Adaptec™ 39320A/U320 SCSI RAID 0 または 1 ユー ザーズ ガイド はじめに ハードウェアのインストール BIOS RAID の構成と管理 Windows オペレーティング システム用ドライバのインストール SCSI ケーブルおよびコネクタ Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 の仕様 Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 のトラブルシューティング Adaptec U320 SCSI RAID 認可機関の情報 Adaptec U320 SCSI RAID 用語集 メモ:メモは、コンピュータを適切に使用するために役立つ重要な情報を示しています。 ご注意: ご注意は、ハードウェアの損傷またはデータの損失をもたらす可能性があることを示し、 問題の回避方法について説明します。 警告: 警告は、物的損害、身体への傷害または死をもたらす可能性があることを示します。 本書の情報は予告なく変更される場合があります。 © 2004 Dell Inc. All rights reserved. Dell Inc.
本書で使用されている商標:Dell 、DELL のロゴ、および Dell OpenManage は、Dell Inc. の商標で す。Intel、Pentium、および Celeron は、Intel Corporation の登録商標です。Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の登録商標です。Red Hat は、Red Hat Inc. の登録商標です。 その他の商標および商標名は、その商標および商標名の権利を主張する団体またはその団体の製品を示すた めに、本書で使用される場合があります。Dell Inc. は、同社が所有しない商標および商標名に対する所有権 をすべて放棄します。 モデル Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 March 2005 P/N WC612 Rev.
目次へ戻る はじめに Adaptec™ U320 SCSI RAID 0 または 1 ユーザーズ ガイド 概要 RAID ストレージ管理ユーティリティ システム要件 Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 の特徴 構成の特徴 RAID パフォーマンスの特徴 RAID 管理の特徴 耐障害機能の特徴 ソフトウェア ユーティリティ オペレーティング システム ドライバおよびユーティリティ Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 ファームウェア 概要
Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 は、高パフォーマンスの 64 ビット、133 MHz、PCI-X、デュアル チャ ネル SCSI カードで、RAID 0 および 1 が組み込まれています。Ultra320 SCSI LVD(Low Voltage Differential)デバイスを使用し、最大 640 MB/秒の合計スループットである最高速の SCSI で、データ保護 を提供します。 Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 コントローラには次の特徴があります。 2 つの独立した SCSI ブータブル チャネル チャネルあたり 15 のマルチファンクション デバイス LVD デバイスと SE デバイスの混在(関連するパフォーマンスは低下)(HVD デバイスはサポートし ていません。) Wide または Narrow SCSI データ パス CRC 32 のエラー検出は、LVD モードでのデータ I/O フェーズ中の Ultra320/Ultra160 モード用のみ 自動ターミネーション制御 マルチイニシエータ環境での手動ターミネーションの優先
RAID ストレージ管理ユーティリティ Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 には、ストレージ サブシステムを管理するための次のソフトウェア ツールが付属しています。 RAID Storage Manager-ブラウザ ベースのストレージ管理ソフトウェアです。オペレーティング シ ステム上でアレイを管理するために必要な、作成、管理、データ ロギング、メッセージング、および 制御のすべてを実行できます。詳細は、RAID Storage Manager のドキュメントを参照してください。 BIOS Configuration Utility-コントローラに組み込まれた BIOS ベースのコードの一部である設定ユー ティリティです。BIOS の起動中に Ctrl+A を押すと、このユーティリティが起動します。詳細は、 「BIOS RAID の構成と管理」を参照してください。 システム要件 この項では、以下のシステム要件について説明します。 記憶容量要件 SCSI ドライブの要件 ハードウェア要件 記憶容量要件
RAID Storage Manager および Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 デバイス ドライバには、20 MB のディ スク スペースが必要です。 メモ:この情報は、システム リソースを割り当てるための目安です。必要な容量は、今後 のリリース で変更される可能性があります。疑問のある場合には、これよりも多くの容量を ハードディスク ドラ イブに割り当てるようにしてください。 SCSI ドライブ要件 Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 は、Ultra320 および Ultra160 の SCSI ハードディスク ドライブで動作 するように設計されていますが、従来の Ultra2、Ultra、および SE (シングルエンド) SCSI デバイスすべてで 動作します(パフォーマンスのレベルは下がります。)HVD(High Voltage Differential)デバイスの使用 はサポートしていません。 SCSI ドライブの設定方法と使用方法の詳細については、「SCSI ドライブの設定」を参照してください。 ハードウェア要件 仕様 必要要件 電圧
RAID レベル RAID 0、1 オンボード メモリ 512 KB(最大 4 MB)のフラッシュ、EFI 対応 3 芯インターフェースで 4 KB の SEEPROM システム バス インターフェース PCI-X \ PCI BIOS ユーティリティ SCSI SelectSCSISelect OS ユーティリティ RAID Storage Manager ホット スペア グローバル ホットスペア サポート サポートするオペレーティング Microsoft Windows 2000/XP (32 bit and 64 bit)、Red Hat Linux 4.
最大320 MB/秒 です。 パフォーマンスとスループットを最適にするには、Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 カードを Ultra320 デバイスと一緒に、64 ビット、133 MHz、PCI-X スロットに装着する必要があります。ただし HBA は、32 ビットおよび 64 ビット モードで従来の 33 MHz および 66 MHz の PCI トランザクションをサポートするの で、従来の PCI システムでも完全に機能します。HBA は、SPI-3 DT(Double Transistion)クロッキングの ような従来の SCSI 動作もサポートしています。 Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 カードは、事実上 HVD(High Voltage Differential)以外の従来のすべ ての Ultra2、Ultra、および SE(シングルエンド)SCSI デバイスと後方互換性があります。ただし、SE デバ イスをバスに接続するときには、パフォーマンスは SE の速度に低下し、SE ケーブルの長さの規制に従う必 要があります。2 つの独立したチャネル
ギング コントローラ Online Capacity Expansion Yes (オンライン容量拡張) ホットスペア サポート グローバル ホットスペア サポート フラッシュ可能ファームウェア Yes ホット スワップ デバイス サポート Yes サポートしているデバイス サポートしているデバイスについては、お使いのシステムの取 扱説明書を参照してください。 容量の異なるハードディスクのサポート Yes 内部コネクタ 68 ピン内部 LVD/SE コネクタ 2 つ 外部コネクタ 68 ピン外部 VHDCI コネクタ 2 つ ディスク構成の特徴 仕様 特長 サポートしているハードディスク容量 最大 2 TB オンラインでの RAID マイグレーショ SCSI Select BIOS ユーティリティでのシングル ボリュームから ン RAID 1 ユーザが指定する再構築速度 Yes RAID パフォーマンスの特徴 仕様 特長 ストレージ インターフェース転送速度 チャネルあたり 320 MB/秒
ドライブあたりの処理待ち I/O の最大数 16 サポートされるストライプ サイズ 16 KB、32 KB、64 KB 並列コマンドの最大数 32 RAID 管理の特徴 仕様 特長 ドライブ ローミング Yes 複数のストライプ サイズの同時使用のサポート Yes OS での管理ユーティリティのサポート Yes DMI サポート Yes 耐障害機能の特徴 仕様 特長 SMART サポート Yes ドライブ障害の検出 自動 ホット スペアを使用したドライブの再構築 Yes パリティの生成およびチェック Yes ソフトウェア ユーティリティ 仕様 特長 グラフィカル ユーザ インターフェース Yes
管理ユーティリティ Yes オペレーティング システム ドライバおよびユーティリティ Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 には以下のオペレーティング システムをサポートするドライバが組み 込まれています。 Microsoft® Windows® 2000、XP (32 bit and 64 bit) Red Hat Linux 4.
