Owners Manual
トラブルシューティング:Broadcom NetXtreme II® ネットワーク アダプタ ユーザー ガイド
file:///C¦/Users/Nalina_N_S/Documents/NetXtremeII/Japanese/trouble.htm[9/5/2014 3:58:49 PM]
しますが、
TOE
は機能しません。これは
Hyper-V
に制限があるためです。
Hyper-V
は
TOE
をサポートしていません。
IPv6 ネットワークでは、CO や LSO をサポートし、Hyper-V 仮想ネットワークにバインドされるチームは、BACS のオフロード機能
として CO および LSO をレポートしますが、CO および LSO は機能しません。これは Hyper-V に制限があるためです。Hyper-V
は、IPv6 ネットワークでは CO および LSO をサポートしていません。
Windows Server 2008 R2 および 2012
Hyper-V システム上で NetXtreme II ネットワーク アダプタを構成する場合は、以下の点に注意してください。
仮想ネットワークにバインドされるアダプタの場合、ドライバの詳細設定プロパティから VLAN タギングを設定してはいけません。ド
ライバではなく、Hyper-V が単独で VLAN タギングを管理します。
Hyper-V によって設定された Locally Administered Address (LAA、ローカル管理アドレス) は、アダプタの詳細設定プロパティで
設定されたアドレスよりも優先されます。
ゲスト OS の LSO および CO 機能は、ネットワーク アダプタ プロパティには依存していません。
ゲスト OS からジャンボ フレーム機能を使用可能にするには、ネットワーク アダプタと仮想アダプタの両方でジャンボ フレームをイ
ネーブルする必要があります。ネットワーク アダプタの Jumbo MTU プロパティは、ゲスト OS 内から大きな MTU のトラフィックを
許可するように設定する必要があります。仮想アダプタのジャンボ パケットは、送受信パケットをセグメント化するために設定する必
要があります。
チーム化ネットワーク アダプタ
表 2 では、NetXtreme II チーム化ネットワーク アダプタに対して設定可能な Hyper-V の機能を示します。この表に、Hyper-V の全機能が
含まれているわけではありません。
表 2:設定可能なチーム化ネットワーク アダプタ Hyper-V 機能
機能
Windows Server バージョ
ンでサポート
コメント/制限事項
2008
2008
R2
2012
Smart Load Balancing (SLB) およびフェイル
オーバー チーム タイプ
はい はい はい
最新の BASP6 バージョンでは、複数メンバーの SLB
チームが使用可能。
メモ:VM MAC は外部スイッチには提示されません。
リンク集約 (IEEE 802.3ad LACP) チーム タイプ はい はい はい
-
通有中継 (FEC/GEC) 802.3ad Draft Static チー
ム タイプ
はい はい はい -
フェイルオーバー はい はい はい
-
LiveLink
はい はい はい
-
Large Send Offload (LSO)
制限あ
り*
はい はい * 表 1 で概説するミニポート制限に準拠。
Checksum Offload (CO)
制限あ
り*
はい はい * 表 1 で概説するミニポート制限に準拠。
TCP オフロード エンジン (TOE)
No No No
アダプタ上の Hyper-V VLAN はい はい はい
-
チーム化アダプタ上の Hyper-V VLAN はい はい はい
-
VLAN 上の Hyper-V VLAN
制限あ
り*
制限あ
り*
制限あ
り*
タグなしの VLAN のみ。
アダプタ上の Hyper-V 仮想スイッチ はい はい はい
-
チーム化アダプタ上の Hyper-V 仮想スイッチ はい はい はい
-
VLAN 上の Hyper-V 仮想スイッチ はい はい はい
-
iSCSI ブート
No
いいえ* いいえ* *SAN へのリモート ブートがサポートされています。
Virtual Machine Queue (VMQ) No はい はい
SLB チーム化で VMQ を設定するを参照してくださ
い。
RSC No No
はい