Owners Manual
iSCSI プロトコル:Broadcom NetXtreme II® ネットワーク アダプタ ユーザー ガイド
file:///C¦/Users/Nalina_N_S/Documents/NetXtremeII/Japanese/iscsi.htm[9/5/2014 3:58:25 PM]
CHAP
認証の有効化
111 [General Parameters] 画面で、[CHAP Authentication] を [Enabled] に設定します。
111 [Initiator Parameters] 画面で、次の項目の値を入力します。
CHAP ID (最大 128 バイト)
CHAP 秘密情報 (認証が必要な場合。長さは 12 文字以上にする必要があります)
111 ESC キーを押して [Main] メニューに戻ります。
111 [Main] メニューで、[1st Target Parameters] を選択します。
111 [1st Target Parameters] 画面で、iSCSI ターゲットの設定時に使用される値を使用して、次の項目の値を入力します。
CHAP ID (双方向 CHAP の場合は任意)
CHAP 秘密情報 (双方向 CHAP の場合は任意。長さは 12 文字以上にする必要があります)
111 ESC キーを押して [Main] メニューに戻ります。
111 ESC キーを押して、[Exit and Save Configuration] を選択します。
iSCSI ブートをサポートするための DHCP サーバーを設定する
DHCP サーバーはオプションのコンポーネントであり、動的 iSCSI ブート コンフィギュレーション セットアップを実行する場合にのみ必要で
す (動的 iSCSI ブート コンフィギュレーションを参照してください)。
iSCSI ブートをサポートするように DHCP サーバーを設定する方法は、IPv4 と IPv6 で異なります。
IPv4 の DHCP iSCSI ブート設定
IPv6 の DHCP iSCSI ブート設定
IPv4 の DHCP iSCSI ブート設定
DHCP プロトコルには、DHCP クライアントに設定情報を提供するいくつかのオプションがあります。iSCSI ブートの場合、Broadcom アダ
プタは、次の DHCP コンフィギュレーションをサポートします。
DHCP オプション 17、ルート パス
DHCP オプション 43、ベンダ固有情報
DHCP オプション 17、ルート パス
オプション 17 は、iSCSI ターゲット情報を iSCSI クライアントに渡すために使用されます。
IETC RFC 4173 で定義されているルート パスの形式は、次のとおりです。
"iscsi:"<servername>":"<protocol>":"<port>":"<LUN>":"<targetname>"
以下に、パラメタを定義します。
表 2:DHCP オプション 17 パラメタの定義
パラメタ 定義
"iscsi:"
リテラル文字列
<servername>
iSCSI ターゲットの IP アドレスまたは FQDN
":"
セパレータ
<protocol>
iSCSI ターゲットへのアクセスに使用される IP プロトコル。現在は TCP のみサポートされているため、プロトコルは 6
です。
<port>
プロトコルに関連付けられているポート番号。iSCSI の標準ポート番号は 3260 です。
<LUN>
iSCSI ターゲットで使用する論理ユニット番号。LUN の値は、16 進形式で表示する必要があります。ID OF 64 の LUN
は、DHCP サーバーのオプション 17 のパラメタ内に 40 として設定する必要があります。
<targetname>
IQN または EUI 形式でのターゲット名 (IQN 形式と EUI 形式の詳細については、RFC 3720 を参照してください)。IQN
名は、例えば「iqn.1995-05.com.broadcom:iscsi-target」のようになります。
DHCP オプション 43、ベンダ固有情報
DHCP
オプション
43 (
ベンダ固有情報
)
は、
DHCP
オプション
17
より多くの設定オプションを
iSCSI
クライアントに提供します。この設定