目次へ戻る ハードウェアのインストール Adaptec™ U320 SCSI RAID 0 または 1 ユーザーズ ガイド 安全にお使いいただくために Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 コントローラの取り付け SCSI ドライブの設定 ハードディスク ドライブのインストール 安全にお使いいただくために システムを安全に使用するための注意事項の詳細については、システムに付属している『System Information Guide 』または『Product Information Guide 』を参照してください。 カードを取り扱う前に、アースされた金属(システムの背面の塗装されていない金属部分など)に触れて、 静電気を放電させます。 メモ:カードを取り扱う際は、常にカードの端か金属ブラケットの部分を持つようにしてく ださい。 金メッキ コネクタやカード上の電子部品には触らないでください。 Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 コントローラの取り付け
警告: カバーを取り外して、Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 コントローラを取り付ける前に、必 ずシステムの電源を切断してください。 警告: ホスト アダプタを扱う場合は、静電気の放電による破損を防止するために、認定された ESD ワークステーションと帯電防止ストラップを使用してください。 Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 コントローラ カードは、使用可能な以下の任意のスロットに取り付け ることができます。 64 ビット PCI/PCI-X 拡張スロット 32 ビット PCI 拡張スロット メモ: Adaptec U320 RAID 0 または 1 コントローラを 32 ビット スロットに取り付けると、 コントロー ラの最大パフォーマンスが低下します。 Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 コントローラを取り付けるには、以下の手順に従います。 1. システムのシャーシを開きます。 2.
4. システムの固定ブラケットを使用してコントローラを固定します。 5.
て次のような作業が必要になる場合があります。 SCSI ID の確認 ターミネーションの設定 電源ケーブルの接続 セットアップの内容はデバイスごとに異なるため、必ずそのデバイスの取扱説明書で具体的な手順を確認し てください。 メモ:Wide Ultra/Ultra SCSI 機器を Ultra320/160 機器や Ultra2 SCSI 機器と同じ SCSI チャネルに 接 続する場合、Ultra320/160 機器と Ultra2 SCSI 機器のデータ転送速度は、Ultra SCSI と同じ速度 レベ ルに合わせられます。新しい SCSI 機器のデータ転送速度を最大にするには、必ず専用の SCSI チャネ ルに接続してください。 以下に、お使いのデバイスに SCSI ID とターミネーションを設定するガイドラインを、いくつか説明しま す。 SCSI IDSCSI ID Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 に接続する各機器には、チャネルごとに 0 から 15 までの固有の SCSI ID を割り当てる必要があります。同じ SCSI チャネル上では、複数の機器に同じ SCSI I
SCSI ターミネーション SCSI デバイスで使用するチャネルを正しくターミネートすることは、システムを適切に動作させる上で非常 に重要です。ターミネーションの基本概念は以下のとおりです。 システムを最大速度で動作させるには、Ultra320 の動作が保証されている SCSI ケーブルを使用しま す。 メモ:Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 に付属のケーブルには、一方の終端にマルチモード ターミ ネータが組み込まれています。ターミネータは、ケーブルの、コントローラに接続す る側とは反対の 終端にあります。このケーブルに接続されているドライブはターミネートし ないでください。 SCSI ケーブルの物理的な終端にあるデバイスでターミネーションを有効にします(上記のメモを参 照)。マルチモード ターミネーション ケーブルは、そのチャネル上のターミネーションを必ず無効に して使用してください。 1 つのコントローラで複数の SCSI チャネルを使用している場合は(Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 で可能)、各チャネルごとにターミネートします。 Adaptec
SCSI ケーブル Ultra320 での使用を目的として設計された Ultra320 SCSI ドライブおよび LVD SCSI ケーブルを使用するこ とをお勧めします。これらは Dell のサイト http://www.dell.
Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 コントローラは、以下のRAIDレベルをサポートしています。 RAID レベル 0 : 最大 4 台のハードディスク ドライブ RAID レベル 1 : 2 台のハードディスク ドライブ コントローラでサポートされている台数のハードディスク ドライブ、および適切な RAID レベルを使用する ように計画してください。 SCSI ドライブとデバイスの設定方法と使用方法の詳細については、「SCSI ドライブの設定」を参照してく ださい。 内部ハードディスク ドライブの接続 内部 SCSI ドライブを接続するには、次のようにします。 1. システムのハードディスク ドライブ ベイにハードディスク ドライブを取り付けま す。詳細について は、ご使用のシステムのドキュメントを参照してください。 2.
3. 内蔵 Ultra320/160 機器と Ultra2 SCSI 機器を、残りのケーブル コネクタに接続します。 その際、ケー ブルのターミネータがついている方の端にあるコネクタから接続してい きます。 4. 必要に応じて、追加する各ハードディスク ドライブに対して手順を繰り返します。 5. 必要に応じて、電源ケーブルをドライブに接続します。 外付けデバイスの接続 メモ:システムでサポートされているデバイスについては、お使いのシステムの取扱説明書 を参照し てください。 外付け SCSI デバイスを接続するには、次のようにします。 1.
2. SCSI ケーブルのもう一方の端を、外付け機器の背面の SCSI コネクタに接続します。 外付け SCSI デバ イスを 1 台だけ接続する場合は、そのデバイスをターミネートさ せ、4 へ進みます。 3.
4.
目次へ戻る BIOS RAID の構成と管理 Adaptec™ U320 SCSI RAID 0 または 1 ユーザーズ ガイド 構成方法 RAID の可用性 構成の計画 BIOS Configuration Utility の起動 コントローラの設定 SCSISelect 設定機能の使用 HostRAID 設定機能の使用 アレイのセットアップ アレイの管理 アレイの削除 SCSI ディスク ユーティリティの使用法 構成方法
RAID 構成の実装方法は、次の 3 つの要因によって決まります。 耐障害性(ドライブの可用性) パフォーマンス 容量 これらの各要素に関する必要性と優先度をもとに、その RAID アレイの特定の使用に合わせた最適な RAID レベルと構成を決定します。 耐障害性の最大化 RAID レ 耐障害機能の説明 ベル 0 耐障害機能はありませんドライブの故障に対する耐性がありません。 1 ディスク ミラリーング。セカンダリ ハードディスク ドライブに全データをコピーします。1 つ のドライブの故障に対する耐性を備えています。 パフォーマンスの最適化 RAID パフォーマンスの特性 0 最高の読み取りおよび書き込みのパフォーマンス。耐障害機能はありません。 1 良好な読み取りパフォーマンスと低い書き込みパフォーマンス。 容量の最大化
RAID レベル 説明 サポートされるドライブ 容量 0 ストライピング 0 ~ 4 台のドライブをサポート (ディスク数)x(最小ディスク容量) 1 ミラーリング 2 最小ディスク容量 RAID の可用性 RAID の可用性は、RAID レベルと接続されたハードディスク ドライブ数だけでなく、スペア ドライブを使 用できるかどうかによっても左右されます。 スペア ドライブおよびデータの修復 ハードディスク ドライブが故障すると、ドライブを物理的に交換して、スペア ドライブを使用することが できます。ホットスペアとは、コントローラに接続されていても、まだデータ ストレージとして使用されて いないドライブのことです。ハードディスク ドライブが故障すると、ホットスペアは故障したドライブを交 換し、スペア ドライブ上にデータを再構築することで、耐障害機能が修復されます。 メモ:スペアは、故障したドライブと同じサイズかそれより大きいサイズである場合にの み、アレイ の再構築に使用されます。 Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 コントローラがサポートするスペアのタイプは次の
