Users Guide
ると、SCSI 機器を SCSI バスから切断できず、パケット化プロトコルが行われず、Ultra160 レベルの
転送速度になります。
Send Start Unit Command-(デフォルト:Yes)Yes に設定すると、起動時に Start Unit コマンドが
SCSI 機器へ送信されます。これによって、システムが起動したときに、SCSI カードが SCSI デバイス
の電源を 1 つずつ入れるため、システムの電源にかかる負荷が軽減されます。このコマンドを使わな
いと、SCSI デバイスはすべて、いっせいに電源が入ります。
メモ: デバイスの取扱説明書を参照して、そのデバイスがこのコマンドをサポートして いるかどうか確
認してください。ほとんどの機器では、このコマンドに対応できるよう にするために、機器のスイッ
チやジャンパの設定変更も必要です。
次のオプションは、SCSI カード BIOS が無効になっている場合に指定しても無効になります。(通常、SCSI
カード BIOS は初期値で有効になっています。)
BIOS Multiple LUN Support-(デフォルト:No)SCSI 機器に複数の LUN(Logical Unit Number)が
設定されていない場合は、この設定を No のままにしてください。Yes に設定すると、SCSI カード
BIOS により、複数の LUN がある SCSI デバイス(たとえば、複数の CD に同時にアクセスできる CD
ジュークボックス デバイス)からシステムが起動できるようになります。
Include in BIOS Scan-(デフォルト:Yes)Yes に設定すると、SCSI デバイスが INT 13 デバイス
(SCSI ディスク ドライブなど)で、デバイス ドライバ ソフトウェアのない場合に、SCSI カード BIOS
によって制御されます。No に設定すると、SCSI カード BIOS は SCSI 機器を制御せず、デバイス ドラ
イバ ソフトウェアが必要になります。この BIOS では、デバイス ドライバを追加しなくても、INT 13
機器を 8 台までサポートできます。