Owners Manual
Broadcom チーム化サービス:Broadcom NetXtreme IIィ ネットワーク アダプタ ユーザー ガイド
file:///C¦/Users/Nalina_N_S/Documents/NetXtremeII/Japanese/teamsvcs.htm[9/5/2014 3:58:29 PM]
表
4
は、
Dell
でサポートされているチーム
タイプの機能の比較を示しています。この表を使用して、アプリケーションに最適なチーム
タイプ
を確認してください。チーム化ソフトウェアは、1 つのチームで最大 8 ポート、また 1 つのシステムで最大 16 チームをサポートします。こ
れらのチームは、サポート対象のチーム化タイプを任意に組み合わせることができますが、各チームは別々のネットワークまたはサブネット上
にある必要があります。
表 4:チーム タイプの比較
チーム タイプ
フォルト トレ
ランス
ロード バランシング
スイッチ依存型静的
中継
スイッチ非依存
型
動的リンク集約
(IEEE
802.3ad)
機能
スタンバイを
伴う SLB
a
SLB
通有中継 リンク集約
チームあたりのポート数 (同じブロードキャスト ドメ
イン)
2 ~ 8 2 ~ 8 2 ~ 8 2 ~ 8
チーム数
16 16 16 16
アダプタ フォルト トレランス はい はい はい はい
スイッチ リンク フォルト トレランス (同じブロード
キャスト ドメイン)
はい はい スイッチ依存型 スイッチ依存型
TX ロード バランシング
No
はい はい はい
RX ロード バランシング No はい
Yes (スイッチによ
り実行)
Yes (スイッチに
より実行)
互換スイッチが必要
No No
はい はい
接続性をチェックするためのハードビート
No No No No
混合メディア (異なるメディアを持つアダプタ) はい はい
Yes (スイッチ依存
型)
はい
混合速度 (共通の速度をサポートしないが異なる速度で
動作できるアダプタ)
はい はい No No
混合速度 (共通の速度をサポートするが異なる速度で動
作できるアダプタ)
はい はい
No (同じ速度である
ことが必要)
はい
ロード バランシング TCP/IP
No
はい はい はい
ベンダが混在するチーム作成
Yes
b
Yes
b
Yes
b
Yes
b
ロード バランシング非 IP No
Yes (IPX アウトバウンド
トラフィックのみ)
はい はい
すべてのチーム メンバーに同じ MAC アドレス
No No
はい はい
すべてのチーム メンバーに同じ IP アドレス はい はい はい はい
IP アドレスによるロード バランシング
No
はい はい はい
MAC アドレスによるロード バランシング
No
Yes (IP/IPX 以外に使用) はい はい
チームの全メンバーが TOE をサポートしている場合
に、TOE 機能の共存を可能にする
c
はい はい
No No
a
1 つのプライマリ メンバーと 1 つのスタンバイ メンバーがある SLB。
b
チームには少なくとも 1 つの Broadcom アダプタが必須。
c TOE 機能は、すべて Broadcom TOE 対応のアダプタで構成される SLB チームによってのみ実現可能。
チーム タイプの選択
次のフロー チャートでは、レイヤ 2 のチーム化を計画するときの意思決定フローを示します。TOE のチーム化では、Smart Load
Balancing™ (スマート ロード バランス) およびフェイルオーバー タイプ チームのみがサポートされます。チーム化を行う第 1 の理由は、
ネットワーク帯域幅の増加とフォルト トレランスの向上が必要であることです。チーム化により、この両方の要件を満たすためのリンク集約と
フォルト トレランスが提供されます。優先するチーム化は次の順序で選択する必要があります。最初の選択としてリンク集約、第 2 の選択と
して通有中継、さらに、管理されていないスイッチまたは最初の 2 つのオプションをサポートしないスイッチを使用する場合は第 3 の選択と
して SLB チーム化。スイッチのフォルト トレランスが必要な場合は、SLB が唯一の選択肢です (図 1 を参照)。