アレイ メンバ(ドライブ)が故障した場合には、十分な容量があるグローバル ホットスペアを使用して、 故障したドライブのデータを修復します。故障した後のシステムの動作は、置き換えられるドライブに対す るスペアのサイズによって異なります。 グローバル ホット スペアのサイズが、置き換えられるドライブのサイズと同じか、または、大きいが その差が 100 MB 未満である場合には、スペアは故障したドライブが属するアレイのメンバになり、 グローバル ホット スペアとしてマークされなくなります。 グローバル ホット スペアのサイズの方が置き換えられるドライブのサイズより 100MB 以上大きい場 合、スペアは故障したドライブと置き換えられますが、グローバル ホット スペアのままです。グロー バル ホット スペアの未使用部分は、将来において障害が発生した場合に使用することができます。 ご注意: グローバル ホットスペアの未使用部分は、単一ドライブの RAID 1 となることがあ るので、 使用しないことをお勧めします。 ドライブ ローミング ドライブ ローミングによって、中断せずに RAID ボリュームをあるコントロ
照してください。 再構築中(Rebuilding) Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 の再構築機能によって、アレイはハードディスク ドライブを同期さ せ、冗長 RAID アレイでの耐障害機能を修復することができます。詳細については、「アレイの再構築」を 参照してください。 構成の計画 最適な構成は、それぞれの目的に応じて異なります。RAIDの構成を計画する場合は、次の要因について考慮 します。 ハードディスク ドライブの数 アレイの目的 耐障害機能 パフォーマンス 容量 スペア ドライブ グローバル ホット スペア
BIOS Configuration Utility の起動 システムの POST 中に、次のスプラッシュ画面が表示されます。 Ctrl + A を押すと、BIOS ユーティリティが起動します。 次に表示されるデバイス メニューで、チャネルを選択し キーを押します。 [BIOS Configuration Utility] メニューが表示されます。このメニューのオプションは以下のとおりです。 Configure/View SCSI Controller Settings Configure/View HostRAID Settings SCSI Disk Utilities メモ:このメニューの他、どのメニューからオプションを選択する場合でも、上向き/下向 きの矢印 キーを使用してそのオプションにカーソルを移動し、 キーを押します。オプ ションを選択し たときに、さらにメニューが表示されることもあります。 を押すと、 いつでも直前のメニュー に戻ります。 Configure/View SCSI Controller Settings-システムのシャーシを開いたり、カー
SCSI Disk Utilities-SCSI ハードディスクに対してローレベル フォーマットやディスク メディア検証を行い ます。 コントローラの設定 コントローラの設定のセクションでユーザは、SCSI およびコントローラ専用のオプションを変更できます。 次の表に、SCSI Select の各オプションに対する設定可能な値とデフォルト設定を挙げます。デュアル チャネ ル カードの場合、[Auto-sync] と記されているオプションでは、2 つの SCSI チャネルに同じ設定が自動的に 適用されます。たとえば、チャネル A で [Boot Channel] オプションを [B First] に変更すると、チャネル B にもこの設定が適用されます。その他のオプションはすべて、2 つの SCSI チャネルそれぞれに設定できま す。 初期値は、ほとんどのシステムに適用するように設定されていますので、通常の用途で使用する場合は変更 しないでください。SCSI Select は、現在の設定を変更または表示する場合や、SCSI ディスク ユーティリ ティを使用する場合に実行します。各オプションの説明については、「S
Ch. A Automatic、 Disabled Automatic Ch. B Boot Device Configuration Options(起動デバイスの設定オプション)-BBS システムのみ Select Master SCSI Controller A、B A Boot SCSI Controller [Auto-sync] A、B A [Auto-sync] Boot Device Configuration(起動デバイスの設定)-BBS システム以外 Select Master SCSI Controller A、B A Boot SCSI Controller [Auto-sync] A、B A Boot SCSI ID [Auto-sync] 0-15 0 Boot LUN Number1 [Auto-sync] 0-7 0 [Auto-sync] SCSI Device Configuration Options (SCSI 機器の設定) Sync Transfer Rate(MB/sec) 320、160、80.0、66.6、40.
BIOS Multiple LUN Support a.
SCSISelect 設定機能の使用 SCSI Select の起動と終了 SCSI Select を起動するには、次のようにします。 1. システムの電源投入時または再起動時に、次のメッセージが表示されたら Ctrl+A を押 し て、Configuration ユーティリティにアクセスします。 2. 設定するコントローラを選択し、 キーを押します。 3.
SCSI Select の設定をデフォルト値に戻すには、SCSI Select メイン画面で キーを押します。 表示のカラー モードと白黒モードを切り替えるには、SISelect メイン画面で キーを押します。 メモ:カラーと白黒のモードの切り替えをサポートしていないモニタもあります。 SCSI バス インターフェース オプション SCSI Controller ID-(デフォルト:7)SCSI カードの SCSI ID を設定します。Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 の SCSI ID は 7(SCSI バス内で最も高い優先度)に設定されています。この設定は変 更しないことをお勧めします。 SCSI Controller Parity-(デフォルト:Enabled)SCSI カードでは、SCSI バス上で転送されるデータ に誤りがないかどうかが検査されます。現在市販されている SCSI 機器は、ほとんどがパリティ チェッ クをサポートしています。ただし、SCSI バス上の機器がパリティ チェックをサポートしていない場合 は、このオプションを無効にします。こ
優先順位をつけ、各デバイスを順次起動可能にすることができます。 Select Master SCSI Controller-マスター SCSI コントローラを選択することができます。マスター SCSI コントローラは、必ずしもブート SCSI コントローラと同じである必要はありません。 Boot SCSI Controller-起動 SCSI コントローラにする SCSI コントローラを選択することができます。 ブート SCSI コントローラは、必ずしもマスター SCSI コントローラと同じである必要はありません。 起動デバイスの設定-BBS システム以外 BBS システム以外では、Select Master SCSI Controller、Boot SCSI ID、および Boot LUN Number の設定を 制御するのは、システムの BIOS ではなく、SCSI カードの BIOS です。 Select Master SCSI Controller-(デフォルト:A First)マスター SCSI コントローラを選択することが できます。マスター SCSI コントローラは、必ずしもブート SCSI
ません。(「Advanced Configuration Options(詳細設定オプション)」を参照してください。)こ の設定を変更すると、自動的に両方の SCSI チャネルに対して変更が適用されます。 SCSI デバイスの設定オプション SCSI 機器の設定オプションは、接続されている SCSI 機器ごとに設定できます。 メモ:SCSI デバイスを設定する場合は、そのデバイスの SCSI ID を確認してください。 (「SCSI ディ スク ユーティリティの使用法」を参照してください。) Sync Transfer Rate (MB/sec)-(デフォルト:次の表を参照)BIOS は、Wide 転送の場合は最大 80 MB/秒、Narrow 転送の場合は最大 40 MB/秒でコントローラとデバイスの間の転送レートのネゴシ エーションを行います。BIOS はこの設定により、同期データ転送レートのネゴシエーションをこれよ り遅い速度から開始するよう設定することができます。Wide 転送の場合、Sync Transfer Rate の設定 とその効果は、以下のとおりです。 320、160、または 80-BI
Narrow モード *40.0、33.3、20.0、16.6、10.0、5.0、ASYN Wide モード *320、160、80.0、66.6、40.0、33.3、20.0、10.
