Users Guide
メモ: Lifecycle Controller ベースのアップデート機能を使用する前に、サーバーファームウェアのバージョ
ンをアップデートする必要があります。また、サーバーコンポーネントファームウェアモジュールをア
ップデートする前に、CMC ファームウェアをアップデートする必要もあります。
サーバーコンポーネントファームウェアは常に以下の順序でアップデートしてください。
• BIOS
• Lifecycle Controller
• iDRAC
CMC ウェブインタフェースを使用してサーバーコンポーネントファームウェアをアップデートするには、シ
ャーシ概要 → サーバー概要 → アップデート → サーバーコンポーネントアップデート をクリックします。
サーバーが Lifecycle Controller サービスをサポートしない場合、コンポーネント / デバイスのファームウェア
インベントリ セクションでは 未対応 と表示されます。最新世代のサーバーには、Lifecycle Controller ファー
ムウェアをインストールして iDRAC ファームウェアをアップデートし、サーバーで Lifecycle Controller サービ
スが有効になるようにします。古い世代のサーバーの場合は、このアップグレードができません。
通常、Lifecycle Controller ファームウェアは、サーバーのオペレーティングシステムで実行される適切なイン
ストールパッケージによってインストールされます。対応するサーバーでは、.usc ファイル拡張子を持つ特
別な修復パッケージまたはインストールパッケージを利用できます。このファイルによって、ネイティブの
iDRAC ウェブブラウザインタフェースで利用できるファームウェアアップデート機能から Lifecycle Controller
ファームウェアをインストールすることが可能になります。
また、サーバー OS で実行された適切なインストールパッケージを介して、Lifecycle Controller ファームウェア
をインストールすることもできます。 詳細は、『
Dell Lifecycle Controller ユーザーズガイド
』を参照してくださ
い。
Lifecycle Controller サービスがサーバーで無効になっている場合、コンポーネント / デバイスファームウェア
インベントリ セクションに次のメッセージが表示されます。
Lifecycle Controller が有効化されていない可能性があります。
Lifecycle Controller の有効化
サーバーへの電源投入時に次の操作を実行することによって Lifecycle Controller サービスを有効化すること
ができます。
• iDRAC6 サーバーの場合、起動コンソールで次のメッセージが表示されたら、<Ctrl><E> を押します。
リモートアクセスセットアップには 5 秒内に <CTRL-E> を押してください。
次に、セットアップ画面で システムサービス をクリックします。セットアップユーティリティメイ
ンメニュー ページに移動し、終了 をクリックして設定を保存します。
• iDRAC7 サーバーの場合、起動コンソールで セットアップユーティリティ にアクセスするには、<F2>
キーを押します。
• セットアップユーティリティメインメニュー ページで iDRAC 設定 → Lifecycle Controller に移動し、有
効 をクリックします。セットアップユーティリティメインメニュー ページに移動し、終了 をクリッ
クして設定を保存します。
システムサービスをキャンセルすると、 保留中のすべてのスケジュール済みジョブがキャンセルされ、それ
らがキューから削除されます。
Lifecycle Controller と対応サーバーコンポーネント、およびデバイスファームウェアの管理についての詳細は、
• 『Lifecycle
Controller-Remote Services クイックスタートガイド』を参照してください。
• delltechcenter.com/page/Lifecycle+Controller
サーバーコンポーネントアップデート ページでは、サーバーにあるさまざまなファームウェアコンポーネン
トをアップデートすることができます。このページの機能を使用するには次の権限が必要です。
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