Owners Manual
Broadcom Advanced Control Suite 4 を使用する:Broadcom NetXtreme II® ネットワーク アダプタ ユーザー ガイド
file:///C¦/Users/Nalina_N_S/Documents/NetXtremeII/Japanese/bacs.htm[9/5/2014 3:58:40 PM]
Tx Enabled (Tx
イネーブル
)
:
TCP/IP/UDP
の転送パケットの
Checksum Offload (
チェックサム
オフロード
)
をイネーブルします。
Tx/Rx Enabled (Tx/Rx イネーブル)(デフォルト): TCP/IP/UDP の受信/転送パケットの Checksum Offload (チェックサム オフロー
ド) をイネーブルします。
None (なし): Checksum Offload (チェックサム オフロード) をディスエーブルします。
IPv4 Large Send Offload (IPv4 大量送信オフロード)
通常、TCP の区分化はプロトコル スタックによって実行されます。Large Send Offload (大量送信オフロード) のプロパティをイネーブルすると、
ネットワーク アダプタによる TCP の区分化が可能になります。このプロパティのデフォルト設定はイネーブルです。このプロパティが利用できるの
は、Broadcom NetXtreme II アダプタだけです。
IPv6 Checksum Offload (IPv6 チェックサム オフロード)
チェックサム機能は通常、プロトコル スタックによってコンピュータ計算されます。Checksum Offload (チェックサム オフロード) のプロパティ値
のいずれか (None (なし) 以外) を選択すると、ネットワーク アダプタによるチェックサムの計算が可能になります。
Rx Enabled (Rx イネーブル): TCP/IP/UDP の受信パケットの Checksum Offload (チェックサム オフロード) をイネーブルします。
Tx Enabled (Tx イネーブル): TCP/IP/UDP の転送パケットの Checksum Offload (チェックサム オフロード) をイネーブルします。
Tx/Rx Enabled (Tx/Rx イネーブル)(デフォルト): TCP/IP/UDP の受信/転送パケットの Checksum Offload (チェックサム オフロー
ド) をイネーブルします。
None (なし): Checksum Offload (チェックサム オフロード) をディスエーブルします。
IPv6 Large Send Offload (IPv6 大量送信オフロード)
通常、TCP の区分化はプロトコル スタックによって実行されます。Large Send Offload (大量送信オフロード) のプロパティをイネーブルすると、
ネットワーク アダプタによる TCP の区分化が可能になります。このプロパティのデフォルト設定はイネーブルです。このプロパティが利用できるの
は、Broadcom NetXtreme II アダプタだけです。
Jumbo Packet (ジャンボ パケット)
長さが 1514 バイトより大きく 9000 バイト (10 Gbps で機能しているネットワーク アダプタの場合は 9600 バイト) 以下の大きすぎる Ethernet
フレームをネットワーク アダプタで受信および転送できるようにします このプロパティには、ジャンボ フレームを処理できるスイッチが必要となりま
す。このプロパティが利用できるのは、Broadcom NetXtreme II アダプタだけです。
フレーム サイズはデフォルトでは 1500 バイトに設定されています。受信フレームのサイズを大きくするときは、バイト量を 500 バイトずつ増やし
てください。
注: 10 Gbps のリンク速度をサポートするネットワーク アダプタ上で [ジャンボ パケット] が 5000 バイト以上に設定されている場合は、シス
テム パフォーマンスが最適なレベルよりも低下しないように、[Flow Control/フロー コントロール] が [Auto/自動] に設定されていることを確
認します。この制限は、ポート単位で適用されます。
注: アダプタの仮想機能 (VF) で SR-IOV を有効にした場合、同じジャンボ パケット設定が、VF と Microsoft の統合アダプタの両方でも設定さ
れていることを確認します。[Windows デバイス マネージャ] > [詳細プロパティ] と選択して、これらの値を設定できます。
値が一致しない場合、SRIOV 機能は [Hyper-V] > [ネットワーク ステータス] で、[性能劣化] 状態と表示されます。
LSO と Jumbo Frames
長さが 1514 バイトより大きく 9000 バイト以下の大きすぎる Ethernet フレームをネットワーク アダプタで受信および転送できるようにします。こ
のプロパティには、ジャンボ フレームを処理できるスイッチが必要となります。この情報を利用できるのは一部の Broadcom NetXtreme アダプタで
あり、すべての Broadcom NetXtreme II アダプタで利用できるわけではありません。
デフォルトでは、フレーム サイズは 1500 バイトに設定されており、[LSO Enabled,Jumbo Off/LSO 有効、ジャンボ オフ] オプションが選択さ
れています。
注: Jumbo Frames (ジャンボ フレーム) と Large Send Offload (LSO、大量送信オフロード) は、相互に矛盾するプロパティです。
通常、TCP の区分化はプロトコル スタックによって実行されます。Large Send Offload (大量送信オフロード) のプロパティをイネーブルすると、
ネットワーク アダプタによる TCP の区分化が可能になります。
Both Disabled (どちらも無効): LSO と ジャンボ フレームがどちらも無効になります。
LSO Enabled,Jumbo Off (LSO 有効、ジャンボ オフ)(デフォルト): LSO が有効に、ジャンボ フレームが無効になります。
LSO Off,Jumbo 3000 (LSO オフ、ジャンボ 3000): フレーム サイズを 3000 バイトに、LSO をオフに設定します。
LSO Off,Jumbo 4500 (LSO オフ、ジャンボ 3000): フレーム サイズを 4500 バイトに、LSO をオフに設定します。