ると、SCSI 機器を SCSI バスから切断できず、パケット化プロトコルが行われず、Ultra160 レベルの 転送速度になります。 Send Start Unit Command-(デフォルト:Yes)Yes に設定すると、起動時に Start Unit コマンドが SCSI 機器へ送信されます。これによって、システムが起動したときに、SCSI カードが SCSI デバイス の電源を 1 つずつ入れるため、システムの電源にかかる負荷が軽減されます。このコマンドを使わな いと、SCSI デバイスはすべて、いっせいに電源が入ります。 メモ: デバイスの取扱説明書を参照して、そのデバイスがこのコマンドをサポートして いるかどうか確 認してください。ほとんどの機器では、このコマンドに対応できるよう にするために、機器のスイッ チやジャンパの設定変更も必要です。 次のオプションは、SCSI カード BIOS が無効になっている場合に指定しても無効になります。(通常、SCSI カード BIOS は初期値で有効になっています。) BIOS Multiple LUN Support-(デフォルト:No)SCSI 機器
Advanced Configuration Options(詳細設定オプション) ご注意: この詳細設定オプションは、どうしても必要で、変更の結果を十分理解している場 合以外 は、変更しないでください。 Reset SCSI Bus at IC Initialization-(デフォルト:Enabled(有効))Enabled に設定すると、電源を 投入した後の初期化時に、BIOS によって SCSI バスがリセットされ、SCSI 機器のバスをスキャンする までに 2 秒の待ち時間が発生します。このオプションを Disabled に設定すると、SCSI カード BIOS に よって SCSI バスがリセットされることはなく、2 秒の遅れも発生しません。 Display Messages during BIOS Initialization-(デフォルト:Enabled(有 効))Enabled(有効)に設定すると、システムの起動中に SCSI カード BIOS が Press for SCSISelect(TM)Utility! というメッセージを画面に表示しま
チャネルに対して変更が適用されます。次のモードを使用できます。 Verbose-SCSI バスのスキャン結果は表示されますが、PCI バスのスキャン結果は表示されませ ん。 Silent-POST については何も表示されません。Dell というタイトルさえ表示されません。ただ し、SCSI バスや SCSI バスに障害が発生した場合はエラー メッセージが表示されます。 ご注意: この機能を Silent に設定すると、システムの再起動中、Dell SCSI Card からは何 のメッセー ジも表示されなくなります。SCSISelect の起動画面に入るには、BIOS の POST サイクル中どの時点で Press for SCSISelect(TM)Utility! というメッセージが表示されるかを覚えておき、その タイミングで Ctrl+A を押す必要が あります。Crtl+A を押すのが早すぎたり、遅すぎたりした場合 は、カードのセットアッ プ画面に入ることができません。 Diagnostic-PCI バスと SCSI バスのスキャン結果は、別々に表示されます。PCI と SC
BIOS Support for Bootable CD-ROM Disabled:NOT Scan-このオプションを選択するのは、SCSI バス上のデバイス(例、CD-ROM ドライブ)がソフトウェア ドライバで制御され、BIOS が不要な場合と、BIOS に SCSI バスをス キャンさせない場合です。必要に応じて、SCSISelect は使用可能な状態のままになっています。 Disabled:Scan Bus-このオプションを選択するには、SCSI バス上のデバイス(例、CD-ROM ドライブ)がソフトウェア ドライバで制御され、SCSI バスのスキャンに BIOS が必要な場合で す。Send Start Unit コマンドの設定により、デバイスの速度を上げることができます。必要に応 じて、SCSISelect は使用可能な状態のままになっています。 次のオプションは、SCSI カード BIOS が無効になっている場合に指定しても無効になります。(通常、SCSI カード BIOS は初期値で有効になっています。) Domain Validation-(デフォルト:Enabled(有効))SCSI
ご注意: SCSI カード BIOS で制御されている SCSI ドライブの電源がオンになっている 間に、ドライ ブからリムーバブルメディアのカートリッジを取り出すと、データが破損 する場合があります。ドラ イブの動作中にメディアを取り出せるようにするには、リ ムーバブルメディアのソフトウェア ドライ バをインストールし、Support Removable Disks Under BIOS as Fixed Disks を Disabled に設定しま す。 Boot Only-起動デバイスとして指定されているリムーバブルメディア ドライブだけが、ハード ディスク ドライブとして認識されます。 All Disks-BIOS がサポートするすべてのリムーバブルメディア ドライブが、ハードディスク ド ライブとして認識されます。 メモ: Boot Only と All Disks オプションが使用できるのは、SCSI Controller BIOS オプション が Enabled に設定されている場合だけです。 BIOS Support for Bootable CD-ROM-(デフォルト:Enabled(有
Type-接続されている非アレイのハードディスク ドライブ、RAID タイプ、またはグローパル スペア を次のように示します。 ストライピング(R0) ミラーリング(R1) ハードディスク ドライブ Spare(スペア) Vendor-ハードディスク ドライブの製造元を示します。 Product-ハードディスク ドライブのモデル、または構築されたアレイの名前を示します。 Size-ハードディスク ドライブのサイズを示します。 Status-使用可能な RAID 状態を次のように示します。 空き (Free)-使用可能なドライブ 正常 (Optimal)-不具合なし デグレード (Degraded)-RAID 1 アレイのドライブの 1 台が故障しています。再構築オプション が使用可能です。 故障 (Dead)-RAID 0 アレイのドライブ 1 台が故障しているか、または見つかりません。
構築中 (Building)-ドライブは現在、再構築操作中のターゲット ドライブです。 ベリファイ中 (Verifying)-耐障害機能を備えたアレイに格納された冗長データのデータ整合性を チェックしています。 Cache-ハードディスク ドライブまたは RAID のライト キャッシュを示します。 ON-キャッシュは [Enable] の状態に設定されます。 OFF-キャッシュは [Disable] の状態に設定されます。 アレイのセットアップ SCSISelectを使用すると、HostRAID® オプションを選択したときにアレイを作成することができます。 アレイの作成 アレイを作成する前に、アレイのディスクがシステムで接続および設置されていることを確認してから、以 下の手順に従います。 1. SCSISelect を起動します(Ctrl+A)。 2. [Configure/View HostRAID Settings] を選択します。 3.
メモ: アレイを作成するには少なくとも 2 台のハードディスク ドライブが必要です。 メモ: 選択したハードディスク ドライブがすでにアレイ構成の一部になっている場合 は、そのドライ ブは選択できません。 4. 構築する RAID タイプを選択します。選択内容を強調表示すると、ドライブの最小お よび最大数に関 する割り当てメッセージが表示されます。 を押します。 異なる RAID タイプの割り当てメッセージは、以下のとおりです。 RAID 0 最小 2 台、最大 4 台 RAID-1 最小 2 台、最大 2 台 5.
1. [Select RAID Type] ウィンドウで、[RAID-0] を選択し、 キーを押します。 2. 使用するハードディスク ドライブを選択し、 キーを押します。 3. ストライプ サイズを選択し、 キーを押します。16K、32K、64K(初期値)の うちいずれかを 選択できます。選択したドライブにパーティションがある場合は、そ のパーティションが削除される 旨のメッセージが表示されます。 4. 英数字で最大 15 文字の RAID 名を入力し、 キーを押します。次の警告メッ セージが表示され ます。 Do you want to make this array bootable? 5. アレイを起動可能にする場合は、[Yes] を選択します。次の警告メッセージが表示され ます。 Create Array? 6. [はい] を選択します。次の警告メッセージが表示されます。 Are you sure? 7.
RAID 1 アレイを作成する方法は 2 つあります。新しい RAID 1 アレイを作成するか、既存の単一のドライブ から RAID 1 アレイに移行できます。いずれかの方法で RAID 1 アレイを作成するには、以下の手順に従いま す。 1. [Select RAID Type] ウィンドウで、[RAID-1] を選択します。スペースバーで切り替え ながら使用する ハードディスク ドライブを選択し、 キーを押します。[RAID- 1 Build Option] ウィンドウが 表示されます。 2.
