Owners Manual
Broadcom チーム化サービス:Broadcom NetXtreme IIィ ネットワーク アダプタ ユーザー ガイド
file:///C¦/Users/Nalina_N_S/Documents/NetXtremeII/Japanese/teamsvcs.htm[9/5/2014 3:58:29 PM]
SLB チーム
SLB チームは、スイッチの設定に依存しない唯一のチーム タイプです。サーバーの中間ドライバは、スイッチからの支援がなくても、ロード
バランシングとフォルト トレランス メカニズムを制御します。SLB にはこれらの要素があるため、チーム ポートをハブに直接的に接続した場
合でも、フェイルオーバーとフォールバックの特性を維持できる唯一のチーム タイプになっています。
単一ハブに接続された SLB チーム
図 6 のように構成された SLB チームでは、フォルト トレランスの属性が維持されます。どちらかのサーバー接続が切断された場合でも、ネッ
トワーク機能はそのまま維持されます。クライアントをハブに直接接続することはできませんが、フォルト トレランスは維持されます。ただ
し、この場合、サーバーのパフォーマンスは低下します。
図 6:単一ハブに接続されたチーム
通有中継と動的中継 (FEC/GEC/IEEE 802.3ad)
FEC/GEC と IEEE 802.3ad チームは、ハブの構成には接続できません。これらのチーム タイプは、そのチーム タイプ用に設定したスイッチ
に接続する必要があります。
Microsoft NLB とのチーム化
チーム化は、Microsoft の ネットワーク負荷分散 (NLB) ユニキャスト モードでは動作しません。マルチキャスト モードのみで動作しま
す。NLB サービスで使用されるメカニズムでは、ロード バランシングが NLB によって管理されるため、この環境のチーム化設定はフェイル
オーバー (スタンバイ NIC のある SLB) にすることをお勧めします。チーム化の TOE 機能は NLB では動作しません。
アプリケーションに関する考慮事項
チーム化とクラスタリング