Owners Manual
Windows での仮想 LAN:Broadcom NetXtreme II® ネットワーク アダプタ ユーザー ガイド
file:///C¦/Users/Nalina_N_S/Documents/NetXtremeII/Japanese/vlan.htm[9/5/2014 3:58:13 PM]
目次ページに戻る
Windows での仮想 LAN:Broadcom NetXtreme II
®
ネットワーク アダ
プタ ユーザー ガイド
VLAN の概要
チームに VLAN を追加する
VLAN の概要
VLAN (仮想 LAN) を利用すると、物理 LAN を理論的なパーツに分割し、ワークグループの論理的なセグメントを作成できます。これにより各
論理セグメントごとにセキュリティ ポリシーを設定することが可能になります 定義済みの VLAN は、そのトラフィックや同報通信がその他の
VLAN から分離されるため、それぞれが独自の分離されたネットワークとして機能します。これにより各論理グループ内の帯域幅の効率が向上
します。サーバー上の 1 つの Broadcom アダプタには最大 64 個(タグ付けされたもの 63 件、タグ付けされていないもの 1 件)までの
VLAN が定義できます。定義できる数はシステム内で利用できるメモリ数により異なります。
チームには複数の VLAN を追加し、異なる VLAN ID をもつ 複数の VLAN を許可することができます。バーチャル アダプタが追加されたそ
れぞれの VLAN について作成されます。
VLAN は通常、独立した同報通信のドメインを作成したり、IP サブネットを分離するとき利用するものですが、サーバーには同時に 複数の
VLAN を与えておくと便利です。Broadcom アダプタなら、ポート別、またはチーム別に複数の VLAN がサポートできます。このためネット
ワークのコンフィギュレーションがとてもフレキシブルになります。
図 1:タグ付けされた複数の VLAN をサポートするサーバーの例
図 1 は、VLAN を使用するネットワークの例を示しています。このネットワーク例では、物理 LAN は 1 つのスイッチ、2 つのサーバー、5 件
のクライアントで構成されています。LAN は論理的に 3 つの異なる VLAN に組織化されます。VLAN はそれぞれ異なる IP サブネットを代表
します。このネットワークの機能について、表 1 で説明します。
表 1:VLAN ネットワークのトポロジー例
コン
ポー
ネン
ト
説明
VLAN
#1
メイン サーバー、PC #3、PC #5 で構成される IP サブネットです。このサブネットはエンジニアリング グループを表わします。
VLAN
#2
メイン サーバー、共有メディア セグメント経由の PC #1、PC#2、および PC #5 を含みます。この VLAN はソフトウェア開発グ
ループです。
VLAN