Owners Manual
Broadcom チーム化サービス:Broadcom NetXtreme IIィ ネットワーク アダプタ ユーザー ガイド
file:///C¦/Users/Nalina_N_S/Documents/NetXtremeII/Japanese/teamsvcs.htm[9/5/2014 3:58:29 PM]
設定ユーザー
イン
ターフェイス
Broadcom Advanced Control
Suite (BACS)
Windows Server 2008 R2 - bacs.exe
Windows Server 2012 - bacs.exe
ハードウェア要件
リピータ ハブ
スイッチング ハブ
ルーター
本書で説明されているさまざまなチーム化モードでは、クライアントをチーム化されたシステムに接続するためのネットワーク機器に、ある制
限を設けています。各タイプのネットワーク インターコネクト テクノロジーがチーム化に与える影響に関してはこれ以降のセクションで説明
します。
リピータ ハブ
リピータ ハブを使用すると、ネットワーク管理者はイーサネット ネットワークを個々のセグメントの限界以上に拡張することができます。リ
ピータは 1 つのポートで受信した入力信号を接続されている他のすべてのポートで再生成して、単一の衝突ドメインを形成します。これは、リ
ピータに接続されているステーションから別のステーションにイーサネット フレームを送信すると、同じ衝突ドメイン内のすべてのステーショ
ンでそのメッセージを受信するということです。2 つのステーションで同時に伝送を開始した場合、衝突が発生し、伝送中の各ステーションは
任意の時間が経過した後に再度そのデータを伝送します。
リピータを使用するには、衝突ドメインに属している各ステーションが半二重モードで動作している必要があります。半二重モードは IEEE
802.3 仕様のギガビット イーサネット アダプタでサポートされていますが、ギガビット イーサネット アダプタ メーカーの大部分ではサポー
トされていません。そのため、半二重モードはここでは考慮しません。
複数のハブにまたがるチーム化は、SLB チームに対してのみトラブルシューティング (ネットワーク アナライザの接続など) の目的でサポート
されています。
スイッチング ハブ
リピータ ハブとは異なり、スイッチング ハブ (さらに簡単に言えば、スイッチ) を使用すると、イーサネット ネットワークを複数の衝突ドメ
インに分けることができます。スイッチは、イーサネット MAC アドレスだけに基づいて、ホスト間でイーサネット パケットを転送する役割を
果たします。スイッチに接続されている物理ネットワーク アダプタは、半二重または全二重モードで動作する場合があります。
通有中継と 802.3ad リンク集約をサポートするには、スイッチでこのような機能を明確にサポートしている必要があります。スイッチでこれ
らのプロトコルをサポートしていない場合でも、Smart Load Balancing で使用できる場合があります。
注: スイッチがスタック可能なスイッチとして動作している場合、すべてのネットワーク チーム化モードをスイッチ間で使用できます。
ルーター
ルーターはレイヤ 3 以上のプロトコルに基づいてネットワーク トラフィックをルーティングするよう設計されていますが、スイッチング機能
を持つレイヤ 2 デバイスとして動作することもよくあります。ルーターに直接接続されるポートのチーム化は、サポートされません。
チーム化のサポート (プロセッサ別)
すべてのチーム タイプが、IA-32 および EM64T プロセッサでサポートされます。
チームの設定
Broadcom Advanced Control Suite ユーティリティは、サポートされるオペレーティング システム環境でチーム化の設定に使用されます。
BACS (Broadcom Advanced Control Suite) は、32 ビットおよび 64 ビットの Windows OS ファミリで動作するよう設計されていま
す。BACS はロード バランシングおよびフォルト トレランスのチーム化の設定と、VLAN の設定に使用されます。さらに MAC アドレス、ド
ライバ バージョン、および各ネットワーク アダプタのステータス情報を表示します。BACS には、ハードウェア診断、ケーブル テスト、およ
びネットワーク トポロジー テストなど数多くの診断ツールも含まれています。
サポートされる機能 (チーム タイプ別)