Service Manual
111
付録
コンピュータの使用
•• 電源ケーブルおよびすべてのケーブルは、人が歩いたり、つまずく可能性のある場所から離して設
置します。電源ケーブルの上には何も置かないでください。
•• コンピュータの上および内部には何もこぼさないでください。
•• 感電を回避するため、コンピュータの操作を行う前にはコンセントからすべての電源、モデム、お
よびその他すべてのケーブルを抜いてください。
静電放電(ESD)に関する警告
予防措置が取られない場合、静電放電(ESD)は、システムの内部コンポーネントを損傷する可能性が
あります。ESD は静電気によって発生し、静電気による損傷は、通常永続的です。
コンピュータ技術者は、コンピュータのケースに静電気を除去する特殊なリストストラップを着用して
おり、ESD による損傷を防止しています。次の操作を行うことによって、ESD による損傷リスクを低下
させることができます。
•• 作業を開始する前に、コンピュータの電源を切り、数分間待ちます。
•• コンピュータのケースに触れ、身体の静電気を除去します。
•• ケース内部の部品交換中には、歩き回らないようにしてください。特にカーペットの上にいる場
合、または低温低湿環境の場合には注意します。
•• 交換が必要な部品以外には触れないで下さい。
•• 何らかの理由で周辺機器のカードを取り外さなくてはいけない場合は、取り外したコンピュータの
ケースの一部に置いておきます。カード底部のシステム基板に接続するエッジコネクタには触れな
いでください。