Do you want to make this array bootable? 4. アレイを起動可能にする場合は、[Yes] を選択します。次の警告メッセージが表示され ます。 Create Array? 5. [はい] を選択します。次の警告メッセージが表示されます。 Are you sure? 6.
成することができます。 設定済みの単一ディスクを作成するには、次のようにします。 1. [Select RAID Type] ウィンドウで、[Configured Single] を選択し、 キーを押しま す。 2.
ベリファイ (Verify)-耐障害機能を備えたアレイに格納された冗長データのデータ整合性をチェックし ています。 ドライブが見つからないという情報は、メンバが見つからず、アレイが最適化されていないことを示しま す。 スペア ドライブの追加 RAID 1 では、2 台までスペア ドライブを作成することができます。RAID を定義する前にスペアを 1 台作成 することも、後で既存の RAID 1 アレイにスペアを 1 台追加することもできます。 RAID を定義する前にスペアを作成する、または既存の RAID 1 アレイにスペアを追加するには、次のように します。 1. スペアを追加するためには、[メイン] メニューで、 キーを押します。以下のオプ ションが表示さ れます。 Add Spare Delete Spare(スペアがすでにある場合のみ使用可能) 2.
スペア ドライブを選択すると、そのドライブは[メイン] メニューでスペアとして表示されます。 アレイの再構築 メモ:再構築は耐障害機能を備えたアレイ(RAID 1)のみに適用します。 メンバが 1 つ見つからないため、 アレイの Build プロセス(つまり初期化)が中断されたり、クリティカル な状態になった場合は、Rebuild を行って、アレイを Optimal 状態にする必要があります。クリティカルな アレイの Rebuild 操作については、正常なドライブがソース ドライブになります。正常なドライブとは、破 損したデータがないディスクのことで、そのディスクの現在の RAID 状態を示します。 メモ:スペア ディスクがなく、ハードディスク ドライブも故障している場合は、アレイを 再構築す る前にスペア ディスクを作成する必要があります。再構築を続ける前に、「スペア ドライブの追加」 を参照してください。 RAID 1 のアレイを再構築するには、次のようにします。 1. [メイン] メニューで、再構築用のアレイを選択し、 キーを押します。 2.
アップ ウィンドウが表示されます。[Yes] を選択すると、メイン メニューに 戻ります。Rebuild を終 了すると、HostRAID はチェックポイントを設定します。詳細につ いては、「チェックポイント」を参 照してください。 データ整合性の確認 データ整合性を確認するには、RAID 1 は Optimal 状態でなければなりません。データ整合性を確認するに は、以下の手順に従ってください。 1. [メイン] メニューでアレイを選択し、 キーを押し、次に キーを押しま す。 2. [Yes] を選択して キーを押します。[No] を選択すると、[メイン] メニューに戻 ります。 メモ: ベリファイ プロセス中に キーを押すと、ベリファイを停止できます。[Stop Verify? ] とい うポップアップ ウィンドウが表示されます。[Yes]を選択すると、メイン メ ニューに戻ります。Verify を終了すると、HostRAID はチェックポイントを設定します。 詳細については、「チェックポイント」 を参照してください。 3.
確認オプションを選択すると、以下のメッセージが表示されます。 Depending on your disk capacity, verifying may take several minutes to several hours.Are you sure? 4. Verify が完了すると、確認メッセージとログが表示されます。終了するには、 キーを押しま す。 Verify が正常に完了しなければ、以下のメッセージが表示されます。 WARNING:Failed !!! アレイはデグレードになっているので、データをソース ディスクからコピーして、障害が発生したドライブ の再構築を開始することをお勧めします。 5. キーを押して、[メイン] メニューに戻ります。 ブータブルアレイ ブータブル アレイを作成するには、次のようにします。 1. [メイン] メニューでアレイを選択し、 キーを押し、次に キーを押して、 ブータブル機能 を選択します。 2.
が与えられます。 起動可能なことを示す B が、ドライブ ID の横に表示されます。 チェックポイント HostRAID には、操作(Verify、Rebuild など)中に SCSISelect を終了させることができるチェックポイント 機能があります。HostRAID ドライバは SCSISelect を中断したところから操作を再開します。また、ドライ バから操作を開始した場合、SCSISelect は HostRAID ドライバが中断したところから操作を再開します。 アレイの削除 ご注意: アレイを削除すると、そのアレイ上の全データが失われます。 アレイを削除するには、次のようにします。 1. [メイン] メニューで、カーソルを移動して削除するアレイを選択し、 キーを押 します。 2. キーを押します。次の警告メッセージが表示されます。 Delete Array? 3.
Drive ID 1 & 2-両ドライブの全データを削除します。 None-アレイを解除しますが、既存のデータは両ドライブ上に残っています。 メモ: これらのオプションはデータの削除後、またはアレイの解除後、ドライブを単一 ディスクに戻し ます。 4. [Yes] を選択して キーを押します。次の警告メッセージが表示されます。 Are you sure? 5.
SCSISelect を使えば、SCSI カードに取り付けられている機器の SCSI ID を一覧表示できます。そのた め、SCSI バス上の機器で、ID の重複しているものがないことをすぐに確認できます。 SCSI ID を表示するには、以下の手順に従います。 1. SCSISelect を起動します。「SCSISelect の起動と終了」を参照してください。 SCSISelect によって、Dell SCSI カードがすべて検出され、SCSI カードとチャネルごとに、モデル番号、 チャネルを表す文字、スロット番号、および PCI アドレスが表示されます。 2. SCSI カードとチャネルのうち、一覧表示しようとする機器のあるものを選択します。 Options メ ニューが表示されます。 3.
同じバス上の同じ ID に 2 つのデバイスが割り当てられていると、そのデバイスのうち 1 つしか、または まったく表示されないことがあります。この状態を是正するには、各機器に固有の SCSI ID を割り当ててあ るか確認してください。 4.
マットが開始した後は、中止することはできません。 ご注意: ローレベル フォーマット コマンドがハードディスク ドライブに送られると、 そのドライブ でフォーマットが始まります。SCSI カードは、フォーマットが完了するま で待つため、ハングアップ したように見えます。このローレベル フォーマットを中断し たり、停止させようとしたりしてはいけ ません。そのようなことをすると、ハードディ スク ドライブが破壊されて使用不能になってしまう恐 れがあります。ローレベル フォーマットが完了するまでの時間は、ハードディスク ドライブの容量と 速度によって 異なり、数分の場合もあれば数時間かかる場合もあります。ドライブのローレベル フォーマットが完了すると、SCSI カードにコマンドが送られて、ユーティリティを終了 できるように なります。 SCSISelect を使ってディスクのフォーマットや確認を行うには、以下の手順に従います。 1.
その機器に複数の論理ユニットがあり、その機器について Multiple LUN Support が有効になっている場合 は、LUN のメニューが表示されます。 5. フォーマットや確認を行おうとする装置の LUN を選択します。 小さなメニューが表示されます。 6.
目次へ戻る Windows オペレーティング システム用ドライバのイ ンストール Adaptec™ U320 SCSI RAID 0 または 1 ユーザーズ ガイド Windows オペレーティング システム用ドライバ ディスケットの作成 Windows オペレーティング システムでのドライバのインストール-Precision Workstation ドライバのインストールの確認 ドライバの更新 メモ:デフォルトの設定を変更する場合には、「RAID の構成および管理」を参照してくだ さい。 Windows オペレーティング システム用ドライバ ディスケットの作成 新しいシステムにドライバをインストールする場合または既存のシステムのドライバを更新する場合は、ド ライバ ディスクが必要です。 ドライバは、以下の方法で入手することができます。 Dell™ Support サイト(support.dell.
