Users Guide

SR-IOV:設定および使用例NetXtreme-E ユーザー マニュアル
2018 2 26 NetXtreme-E-UG100 ページ 58
5. Bnxt en ドライバをインストールする
a.
Bnxt_en ドライバを OS にコピーし、make; make install; modprobe bnxt_en を実行します。
6. カーネル パラメタを使用して仮想機能を有効にする
a. ドライバをインストールしたら、lspci でシステム内にある NetXtreme-E NIC を表示します。バス、
デバイス、および機能は、仮想機能のアクティブ化のために必要です。
b. 仮想機能を有効にするには、以下に示すコマンドを入力します。
echo X >/sys/bus/pci/device/0000\:Bus\:Dev.Function/sriov_numvfs
代表的な例は次のようになります。
echo 4 > /sys/bus/pci/devices/0000\:04\:00.0/sriov_numvfs
7. PCI-E の仮想機能を確認する
a.
lspci コマンドを実行すると、BCM57402/BCM57404/BCM57406 の場合は DID 16D3 に設定された
仮想機能、RDMA 以外の BCM57412/BCM57414/BCM57416 の場合は 16DC に設定された仮想機能、
RDMA 対応の BCM57412/BCM57414/BCM57416 の場合は 16C1 に設定された仮想機能が表示され
ます。
8. 仮想マネージャーを使用して、仮想化クライアント システム (VM) をインストールします。
仮想マネージャーのインストールについては Linux の文書類を参照してください。ハイパーバイザ内蔵ド
ライバが削除されることを確認してください。具体例を上げると、
NIC:d7:73:a7 rtl8139 となります。
このドライバを削除します。
9. ゲスト VM に仮想機能を割り当てます。
a. 物理的な PCI デバイスとしてゲスト VM にこのアダプタを割り当てます。VM ゲストに仮想機能を割
り当てる情報については、Linux の文書類を参照してください。
10.
Bnxt_en ドライバを VM にインストールする
a. ゲスト VM 上で
netxtreme-bnxt_en-<version>.tar.gz ソース ファイルをコピーし、tar.gz ファイルを
抽出します。各ドライバのディレクトリに移動し、
make; make install; modprobe bnxt_en (RDMA
を有効にする場合は、さらに
bnxt_re) を実行します。Modinfo コマンドを使用してインターフェイス
を確認し、適切にドライバがロードされていることを確認します。ビルドされた最新モジュールを
ロードする前に、
modprobe -r bnxt_en を実行して、既存の、またはインボックスの bnxt_en モジュー
ルをアンロードしなければならない場合があります。
11. ゲスト VM の外部ネットワークへの接続をテストする
a. 適切な IP アドレスをアダプタに割り当て、ネットワーク接続をテストします。
注:SRIOV VF RDMA 機能を使用するため、netxtreme-bnxt_en<version>.tar.gz を使用して、
bnxt_re bnxt_en の両方をインストールします。
注:PF インターフェイスが稼働していることを確認します。VF は、PF が稼働している場合にの
み作成されます。X は、OS にエクスポートされた VF の数です。