Users Guide
左右矢印キーを使って位置を移動し、上下矢印キーを使って各位置の数値を選択することで、DNS の IP アドレス を設定します。 DNS の IP アドレス の設定を終えたら、センターボタンを押
して先に進みます。
8. iDRAC を設定するかどうかを指定します。
¡ いいえ:右矢印ボタンを押します。 IP の概要 画面が表示されます。 ステップ 9 に進みます。
¡ はい:センターボタンを押して先に進みます。
選択を終えたら、センターボタンを押します。 IP の概要 画面が開き、指定した IP アドレスが表示されます。
9. IP の概要 画面で指定した IP アドレスが正しいことを確認します。 設定を修正するには、左矢印キーを使ってその設定画面に戻ります。 修正を終えたら、センターボタンを押します。 必要に
応じて、右矢印キーを使って IP サマリ 画面に戻ります。
入力した設定が正しいことを確認してから、センターボタンを押します。 設定ウィザードが閉じて、メインメニュー 画面に戻ります。.
これで CMC がネットワーク上で利用可能になります。 ウェブインタフェース、またはシリアルコンソール、Telnet、SSH などの CLI を使用して、割り当てられた IP アドレスの CMC にアクセスできま
す。
ネットワーク経由による CMC へのアクセス
CMC ネットワーク設定を終えた後、次のいずれかのインタフェースを使って CMC にリモートアクセスできます。
l ウェブインタフェース
l RACADM
l telnet コンソール
l SSH
表 2-1 で CMC の各ネットワークインタフェースについて説明します。
表 2-1. CMC インタフェース
CMC と iDRAC ウェブインタフェースは、対応ウェブブラウザを使ってアクセスでき、Dell Server Administrator または Dell OpenManage IT Assistant を使って起動できます。
サポートされているウェブブラウザのリストについては、「対応 Web ブラウザ」 を参照してください。 対応ウェブブラウザを使用した CMCへのアクセスについては、「CMC ウェブインタフェースへのアク
セス」 を参照してください。 Dell Server Administrator と Dell OpenManage IT Assistant の詳細については、「管理ステーションへのリモートアクセスソフトウェアのインストール を参照してく
ださい。
Dell Server Administrator を使って CMC インタフェースにアクセスするには、管理ステーションで Server Administrator を起動します。 Server Administrator ホームページの左側のペイ
ンのシステムツリーから、システム® メインシステムシャーシ® Remote Access Controller をクリックします。 詳細については、『Dell Server Administrator ユーザーズガイド』を参照し
てください。
Telnet または SSH を使って CMC コマンドラインにアクセスする場合は、「CMC にコマンドラインコンソールの使用を設定する方法」 を参照してください。
RACADM の使用については、「RACADM コマンドラインインタフェースの使用」 を参照してください。
サーバーと I/O モジュールに接続するために使用する connect コマンドの使用については、「connect コマンドを使用したモジュールへの接続」 を参照してください。
メモ: iDRAC の静的 IP アドレスは、LCD 設定ウィザードを使って設定できません。 静的 IP アドレスを設定するには、CMC ウェブインタフェースまたは RACADM を使用します。
メモ:LCD 設定ウィザードを使ってネットワークの設定を終えた後は、ウィザードが使用できなくなります。
インタフェース
説明
ウェブインタフェース
グラフィカルユーザーインタフェースを使って CMC へのリモートアクセスを提供します。 ウェブインタフェースは CMCのファームウェアに組み込まれ、管理ステ
ーションで対応ウェブブラウザから NIC インタフェースを介してアクセスします。
サポートされているウェブブラウザのリストについては、「対応 Web ブラウザ」 を参照してください。
リモート RACADM コマンドライン
インタフェース
管理ステーションからコマンドラインインタフェース (CLI) を使って CMC にリモートアクセスできます。 リモート RACADM は、CMC の IP アドレスと共に
racadam -r オプションを使用して、CMC 上でコマンドを実行します。
Telnet
ネットワーク経由でコマンドラインによる CMC へのアクセスを提供します。 サーバーと I/O モジュールのデバッグに使用される RACADM コマンドラインインタ
フェースと connect コマンドが CMC コマンドラインから使用可能です。
メモ:Telnet は、パスワードを含むすべてのデータをプレーンテキストで送信するセキュアでないプロトコルです。 機密情報を送信する場合は、SSH インタフェ
ースを使ってください。
SSH
高度なセキュリティを実現するために暗号トランスポート層を使用して、Telnet コンソールと同じ機能を提供します。
メモ:デフォルトの CMC ユーザー名は root で、デフォルトの パスワードは calvin です。