Owners Manual
Windows Server でのチーム化の設定:Broadcom NetXtreme II® ネットワーク アダプタ ユーザー ガイド
file:///C¦/Users/Nalina_N_S/Documents/NetXtremeII/Japanese/teaming.htm[9/5/2014 3:58:12 PM]
ンバーがアクティブになり、本来プライマリ
アダプタに割り当てられていた受発信トラフィックをリダイレクトします。セッションは継続さ
れ、ユーザーに影響が及ぶことはありません。
Smart Load Balancing およびフェイルオーバー/SLB (自動フォールバックはディスエーブル) チーム
タイプの制限事項
Smart Load Balancing™ (SLB、スマート ロード バランス) は、プロトコル固有のスキームです。IP、IPX、NetBEUI プロトコルでのサ
ポート レベルを 表 1 にリストします。
表 1:Smart Load Balancing
オペレーティング システ
ム
フェイルオーバー/フェイルバック - Broadcom 全
製品
フェイルオーバー/フェイルバック - 非 Broadcom
製品
プロトコル
IP IPX NetBEUI IP IPX NetBEUI
Windows Server 2008 Y Y N/S Y N N/S
Windows Server 2008
R2
Y Y N/S Y N N/S
Windows Server 2012 Y Y N/S Y N N/S
オペレーティング システ
ム
負荷バランス - Broadcom 全製品 負荷バランス - 非 Broadcom 製品
プロトコル
IP IPX NetBEUI IP IPX NetBEUI
Windows Server 2008 Y Y N/S Y N N/S
Windows Server 2008
R2
Y Y N/S Y N N/S
Windows Server 2012 Y Y N/S Y N N/S
LEGENDÅF Y = yes
N = no
N/S = サポートなし
Smart Load Balancing チーム タイプは、スイッチ ポートを特殊な中継モードに設定しなくても、すべてのイーサネット スイッチで動作しま
す。IP トラフィックのみ、発信・戻りの双方向でロード バランスされます。IPX トラフィックは、発信方向のみでロード バランスが行われま
す。その他のプロトコル パケットは、1 つのプライマリ インターフェイスのみで送受信されます。非 IP トラフィックのフェイルオーバー
は、Broadcom ネットワーク アダプタ以外ではサポートされていません。通有中継チーム タイプでは、何らかのポート中継モード (たとえ
ば、Cisco の Gigabit EtherChannel などの各スイッチ メーカーのリンク集約モード) をサポートするイーサネット スイッチが必要になりま
す。通有中継チーム タイプはプロトコルに依存せず、すべてのトラフィックはロード バランスが行われ、フォルト トレランスの対象になりま
す。
注: SLB チームの設定時に LiveLink™ をイネーブルしない場合は、スイッチでスパニング ツリー プロトコル (STP) をディスエーブルす
るか、Port Fast をイネーブルするようにしてください。これにより、フェイルオーバーの実行時にスパニング ツリーのループが決定されるま
でのダウンタイムを最低限に抑えることができます。LiveLink は、このような問題を可能な限り回避します。
チーム化および Large Send Offload (大量送信オフロード)/Checksum Offload (チェックサム オ
フロード) のサポート
Large Send Offload (LSO、大量送信オフロード) と Checksum Offload (チェックサム オフロード) プロパティは、すべてのメンバーが機
能をサポートし、その機能用に設定されている場合にのみ、チームに対してイネーブルされます。
各種制限および免責条項の項目にはすべて目を通してください。
目次ページに戻る