Dell OpenManage™ Server Assistant CD にあるドライバ、またはシステムに付属の Recovery CD にあ るドライバを使用します。詳細については、Dell OpenManage Server Assistant CD、Recovery CD、 またはドライバ ディスケットに付属のユーザ用の取扱説明書を参照してください。 Windows オペレーティング システムでのドライバのインストール- Precision Workstation Dell Precision Workstation で Windows オペレーティング システムをインストールするときに、Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 コントローラ用のデバイス ドライバをインストールするには、次のようにしま す。 1. Dell™ Windows Operating System Recovery CD からシステムを起動します。 2.
バイスを指定したら、次の手順に進みます。 7. [Windows セットアップ] 画面で、 キーを押します。セットアップによって、す べてのデバイ ス ファイルがロードされてから、Windows のインストールが続行されま す。 詳しい手順については、ご使用のシステムのマニュアルを参照してください。 ドライバのインストールの確認 デバイス ドライバのインストールを確認するには、次のようにします。 1. [マイ コンピュータ] アイコンを右クリックし、ポップアップ メニューから [管理] を選 択します。 2. 左側のパネルから、[デバイス マネージャ] を選択します。 3. SCSI と RAID コントローラの前の [+] をクリックすると、Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 が表示 されます。 デバイス ドライバで問題が表示された場合には、「ドライバの更新」を参照してください。 ドライバの更新 既存のデバイス ドライバのインストールを更新するには、次のようにします。 1. ドライバ ディスクを作成します。support.dell.
ロード ファイルに付属の指示に従って、ドライバ ディスケットを作成し ます。 2. 1 で作成した Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 ドライバ ディスケットをドライブ A: に挿入しま す。 3. [マイ コンピュータ] アイコンを右クリックし、ポップアップ メニューから [管理] を選 択します。 4. 左側のパネルから、[デバイス マネージャ] を選択します。 5. SCSI と RAID コントローラの前の [+] をクリックします。 6. Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 コントローラを右クリックし、ポップアップ メ ニューから [プロ パティ] を選択します。 7. プロパティ ダイアログ ボックスで、[ドライバ] タブを選択します。 8. [ドライバの更新..] ボタンをクリックし、デバイス ドライバの更新ウィザードの指示 に従います。 9. [デバイスに最適なドライバを検索する(推奨)] を選択して、もう一度 [次へ] をク リックします。 10.
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目次へ戻る SCSI ケーブルおよびコネクタ Adaptec™ U320 SCSI RAID 0 または 1 ユーザーズ ガイド 認定されたインターフェース ケーブルとコネクタの詳細については、www.dell.
目次へ戻る Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 の仕様 Adaptec™ U320 SCSI RAID 0 または 1 ユーザーズ ガイド 一般仕様 物理仕様 電気仕様 環境仕様 信頼性 一般仕様 仕様 説明 製造元 アダプテックジャパン モデル番号 ASC-39320 カードのサイズ 6.421 インチ x 3.
サポートしているデバイス タイプ SCSI ハードディスク ドライブ サポートしているデバイス数 チャネルあたり 15 デバイス、合計 30 デバイスをサポート ホスト バス インターフェース プロトコル 133 MHz PCI-X システム バスの転送レート 64 ビット/133 Mhz で最大 1,066 MB BIOS(Basic Input/Output System) Yes サポートしている RAID レベル RAID 0、1 SCSI コネクタ 68 ピン内部 LVD/SE コネクタ 2 つ 68 ピン外部 VHDCI コネクタ 2 つ 物理仕様 仕様 特長 高さ 3.6 inches 幅 6.421 inches 奥行き 62.6 ミル 電気仕様 仕様 説明 電源要件でんげんようけん 3.
仕様 特長 動作温度 0°C ~ 55°C 相対湿度 非動作時 65°C で 24 時間の相対湿度が 90% 動作時 25°C で 24 時間の相対湿度が 35% 25°C で 24 時間の相対湿度が 80% 信頼性 仕様 特長 MTBF 889,577 時間 目次へ戻る
目次へ戻る Adaptec U320 SCSI RAID 0 または 1 のトラブルシューティング Adaptec™ U320 SCSI RAID 0 または 1 ユーザーズ ガイド 一般的な問題 BIOS 起動のエラー メッセージ オペレーティング システムの問題 SCSI ケーブルとコネクタに関する問題 システムの CMOS の起動順序 SMART チェック 困ったときには 一般的な問題 次の表に、発生する可能性のある一般的な問題と、推奨する解決方法を示します。 問題 推奨される解決方法 システムに RAID コントローラをロードしないオペレーティン グ システムがある。 システムの BIOS(Basic Input/Output System)の構成で、PCI 割り込みの割り当 てを確認します。RAID コントローラに固有の割り込みが割り当てられていることを確認 します。オペレーティング システムをインストールする前に論理ドライブを初期化しま す。 アレイのハードディスク ドライブのうちの 1 つが繰り返し故 障する。 SCSI ケーブルを確認します。 SCSI
次の表に、起動時に表示される可能性のある BIOS についてのエラー メッセージ、その問題、および推奨する解決方法を示します。 メッセージ 問題 SCSI controller configuration error このエラーは、システムの I/O リソースの不足によるもので す。 SCSI コントローラ設定設定エラー SCSI IDx connected but not ready SCSI IDx は接続済みですが、準備はできていません SCSI IDx – Start Unit Request failed 推奨される解決方法 システムの CMOS をデフォルトの設定 に戻します。 PCI アドオン カー ドをいくつか取り外 します。 SCSI Test Unit Ready コマ ンドへの応答に失敗しました。 ドライブはスピンアップの準備 ができていません。 ドライブを交換します。 ドライブはスピンアップに失敗 しました。 ドライブを交換します。 inquiry コマンドが、特定の時 間内に完了しませんでした。 データ転送レートが下がる ので、ケーブルがゆるんで いないか確認
可能性があります。 1. デバイス マネージャで、その他のデバイス のところに、 PCI カードまたは RAID コントローラが表示されていないか調べます。 2. 表示されている場合には、それをハイライト表示し、 [プロパティ ] ボタンを クリックして、[ドライバ] タブをクリックします。 3. お使いの Windows のバージョンによって、 [ドライバの変更]、または [ドライバの更新] を選択します。 4. 画面上の指示に従ってドライバのインストールを完了します。デバイスを安 全に取り外すことができるかをテストするかどうか Windows が尋ねた ら、[キャンセル ] をクリックします。 5. システムを再起動して、ドライバのインストールを完了します。 CD から Windows オペレーティング システムをインストール しているときに、「ハード ドライブが見つかりません」というメッ セージ表示されます。 インストール中に適切なタイミングで キーが押されませんでした。 1.
