Users Guide
3.
アラートが生成されるべきイベントを指定します。
racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingFilterMask <mask value>
ここで、<mask value> は 0x0~0xffffffff の 16 進数値で、0x で始まる形式である必要があります。イベ
ントトラップのフィルタマスク表は、各イベントタイプ向けのフィルタマスクを提供します。有効にす
るフィルタマスクの
16 進値の計算方法は、「RACADM を使用した SNMP トラップアラート送信先の設定」
の手順 3 を参照してください。
4. E-メールアラートの生成を有効化します。
racadm config -g cfgEmailAlert -o cfgEmailAlertEnable 1 -i <index>
ここで、<index> は 1~4 の範囲の値です。CMC ではインデックス番号を使用して、設定可能な最大 4
つの送信先 E-メールアドレスを区別します。
5. アラートを E-メールアラートを受信する送信先 E-メールアドレスを指定します。
racadm config -g cfgEmailAlert -o cfgEmailAlertAddress <email address> -i
<index>
ここで、<email address> は有効な E-メールアドレスで、<index> は手順 4 で指定したインデックス
値です。
6. E-メールアラートを受信する人の名前を指定します。
racadm config -g cfgEmailAlert -o cfgEmailAlertAddress <email name> -i
<index>
ここで、<email name> は、E-メールアラートを受信する人またはグループの名前で、<index> は手
順 4 と 5 で指定したインデックス値です。E-メール名は、32 文字以内の英数字、ハイフン、下線、ピリ
オドで指定します。スペースは使用できません。
7. SMTP ホストを設定します。
racadm config -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSmtpServerIpAddr host.domain
ここで host.domain は FQDN です。
E-メールアラートを受け取る送信先 E-メールアドレスは、最大 4 件設定できます。E-メールアドレスを追
加するには、手順 2~6 のタスクを実行します。
メモ: 手順 2~6 のコマンドは、指定するインデックス(1~4)に設定されている既存設定をすべて
上書きします。インデックスに既に値が設定されているかを調べるには、racadm getconfig -
g cfgEmailAlert — I
<index> を入力します。インデックスが設定されていると、
cfgEmailAlertAddress オブジェクトおよび cfgEmailAlertEmailName オブジェクトに値が表示されます。
詳細については、dell.com/support/manuals にある『Chassis
Management Controller for PowerEdge VRTX
RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。
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