Owners Manual
iSCSI プロトコル:Broadcom NetXtreme II® ネットワーク アダプタ ユーザー ガイド
file:///C¦/Users/Nalina_N_S/Documents/NetXtremeII/Japanese/iscsi.htm[9/5/2014 3:58:25 PM]
ターゲット
LUN
イニシエータ IQN
CHAP ID および秘密情報
iSCSI ブート パラメタを設定する
Broadcom iSCSI ブート ソフトウェアは、静的コンフィギュレーションまたは動的コンフィギュレーション用に設定します。[General
Parameters] 画面で使用できる設定オプションについては、表 1 を参照してください。
表 1 には、IPv4 と IPv6 の両方のパラメタがリストされます。IPv4 または IPv6 に固有なパラメタには注記が付いています。
注: IPv6 iSCSI ブートが使用できるかどうかは、プラットフォームとデバイスに依存します。
表 1:構成オプション
オプション 説明
DHCP 経由の
TCP/IP パラメタ
これは、IPv4 に固有なオプションです。iSCSI ブート ホスト ソフトウェアが DHCP を使用して IP アドレス情報を
取得する (Enabled/有効) か、または静的 IP コンフィギュレーションを使用する (Disabled/無効) かを制御します。
[IP
Autoconfiguration]
これは、IPv6 に固有なオプションです。DHCPv6 が存在しており、使用されている場合 (イネーブルになっている場
合) に、iSCSI ブート ホスト ソフトウェアによって、ステートレスのリンク ローカル アドレスやステートフルのアド
レスを設定するかどうかを制御します。Router Solicit パケットの送信は、4 秒間隔で 3 回まで試行されます。あるい
は静的 IP 設定 (ディスエーブル) を使用します。
DHCP 経由の iSCSI
パラメタ
iSCSI ブート ホスト ソフトウェアが iSCSI ターゲット パラメタを取得するために DHCP を使用してする
(Enabled/有効) か、または静的コンフィギュレーションを通じて取得する (Disabled/無効) かを制御します。静的情
報は、[iSCSI Initiator Parameters Configuration] 画面で入力します。
CHAP 認証
iSCSI ブート ホスト ソフトウェアが iSCSI ターゲットへの接続時に CHAP 認証を使用するかどうかを制御しま
す。[CHAP Authentication] が有効な場合は、[iSCSI Initiator Parameters Configuration] 画面で [CHAP ID] と
[CHAP Secret] に入力します。
DHCP ベンダ ID
DHCP 中に使用されるベンダ クラス ID フィールドを iSCSI ブート ホスト ソフトウェアがどのように解釈するかを制
御します。DHCP Offer パケット内のベンダ クラス ID フィールドがこのフィールドの値と一致する場合、iSCSI ブー
ト ホスト ソフトウェアは、DHCP オプション 43 のフィールドを参照して、必要な iSCSI ブート拡張機能を確認しま
す。DHCP が無効な場合、この値を設定する必要はありません。
リンク アップ遅延時
間
イーサネット リンクが確立された後、ネットワーク上にデータを送信する前に、iSCSI ブート ホスト ソフトウェアが
待機する時間を秒単位で制御します。有効な値は 0 ~ 255 です。たとえば、スパニング ツリーなどのネットワーク プ
ロトコルがクライアント システムへのスイッチ インターフェイスで有効になっている場合に、ユーザーはこのオプショ
ンの値を設定する必要があります。
TCP タイムスタンプ
を使用する
TCP タイムスタンプ オプションが有効か無効かを制御します。
第一 HDD として
ターゲット
iSCSI ターゲット ドライブがシステムの最初のハード ドライブとして表示されることを指定できます。
LUN ビジー再試行回
数
iSCSI ターゲット LUN がビジーな場合に、iSCSI ブート イニシエータが接続を再試行する回数を制御します。
IP バージョン
このオプションは、IPv6 に固有なオプションです。IPv4 または IPv6 プロトコルを切り替えます。プロトコルが切り
替えられると、すべての IP 設定が失われます。
HBA ブート モード
ホストの OS がソフトウェア イニシエータ モード用に設定されている場合は無効に設定し、HBA モードの場合は有効
に設定します。このオプションは、NetXtreme II アダプタで使用できます。(注:アダプタがマルチファンクション
モードの場合、このパラメタは変更できません。)
MBA ブート プロトコル設定
ブート プロトコルを設定するには:
111 システムを再起動します。
111 PXE バナーで、CTRL + S キーを押します。[MBA Configuration Menu] が表示されます (Broadcom Boot Agentを参照してくだ
さい)。
111 [MBA Configuration Menu] で、上向きの矢印キーまたは下向きの矢印キーを使用して [Boot Protocol] オプションに移動しま
す。左向きの矢印キーまたは右向きの矢印キーを使用して、[Boot Protocol] オプションを iSCSI に変更します。