ハードディスク ドライブの取扱説明書を参照してください。 困ったときには 本書のトラブルシューティング手順を実行しても問題が解決されない場合は、 Dell™ テクニカル サポートへご連絡ください(お使いの Dell™ システム の取扱説明書の「ヘルプの表示」を参照)。Dell の保証制度の情報については、システムの取扱説明書を参照してください。 目次へ戻る
目次へ戻る Adaptec U320 SCSI RAID 認可機関の情報 Adaptec™ U320 SCSI RAID 0 または 1 ユーザーズ ガイド FCC(米国連邦通信委員会)適合宣言 FCC(米国連邦通信委員会)適合宣言 CE に関する適合宣言 BSMI(台湾)に関する適合宣言 MIC に関する通知(大韓民国のみ) 電磁障害(EMI)は、空中に放射されたり電線または信号線を伝わったりする信号または放電で、無線操作 または他の安全サービスの機能を低下させたり、認可された無線通信サービスを著しく低下、妨害、または 繰り返し中断させたりします。無線通信サービスには、AM/FM の商用放送、テレビ、携帯電話サービス、 レーダー、航空管制、ページャ、個人通信サービス(PCS)が含まれます。これらの認可されたサービス と、コンピュータ システムを含むデジタル デバイスなどの自然な放射体によって、電磁環境が形成されて います。 EMC(電磁環境両立性)は、各電子機器が電子環境で適切に連携して機能する能力です。このコンピュータ システムは、EMI に対する行政機関の制限に準拠するように設計
受信アンテナの方向を変える。 テレビまたはラジオに対してコンピュータの位置を変える。 コンピュータを受信機から離す。 コンピュータとテレビまたはラジオが異なる分岐回路に入るように、異なるコンセントにコンピュー タのプラグを差し込む。 必要な場合は、Dell Technical Support の担当者またはラジオまたはテレビの技術者に相談します。 法規適合情報の詳細は、お使いのシステムの説明書を参照してください。 FCC(米国連邦通信委員会)適合宣言 メモ:本装置は、FCC規則パート15に準拠しており、その使用は、次の2つの条件に従いま す:(1) 本 装置は、妨害を引き起こさないと想定される。(2) 本装置は、不適切な操作に起因す る障害を含むい かなる障害も承認しなければならない。 FCC(米国連邦通信委員会)適合宣言 Dell™ コンピュータ システムのほとんどは、連邦通信委員会(FCC)によりクラス B のデジタル機器として 分類されています。しかし、ある種のオプションを含めることで、クラス A に評価される構成もあります。 お手持ちのコンピュータ システムがどの分類に当てはまるか判断する
をすべて確認してください。いずれかのラベルがクラス A と評価されている場合は、システム全体がクラス A のデジタル機器とみなされます。すべてのラベルが FCC ID 番号または FCC ロゴ ( ) のいずれかで区別 されるクラス B という評価になっている場合は、システムはクラス B デジタル機器とみなされます。 システムの FCC クラスがわかったら、該当する FCC の注意事項をお読みください。FCC では、Dell Inc. に よって明に承認されていない変更や修正は本機器を操作する権限を抹消する可能性があることを規定してい る点に注意してください。 シールド ケーブルに関する通知 無線通信サービスとの干渉の可能性を減らすために、周辺機器と Dell の機器を接続する場合はシールド ケーブルのみ使用します。シールド ケーブルを使用することで、目的の環境の適切な FCC 認証を維持でき ます。パラレル プリンタ ケーブルは、Dell から購入できます。必要な場合は、Dell の Web サイト (accessories.us.dell.
テレビまたはラジオと本装置の間の距離を離す。 テレビまたはラジオとは別の回路にあるコンセントに装置を接続する。 販売店またはテレビ、ラジオの修理業者にご相談ください。 FCC 識別情報 以下の情報は、FCC 規制に従って本書で記載された機器(複数の場合もあり)に与えられています。 モデル番号: ASC-39320 会社名: Adaptec, inc. Dell Inc.
EN 55022-「Information Technology Equipment-Radio Disturbance Characteristics-Limits and Methods of Measurement」 EN 55024-「Information Technology Equipment-Immunity Characteristics- Limits and Methods of Measurement」 EN 61000-3-2-「Electromagnetic Compatibility(EMC) -Part 3: Limits- Section 2: Limits for Harmonic Current Emissions(Equipment Input Current Up to and Including 16 A Per Phase)」 EN 61000-3-3-「Electromagnetic Compatibility(EMC)-Part 3: Limits- Section 3: Limitation of Voltage Fluctuations and Fl
BSMI(台湾)に関する適合宣言 コンピュータの底面、側面、または背面に貼り付けられている法規適合ラベルに、 のマークが付いている場合は、以下の項が適用されます。 MIC に関する通知(大韓民国のみ) または
お手持ちのコンピュータ(または他の Dell デジタル機器)がどちらの分類(クラス A または B)に当ては まるのか判断するには、コンピュータ(または他の Dell デジタル機器)に貼り付けられている MIC (韓国 情報通信省)登録ラベルを確認してください。MIC ラベルは、製品に適用される他の法規適合マークとは異 なる場所に貼り付けられている場合があります。製品のエミッション クラス(クラス A 製品の場合は (A)、 クラス B 製品の場合は (B))は、ラベルの 2 行目に記載されています。 メモ:MIC エミッション要件は、次の 2 つに分類されます。 クラス A の機器は業務用です。 クラス B の機器は家庭用です。 この機器は、家庭用として承認されており、住宅地域を含む任意の環境で使用できます。 目次へ戻る
目次へ戻る Adaptec U320 SCSI RAID 用語集 Adaptec™ U320 SCSI RAID 0 または 1 ユーザーズ ガイド A B C D E F G H I L M O P R S T V A Activity(アクティビティ) 「Task(タスク)」を参照してください。 Array(アレイ) 1 台または複数台の物理ディスク上の使用可能スペースから作成され、1 つまたは複数のセグメントで構成 される 1 つの論理ディスク。通常、アレイはデータの冗長性や一層の I/O パフォーマンスを得る目的で使用 します。 Array Initialization(アレイの初期化) 「Initialize(初期化)」を参照してください。 B
Bootable Array(ブータブル アレイ) 起動デバイスとして設定されているアレイ。 Build(構築) 冗長アレイのバックグラウンド初期化処理。処理の実行中も、アレイにアクセスすることができます。RAID 1 では、プライマリ ドライブからセカンダリ ドライブへ内容がコピーされます。 Bus(バス) 「Channel(チャネル)」を参照してください。 C Cache(キャッシュ) 各デバイスとの間でやりとりされるデータ用の中間記憶領域としての役割を果たす、コントローラ上の高速 アクセス メモリ。 Capacity(容量) 使用可能スペースの合計。メガバイト単位またはギガバイト単位で表されます。 Channel(チャネル) データの伝送およびストレージ デバイスと RAID コントローラ間の情報の制御に使用されるパス(また は、バス)のこと。
D Degraded(デグレード) 冗長アレイ(例えば RAID 1)の 1 または複数のメンバが故障したもの。データは完全でも、冗長性は失わ れた状態にあります。更に故障すると、データの損失に繋がります。 discovery(ディスカバリ) システムまたはサブシステムの情報を入手する手段となるプロセス。 disk(ディスク) 「Hard Disk(ハードディスク)」を参照してください。 Disk ID(ディスク ID) バス番号、SCSI ID、LUNで構成されます。例: 1:04:0。「バス」、「LUN」、「SCSI ID」を参照してくだ さい。 drive light(ドライブ ライト) 読み書き操作中に点灯しているハードディスク ドライブのインジケータ。 E Enclosure(エンクロージャ) ハードディスク ドライブの物理的筐体で、内部的または外部的にコンピュータに接続できます。エンクロー
