfig -f <<ファイル名>>.cfg コマンドは、インデックスオブジェクトの前にコメントを配置するため、ここでコメントを確認できます。
racadm config -g <groupName> -o <アンカーオブジェクト> -i <インデックス 1–16> <一意のアンカー名>
l インデックスグループの行は .cfg ファイルから削除できません。 この行をテキストエディタで削除すると、RACADM は設定ファイルをパースするときに停止し、このエラーを警告します。
次のコマンドを使用して、インデックスオブジェクトを手動で削除する必要があります。
racadm config -g <groupName> -o <objectName> -i <インデックス 1–16> ""
インデックス付きグループの内容を表示するには、次のコマンドを使用します。
racadm getconfig -g <グループ名> -i <インデックス 1~16>
l インデックス付きグループの場合、オブジェクトアンカーは [ ] の組の後にくる最初のオブジェクトでなければなりません。 次に、現在のインデックス付きグループの例を示します。
[cfgUserAdmin]
cfgUserAdminUserName=<ユーザー名>
racadm getconfig -f <myexample>.cfgと入力すると、現在の CMC 設定用の .cfg ファイルが構築されます。 この設定ファイルを固有の .cfg ファイルの使用例または開始点として
利用できます。
CMC IP アドレスの変更
設定ファイルの CMC IP アドレスを変更するには、不要な <変数>=<値> のエントリをすべて削除します。 IP アドレス変更に関連する 2 つの <変数>=<値> エントリを含む [ と ] が付いた実際の変
数グループのラベルのみが残ります。
例:
#
# オブジェクトグループ "cfgLanNetworking"
#
[cfgLanNetworking]
cfgNicIpAddress=10.35.10.110
cfgNicGateway=10.35.10.1
このファイルは次のようにアップデートされます。
#
# オブジェクトグループ "cfgLanNetworking"
#
[cfgLanNetworking]
cfgNicIpAddress=10.35.9.143
# コメント、この行の残りの部分は無視されます
cfgNicGateway=10.35.9.1
racadm config -f <myfile>.cfg コマンドは、このファイルをパースし、行番号ごとにエラーを探します。 ファイルが正しければ、その内容で該当するエントリをアップデートします。 さらに、前の
例の getconfig コマンドを使用してアップデートを確認できます。
このファイルを racadm getconfig -f <myfile>.cfg.と併用して、全社的な変更をダウンロードしたり、新しいシステムをネットワーク経由で設定することができます。
トラブルシューティング
表4-3 に、リモート RACADM に関連した一般的な問題を掲載します。
表 4-3. シリアルおよび racadm コマンドの使用:よくあるお問い合わせ (FAQ)
メモ:次のコマンドを用いるとインデックスグループを手動で作成することができます。
メモ:NULL 文字列(2 つの "" 文字)は、CMC に指定のグループのインデックスを削除するように指示します。
メモ:「アンカー」は予約語なので、.cfg ファイルでは使用しないでください。