Users Guide

ISCSI ブートNetXtreme-E ユーザー マニュアル
2018 2 26 NetXtreme-E-UG100 ページ 52
5. ESC キーを押して [Main] メニューに戻ります。
6. [Main] メニューで、[1st Target Parameters] を選択します。
7. [1st Target Parameters] 画面で、[Connect] を有効にして iSCSI ターゲットに接続します。iSCSI ター
ゲットの設定時に使用される値を使用して、次の項目の値を入力します。
•IP アドレス
•TCP ポート
ブート LUN
iSCSI
8. ESC キーを押して [Main] ニューに戻ります。
9. ESC キーを押して、[Exit and Save Configuration] を選択します。
10. F4 キーを押して MBA 設定を保存します。
動的 iSCSI ブート コンフィギュレーション
動的コンフィギュレーションでは、システムの IP アドレスとターゲット/イニシエータ情報が DHCP サー
バーによって提供されるように指定します (54 ページの “iSCSI ブートをサポートするための DHCP サーバー
を設定する に記載されている IPv4 および IPv6 設定の説明を参照してください)IPv4 の場合、イニシエー
iSCSI 名を除き、[Initiator Parameters][1st Target Parameters]、ま [2nd Target Parameters] の各画面
の設定は無視されるため、クリアする必要はありません。IPv6 の場合、CHAP ID と秘密情報を除き、
[Initiator Parameters][1st Target Parameters]、ま [2nd Target Parameters] の各画面の設定は無視され
ため、クリアする必要はありません。設定オプションについては、50 ページの 31 を参照してください。
DHCP オプション 17 が使用されている場合、ターゲット情報は DHCP サーバーによって提供され、
イニシエータ iSCSI 名は [Initiator Parameters] 画面でプログラムされた値から取得されます。
値が選択されていない場合、コントローラはデフォルトで次の名前を使用します。
iqn.1995-05.com.broadcom.<11.22.33.44.55.66>.iscsiboot
文字列 11.22.33.44.55.66 は、コントローラの MAC アドレスに対応します。
注:IP アドレスを入力します。IP アドレスに関しては、重複や不適切なセグメン/ネットワーク
割り当てを検出するためのエラーチェックは実行されません。
注:最初のセットアップでは、2 つ目のターゲットの設定はサポートされていません。
注:DHCP サーバーを使用する場合、DNS サーバーのエントリが、DHCP サーバーによって提供さ
れる値で上書きされます。この状況は、ローカルに提供された値が有効であり、DHCP サーバーが
DNS サーバー情報を提供しない場合であっても発生します。DHCP サーバーが DNS サーバー情報を
提供しない場合は、プライマリとセカンダリの両方の DNS サーバー値が 0.0.0.0 に設定されます。
Windows OS が引き継ぐ場合、Microsoft iSCSI イニシエータは iSCSI Initiator パラメタを取得し、
適切なレジストリを静的に設定します。これにより、設定済みの値がすべて上書きされます。DHCP
デーモンは Windows 環境でユーザー プロセスとして実行されるため、iSCSI Boot 環境でスタックが
起動する前に、すべての TCP/IP パラメタを静的に設定する必要があります。