ジャには通常 1 つまたはそれ以上の電源、ファン、および温度センサがついています。 enclosure ID(エンクロージャ ID) バス番号、SCSI ID、および LUN で構成されます。例: 1:04:0。「バス」、「LUN」、「SCSI ID」を参照し てください。 Enclosure Management Device(エンクロージャ管理デバイス) 「Enclosure(エンクロージャ)」を参照してください。 Event(イベント) 変更が行われたことを示すシステムからの通知または警告。 Event Log(イベント ログ) 前回のコントローラ アクティビティやエラーの情報の管理に使用するファイル。 Event Notification(イベント通知) システムがイベント発生の情報を通信するのに使用する手段。 F 故障 単一ドライブに故障が発生した非冗長アレイ、または複数のドライブに故障が発生した冗長アレイの状態。 故障したアレイは、アクセス不能になり、データが損失します。
Failover Drive(フェイルオーバー ドライブ) 「Hot Spare(ホット スペア)」を参照してください。 Fault Tolerance(耐障害機能) ハードウェアまたはソフトウェアに障害が発生した場合に、システムが動作し続けるための機能。耐障害機 能は通常、システムの主要なコンポーネントを複製することで実現できます。 Fault-tolerant Arrays(耐障害機能を備えたアレイ) 複製したコンポーネントを持つアレイ(RAID 1 および RAID 10)。 G Global Spare(グローバル スペア) ホスト バス アダプタ(HBA)に関連付けられているアレイを構成するハードディスクに障害が発生した場 合に、自動的にそれに取って代わるスペアのハードディスク。 H Hard Disk(ハードディスク) SCSI バス上の物理的なハードディスク ドライブ。 host adapter(ホスト アダプタ)
ストレージ デバイスへの入出力をサポートするが、RAID はサポートしない電子回路。 HostRAID チップ上のインテリジェント RAID。エントリ レベルの RAID 機能を SCSI ASIC およびホスト バス アダプタ に追加する Adaptec 製品。 Hot Spare(ホット スペア) アレイのメンバであるハードドライブで、日々のデータ保存には使用されず、障害が発生した場合にアレイ 内の他のドライブの代替ドライブとして使用するために保有されているドライブ。 I Initialize(初期化) コントローラがディスクを使用できるようにするための、ディスクの準備プロセス。ディスクが初期化され ると、コントローラはディスクに RAID シグネチャを書き込みます。 Initialized array(初期化済みアレイ) データの読み書きができる状態のアレイ。 L logical device(論理デバイス) Software Management ツールで構成されるまでは存在しない、アレイやスペアのような読み書きリソー
ス。 Logical Unit Number(論理ユニット ナンバー) 「LUN£を参照してください。 Low-level Format(ローレベル フォーマット) ディスクからファイル システムを完全に削除するために、ドライブのファームウェアによって実行されるプ ロセス。 LUN Logical Unit Number(論理ユニット ナンバ)の略称。SCSI ターゲットのサブデバイス(論理ユニット)に 割り当てられた番号。各 SCSI ターゲットは 0 から 7 までの番号がついた最高 8 つのサブデバイスを持つこ とができます。しかしほとんどの SCSI デバイスは 1 つしかサブデバイス(LUN 0)を持ちません。 M Mirroring; mirrored array(ミラーリング、ミラー アレイ) RAID 1 の同義語。2 台以上のハードディスク ドライブに同一のデータを常にコピーすることで、完全な冗 長性を実現します。ミラーリングにより多少パフォーマンスは低下しますが、耐障害性が高まります。 Monitoring(モニタリング) システム イベントを受信、表示、およびログ記録
O Off-line array(オフライン アレイ) 応答していないアレイ。 Optimal(正常) アレイが完全に稼動する状態。冗長アレイの場合は、アレイ全体が保護されている状態。 P parity(パリティ) RAID において、ディスク アレイで故障したハードディスク ドライブのデータを再作成する場合に使用する 冗長性の形式。RAID レベル 2、3、4、および 5 で使用します。 physical resouce(物理リソース) サーバに設置された Adaptec Family Adapter 製品、チャネル、および SCSI機器。 poll(ポール) ディスカバリ情報の検証。 R RAID
Redundant Array of Independent(Inexpensive)Disks の頭文字を取ったテクノロジーの名前。カリフォル ニア大学バークレー校の研究者により 1987 年に初めて作成された、耐障害機能とパフォーマンスの向上を 実現する一連のディスク アレイ アーキテクチャ。 RAID 0(striping)(RAID 0(ストライピング)) 異なるディスク上に存在する同じサイズの複数のセグメントで構成される、シングルレベル アレイ。RAID 0 では、各ドライブ上の同じサイズのセクションに、データが均等に分散(ストライピング)されます。RAID 0 アレイは冗長性を提供しません。 RAID Level 5(RAID 1(ミラーリング)) 2 台の異なるドライブ上に存在する 2 つの等しいセグメントで構成される、シングルレベル アレイ。2 台の ディスク ドライブ上に同じデータを格納することで冗長性を実現します。 Rebuild(再構築) 冗長性のある RAID アレイにおいて、故障したハードディスク ドライブの全データを 1 台または複数台の代 替ハードディスク ドライブに
生き残っているメンバが故障したハードディスク ドライブからデータを集合的に置き換えるため、冗長性が あります。 S SCSI Small Computer System Interface の略称。各種周辺機器(ディスク ドライブなど)をコンピュータに接続 するために使用するパラレル インターフェースの標準。SCSI は ANSI 標準ですが、さまざまなバリエーショ ンがあります。 SCSI array(SCSI アレイ) 同一の SCSI アレイ コントローラに接続し、単一のストレージ ユニットとしてアクセスされるハードディス ク ドライブのグループ。実際は、アレイが複数のディスク ドライブで構成されていることはユーザには見 えません。 SCSI array controller(SCSI アレイ コントローラ) SCSI アレイを制御する電子回路。 SCSI Device ID(SCSI デバイス ID) 「SCSI ID」を参照してください。 SCSI ID The number assigned to each SCSI device attached to a SCSI bus.
server(サーバ) ネットワーク環境で他のコンピュータがサービスを使用できるように設定されたコンピュータ。通常サーバ は、ディスク ストレージ、電子メール、またはデータベース機能を扱います。 SMART Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology の略称。このテクノロジーを実現するハードディスク ドライブは、連続してそのパフォーマンスを分析し、数時間後にドライブが故障する可能性があると判断し た場合に警告を出します。 Spare(スペア) 1つまたは複数のアレイに割り当てられ、ディスクの故障の場合に取っておくためハードディスク ドライ ブ。スペアは自動的にアレイで故障したハードディスク ドライブを交換します。 stand-alone hard disk (スタンドアローン ハードディスク ドライブ) アレイの一部では ない ハードディスク ドライブ。 ストライプ サイズ アレイのディスク間でデータまたはパリティ情報をストライピングするのに使用するサイズ。 striping, disk; striped array(ストライピング、
subsyste(サブシステム) ストレージの管理および監視を制御するソフトウェアおよびハードウェアの集合。 system(システム) 広義でサーバ、ネットワーク クライアント、またはスタンドアローン ワークステーションを意味します。 T target ID(ターゲット ID) 「SCSI ID」を参照してください。 Task(タスク) RAID コントローラ上のみで、他のすべての操作とは非同期に実行される処理。たとえば、ディスクの初期 化やアレイの検証など。タスクの中には時間がかかるものもあります。タスクの実行中に RAID コントロー ラが集中的なデータ I/O を実行する場合はさらに時間がかかります。 V Verify(ベリファイ) 耐障害機能を備えたアレイに保存された冗長データの整合性をチェックするプロセス。 virtual devicハードディスク ドライブ
HostRAID でサーバに構成されるまでは存在しないアレイおよびスペア。 Virtual Device Order(仮想デバイスの順序) サーバの起動時に、コントローラに接続しているアレイ、個々のハードディスクなどのデバイスをサーバの オペレーティング システムが検出する順序。 目次へ戻る