Owners Manual
Solaris ドライバ ソフトウェア:Broadcom NetXtreme II® ネットワーク アダプタ ユーザー ガイド
file:///C¦/Users/Nalina_N_S/Documents/NetXtremeII/Japanese/solaris.htm[9/5/2014 3:58:18 PM]
FCoE
は、
Solaris 11
でサポートされており、
Solaris 10 Update 9
では限定的にサポートされています。
Solaris 10 Update 9
の機能と
Solaris 11 の機能を比べたときの相違は次のとおりです。
Solaris 10 Update 9 では、NPIV に対するサポートがありません。
Solaris 11 で利用できる一部の fcinfo(1M) オプションは、Solaris 10 Update 9 では利用できません。詳細については、man ペー
ジの fcinfo(1M) を参照してください。
brcmfcoeadm(1M) 機能は、Solaris 10 Update 9 および Solaris 11 の両方でサポートされています。ただし、「delete-fcoe-
port」が完了したとき、「create-fcoe-port」を再発行する前に、次の 2 つのコマンドを発行して bnxef ドライバをアンロードする
必要があります。Solaris 11 には、未使用のドライバ モジュールを積極的に検索し、そのドライバをアンロードする reaper スレッド
があります。このスレッドは、Solaris 10 Update 9 にはありません。このため、次のコマンドを発行して、bnxef ドライバのドライ
バ モジュール ID を明示的に検索する必要があります。
# modinfo | grep bnxef
249 fffffffff8d63000 486b8 54 1 bnxef (6.4.13)
次に、modunload コマンドを発行してモジュールをアンロードしてから、「create-fcoe-port」を発行して新しい FCoE ポートを
作成します。
# modunload -i 249
「create-fcoe-port」を発行する必要があるときは常に、ドライバがすでにロード済みであれば、アンロードする必要があります。アンロード
しなかった場合、ドライバがビジーであるというメッセージが表示されて、「create-fcoe-port」が失敗します。これは、bnxef の 2 つ以上
のインスタンスがロードされている場合に該当します。この場合、最初にすべての FCoE ポートを削除してから、ドライバをアンロードする必
要があります。すべてのインスタンスが削除された場合にのみ、アンロードが実行されます。
サポートされている FC/FCoE デバイス
bnxef Broadcom 10 Gb FCoE ドライバは、主要なすべての FCoE ファブリック デバイスで動作します。これは、FCoE ファブリックを介し
て動作する既知のすべての FC ディスク デバイスおよびテープ デバイスとも互換です。fabric.
FCoE ドライバをアンロードする
さまざまな bnxe インスタンスにわたって作成されたすべての FCoE ポートを削除します。
111 FCoE ポートの削除前に作成されたすべての NPIV ポートを削除します。
111 brcmfcoeadm delete-fcoe-port bnxe<instance_number>
111 modinfo | grep bnxef
上記コマンドの最初のコラムは、bnxef ドライバのモジュール ID を示します。
111 modunload -i <module id>
この手順で、ドライバがアンロードされるはずです。ただし、FCoE ポートの多数のインスタンスが作成されている場合、アンロードを試行す
る前に、すべての FCoE ポートを削除する必要があります。
FCoE ドライバを設定する
bnxef ドライバは、/kernel/drv にインストールされている bnxef.conf ファイルを使用して構成できます。この設定ファイルを変更した場合
は、システムを再起動するか、update_drv(1M) コマンドを使用してドライバ設定を更新する必要があります。
構成パラメタの詳細については、bnxef(7D) man ページを参照してください。あらゆる条件で、デフォルトのパラメタが動作するはずです。
各種制限および免責条項の項目にはすべて目を通してください。
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